韓ドラ「清潭洞(チョンダムドン)スキャンダル」衝撃の真実!第91~119最終話
2014年
配信全119話(1話約36分)
「これまでのあらすじ」
ウン・ヒョンスは義母から2年間避妊薬を飲まされていた事に気付かされ また夫は結婚前からの相手と不倫関係を続けていた事 更に無精子症を隠され義弟の精子を使用し自分との人工授精を施そうとする義母の提案に乗っていた事を知り離婚を決意し家を出た。
義弟のギョンホもその事実を知る事となり母への怒りが収まらずにいた中 交通事故に遭い亡くなった。
葬儀中義母がヒョンスに暴行を加え止めに入ったのがヒョンスの母だった。
アメリカに在住していると信じていた母はずっと韓国にいたのだった。
義母のカン・ボクヒは自社のデボク商事の跡継ぎを望めなくなり 末息子を亡くしその原因の全ては自分に逆らったヒョンスにあると逆恨みし絶対に不幸にしてやると執念を燃やす。
ボクヒは親友のJBグループ会長の妻セランの処で一枚の古い写真を見つけた。
その人はセランが長年探している女性でありその理由も知る。
写真の女性はヒョンスの母親であると気付いたボクヒだったが名前が違っていた。
不信感を覚え直後調査した結果直接ヒョンスの母を訪ね 偽名を使っていた理由を知る。
ボクヒはヒョンスが母の過去に犯した罪を知らずにいる事から 利用する事を考える。
そこには30年前子供を失った母がいてその子を誘拐した女がいたのだった。
感想
ヒョンスは母親の犯した罪を知らずにいましたが ある日お世話になっている鍼灸院の院長の部屋で古い写真を見ました。
それは母の写真だったのです。
自分の母親だとは言わずにその女性の事を訊ねると 30年前JBグループのセランの子供を誘拐した人だと教えられたのです。
ヒョンスの衝撃は大きく動揺を隠せない程でしたね。
そうして直接母親に訊いたところヒョンスを誘拐した事 偽名を使っていた事全てを認めたのです。
そしてヒョンスは本当の母親がセランである事も同時に知ったのです。
ですが直ぐに名乗る事が出来ずに悩み続けるヒョンスでした。
誘拐した育ての母を許せない気持ちがあるのですが またこれまで自分を愛し育ててくれた母としての愛情も捨てられず悩む日々なのです。
親友セランの元へ偽の娘を送り込んだボクヒでしたが ヒョンスが真実を知ったとはまだ知らずにいました。
またその偽の娘ヨンインは未だにスホ(ヒョンスの夫)に未練があり結婚を迫る様になるのです。
しかしスホはヒョンスを忘れる事が出来ないのですね。
一方ヒョンスの義妹だったジェニは 姑だったボクヒに父親の会社を潰された恨みを持ち また夫だったギョンホの死後冷たく家を追い出された経緯などがあり ボクヒが一番大切にしているデボク商事を奪い復讐を果たす事を心に秘め動いていたのです。
そしてヒョンスと手を組むのですが ふたりの後にはヒョンスを嫌っていたジュナも仲間に加わるのです。
ジュナはボクヒの挑発にのり弱みに付け込まれて偽の娘と母親の親子鑑定の証拠を偽装していたのです。
既に実の娘はヒョンスであると知っていたジュナは ボクヒからヒョンスの髪の毛を受け取り 自分の母親セランとの鑑定に出していたのですね。
鑑定は親子関係成立でした。
セランはそれをヨンインと自分の物だとボクヒから説明を受けていた為 疑う事無く信じたのですね。
ジュナはその後母親を騙している事に罪悪感と不安を覚えるのですが ボクヒはそんな彼女を守る気は無いのです。
そしてもしもセランにバレた場合全ての責任をジュナに被せるつもりでいる事を彼女は知るのです。
ジュナはヒョンスに自分の知っている事そして悪事を働いた事全てを打ち明けたのです。
ジュナの母セランはヨンインに不信感を抱くようになるのですね。
それはスホの不倫相手だったと知ってからでした。
それまでスホと会った事は無いと言い セランの前でも自然にスホに挨拶をしていたのです。
なぜあんな風に自然に嘘を付けるのかとヨンインの人柄などに疑いを持つのです。
そしてセランがDNA鑑定を密かに進めたのですが そのきっかけはヨンインの赤ちゃんの時の写真が自分の子供と違う事に疑問を持ったからなのですね。
産まれて直ぐに親に棄てられたヨンインは施設で育ったのですが記録簿に載せられた1歳の時の写真が何故かセランの元に匿名で送られて来たのです。
それを見て鑑定を依頼したのです。
そうして数日後親子とは認められないという結果が出たのです。
セランはなぜ親友のボクヒが嘘を付いて彼女を自分の元に送り込んだのか 不信感はヨンインだけではなく娘を見つけたと言って連れて来たボクヒに向いたのです。
やがてセランは全てを知るのです。
ヒョンスが実の娘である事も。
しかしセランは大きな苦しみに遭うのです。
実はボクヒからヒョンスに関する嘘の話を聞かされそれを鵜呑みにして 彼女に冷たく接していた時期があったのですね。
それまではヒョンスに対してとても好意的だったセランでしたので 突然豹変した自分への態度にヒョンスは悲しい想いをしていたのです。
セランは自分の子供なのに気付かなかった事や冷たくしてしまった事に自分を責め続けたのでした。
でも自分を平気で騙してきたボクヒに対する憎しみと怒りは強く すぐに反撃するのではなく理性的に彼女を追い詰めどん底まで落とす事を始めるセランなのです。
ジェニはデボク商事の二重帳簿を手に入れる為 少しずつボクヒを追い詰めるのです。
その為に自分を信用させる事に専念するのです。
ボクヒは未だにヒョンスの件(セランの実子)をセランに知られていないと思い込んでいますね。
ですがセランはこれまで通りを演じ 親友として接する中でデボク商事の取引先に手を回したり 資金難に悩むボクヒに偽の投資家の話で援助出来ると安心させたりするのです。
セランの人柄を信じているボクヒは資金面は心配ないと更なる事業拡大に走るのです。
息子のスホも母親の暴走する悪事を止める為にボクヒの持ち株を奪う事にするのですね。
後にそれをヒョンス名義にしたと知るボクヒは激怒しますが 実はその株の持ち主はヒョンスではありませんでした。
デボク商事の筆頭株主になったのはジェニだったのです。
ボクヒはセランの怒りを買い全て知られていた事に愕然とするのです。
偽の娘ヨンインは家を出て行きました。
そしてヒョンスとセランは親子として対面するのですね。
ですがある夜でした。
一台のバイクがヒョンスを襲ったのです。
そしてそのヒョンスを庇い事故にあったのが育ての母でした。
母は頭を強く打ち手術が必要だったのですが皆が知らない内に病院を抜け出したのです。
そして数日後セランが探し出しヒョンスと一緒に母の元を訪ねたのです。
しかしそこで見たのは魂が抜けた様に呆然と座り込んでいる母の姿でした。
セランは声を掛けたのですが母の目には映っていないのです。
母は失明していたのです。
その姿に涙を浮かべながら声を押し殺すヒョンスでした。
悪事に悪事を重ねたカン・ボクヒは受刑者となりましたね。
容疑はヒョンスへの殺人教唆や裏帳簿の発覚などでした。バイクの男の証言でボクヒの依頼である事が判明したのです。
ヒョンスが記者にこれまでのカン・ボクヒの悪事を暴露し 嫁に対しての避妊薬や人工授精の経緯などを語り社会的に抹殺しようとしましたね。
記者は一旦はボクヒからの妨害に遭い記事を取り下げたのですがその後再び掲載したのです。
その後ろに居たのがJBグループだったのです。セランですね。
デボク商事とボクヒは社会の非難を浴びたのです。
その記事のタイトルが「清潭洞(チョンダムドン)スキャンダル」だったのですね。
離婚を受け入れたスホは会社を辞め行き先は告げずに旅立ったのです。
そして苦しめてしまったヒョンスに対してこう言いましたね。
「お前を愛して悪かった・・守れなくてすまなかった・・」と。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪