韓国ドラマ「清潭洞(チョンダムドン)スキャンダル」を観て-第41~60話-
2014年
配信全119話(1話約37分)
「これまでのあらすじ」
ウン・ヒョンスはデボク商事理事を務める夫スホと 義母でありデボク商事の会長でもあるカン・ボクヒ そしてスホの弟ギョンホとその妻ジェニとの4人暮らしだった。
子供を望むヒョンスは義母から渡された妊娠力を高めるという栄養剤を2年間飲み続けていたが妊娠には至らなかった。
一方同じ薬を飲んでいた義妹は体外受精によって妊娠した。
しかしその後ヒョンスの薬にだけ混入されていた一錠が避妊薬だったと知る。
薬の件を知りショックを受けたヒョンスは家に戻れずにいた。
それは義母の仕業であった。
義妹が義母を疑い事実を確かめたが日頃からヒョンスに対して嫉妬心があった義妹は義母と契約を交わす。
避妊薬の件をヒョンスに隠し通す代わりに義妹の父親の会社を助け自分のお腹の子の将来の安定を約束させるものだった。
ヒョンスを家に戻す為 避妊薬を混ぜたのは義妹の仕業になる。
義妹と義母の間に取引が行われ義妹がヒョンスに謝罪する事で終わらせたのだ。
しかしその義妹は流産する。
義母は冷たい言葉を浴びせた。
義妹の傍には寄り添うヒョンスの姿があった。
その後夫スホの涙ながらの説得により家に戻ったヒョンスだった。
落ち着き始めた家族の中に再び波風が立つ。
夫のスホが無精子症であるとの診断を受けたのだ。
妻には秘密にしていたが義母が知り動揺する。
また夫の愛人だと名乗る女が現れた。
激しく動揺するヒョンスだった。
感想
スホが無精子症である事は義母も知る事になるのですが 一方流産したジェニ(次男の嫁)は妊娠が望めなくなっていました。
ボクヒは最愛の息子スホの病気を知り酷く落胆しました。
デボク商事に跡継ぎが出来ない状況になったのですね。
なによりも跡継ぎに執着心を見せる義母だったのです。
そしてジェニを子供が産めないという理由で家から追い出そうとするのですが 簡単には義母の思惑通りにさせないジェニなのです。
義母は驚く提案をスホに持ち掛けました。
まだスホの病気を知らないヒョンスにスホとの人工授精をさせようというのです。
スホには精子バンクに登録されている中から選択する旨を伝え了承を得るのです。
スホは何度も反対をしましたが自分の子供だと思って育てればいいと説得され これもデボク商事の為でありヒョンスに自分の病気を隠し通す為でもあると言い含められるのです。
スホはなによりも無精子症である事をヒョンスが知ると自分から離れていくという恐怖心があったのですね。
子供が欲しいと言うヒョンス 親になりたいんだというヒョンスの気持ちを誰よりも解っていたスホですからその望みを叶えられない自分自身に強い失望感を抱いていたのです。
それでもどうしてもヒョンスを失いたくない強い想いがやがて母親ボクヒの提案に頷く事になったのですね。
ですが義母にはスホに秘密にしている事がありました。
デボク商事の後継者になる子供の父親がどこの誰かも分からないなんて許せるはずもなかったのです。
自分の血を引く者でなければならないのです。
それはジェニが妊娠できない体になった事で急遽義母の頭に浮かんだのは ジェニの夫でスホの弟ギョンホでした。
ギョンホは妻が流産に依って妊娠を望めない事は知らずにいたのです。
ですから ギョンホにはジェニとの妊娠の為に検査を受けなさいと指示し 担当医と義母との間で内密にヒョンスと人工授精させようと計画するのです。
ですが義妹ジェニに知られてしまうのです。
ジェニは自分を追い出し夫と義姉を騙し人工授精を施そうとする義母に憎しみを抱くのです。
夫の愛人は以前彼の秘書をしていたチュ・ヨンインという女性でした。
スホの子を妊娠していると爆弾発言していたのです。
彼女の存在を知った義母ボクヒは身元調査をしましたが結果孤児であった事が分かり 子供を産ませる訳にはいかないとし中絶を強要しました。
また夫スホも同じく中絶を望むのです。
この頃はまだ夫自身検査をする前でしたね。
そしてスホと共に病院へ到着したヨンインは彼が少しの間目を離した隙に逃げ出したのです。
妊娠が嘘だとバレるのが怖かったのですね。
ボクヒは彼女を探し出し精神病院へ送り込む様部下に命令したのです。
ヒョンスの人工授精の邪魔をさせない為でした。
ヒョンスは自分にメールを送って来たり 夫の秘書だと名乗り家に上がり込んで来たヨンインが気になり電話番号を手に入れ連絡を取りました。
彼女に会いに出向いた時 ヨンインは見知らぬ男達に連れ去られる寸前の状態だったのです。
義母が送り込んだ人たちで彼女を精神病院へ入れる為でしたね。
ヒョンスがそれを阻んだ形になったのです。
そして夫との関係を尋ね 愛人である事を知りますが 更に驚く言葉を聞いたのです。
「彼は無精子症」であると。
ただこの時はヒョンスも興奮状態でありこの言葉をあまり気に留めてはいなかったのです。
ヒョンスはヨンインとの関係を夫に訊くのですが スホは「あいつはストーカーだ 精神疾患があるんだ」と言うだけなのです。
ヒョンスは夫の病気を知る事になるのです。
それは義妹からでした。
義妹ジェニは義母の企てたヒョンスの人工授精の提供者が自分の夫であると知り 激怒しヒョンスの留守電に「人工授精は止めた方がいい。お兄さんは無精子症だ」とメッセージを送ったのです。
そうしてヒョンスの知るところとなりヒョンスは後日医師に夫のカルテを見せて貰い確認したのでした。
そんな状態であるにも関わらず義母と夫はヒョンスへ人工授精を持ち掛け 彼女としては当然自分と夫スホの受精卵だと信じていたのです。
しかしそれが義弟の精子であり義弟自身も知らずにいる事。
ふたりが自分を騙していたと知り ヒョンスは思いがけない事を医師に告げたのです。
「人工授精の件はこのまま続けてほしい」「但し二人には私が此処へ来た事は秘密にしてほしい」と。
ヒョンスは改めて夫に訊ねるのです。
少し前には愛人をストーカーだと言い通す夫 その後無精子症を隠し自然妊娠が出来ないという言葉に変えて説明した夫でした。
そして人工授精を考えようと言ってきた夫でした。
ヒョンスはもう隠している事はないのか・・秘密はないのか・・と訊ね 何も隠していないと応える夫なのです。
夫と義母はヒョンスに気付かれた事は知らずに体をいたわり優しく接してきました。
そうして受精の実行日を迎えたのです。
ですが病院で待つ二人の前にヒョンスは現れませんでした。
義弟に秘密にしている為再度検査と言う名目は直ぐには使えない事で義母の苛立ちは凄まじかったのです。
ヒョンスは寝坊したと嘘を言い買い物袋を抱えて義母の前に現れたのです。
その袋を蹴飛ばした義母は怒りに任せて精子の提供者は次男のギョンホである事を口走ってしまったのです。
それを聞いていたギョンホとジェニそしてスホでした。
ギョンホは検査と偽って自分が利用されていた事を知り怒りが抑えられずにいました。
また初めて妻ジェニの不妊も知るのです。
そしてスホは精子提供が弟だと知ったのです。
自分が口走ったにも関わらず全てヒョンスのせいだと彼女を恨む義母なのです。
ヒョンスは指輪と離婚届を置き家を出ました。
ヒョンスは絶望の中にいましたが 食堂で泥棒扱いされてしまうのです。
そうして警察で事情を訊かれるのですが 彼女の家族に来てもらうと連絡先を訊かれても答えられず その時咄嗟に以前故郷へ行った時に一緒だったソジュンを思い出し連絡をするのです。
ソジュンは直ぐに来てくれヒョンスを保護してくれたのです。
彼がヒョンスの様子から何かあったのだと察し祖母の家に連れて行ってくれました。
祖母はゆっくり休みなさいと声を掛けてくれたのです。
そうしてヒョンスとソジュン それに祖母。
更にその祖母の元を訪れるセランという女性との運命的ともいえる出会いがあったのです。
ヒョンスが離婚を決意し家を出てから夫のスホは彼女を探し回りソジュンの祖母の家を付き止めます。
また義母もヒョンスを探し出し半ば強引に連れ戻そうとしますが ソジュンの祖母が追い帰すのです。
離婚したくないスホはその後何度もヒョンスの前に現れますが彼女の意思は固いのですね。
そしてその側にはソジュンの姿もあるのです。
ソジュンには妹の様な存在のジュナという女性がいるのですが このジュナのソジュンへの執着が強いのです。
そのソジュンの傍にいるヒョンスの事が気に入らず何度となく引き離そうとするのですね。
ジュナが不安を覚える理由はソジュンがヒョンスに見せる表情にあったのです。
ソジュンの祖母は鍼灸院の院長ですが そこへ頻繁に足を運ぶのがジュナの母親セランだったのです。
セランには30年間探し続けている女性がいました。
そしてそんな彼女の苦しみを見て来たのがソジュンの祖母だったのです。
セランには30年前産まれたばかりの女の子がいたのですが 目を離した隙に誘拐されてしまったのです。
そして赤ちゃんを抱く女性とすれ違いその人の顔を覚えていたのですね。
その女性の写真を手にずっと探していたのです。
しかし情報は得られず当時の捜索の際に使用したチラシを今でも持ち続けているのです。
ある日突然の不幸が訪れるのです。
義弟のギョンホが交通事故で亡くなったのです。
ヒョンスの耳には遅れて入った訃報でした。
急いで葬儀場へ出向いた彼女に義母は髪の毛を掴み怒りを爆発させたのです。
ギョンホが死んだのはヒョンスのせいだと喚くのでした。
その様子に止めに入り逆に強い怒りをぶつけた人がいたのです。
ヒョンスの母でした。
アメリカに居ると知らされていた母が目の前にいる事に驚くヒョンスでした。
さすがに長いドラマなので展開の順番を忘れてしまいますね。
ヒョンスは離婚に迷いは無いのですが 夫のスホはどうしても別れたくないのですね。
ヒョンスがいないと僕は死ぬとまで言うのです。
何度も何度もヒョンスを訪ねますね。
そしてソジュンは夫や義母の事で悩むヒョンスに元気を与えてくれるのです。
そのソジュンに対してあなたがいないと生きて行けないとすがるのがジュナですね。
彼女も死ぬと言ってしまう人なのです。
アメリカにいるはずのヒョンスの母親が突然現れました。
この後は母親の過去が明るみになるのですね。
61話目からはまた少しまとめて観終えたところで忘れないうちに投稿しようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪