韓国ドラマ「ハイド－私の夫の秘密－」を観て~最終話~

2024年

配信全12話（１話約59分）

3月23日~4月28日

全話配信済み

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「簡単あらすじ」

第12話（最終話）

ソンジェはスイスへ向かう為 金信物産の船で中国へ渡る事にした。

その際金信物産代理との間でお金と引き換えに邪魔になったヨンジュの殺害を引き受けた。

同行していたヨンジュはソンジェの魂胆を見抜いていた。

ソンジェは迷わず暴行を加えたがそこにムニョンとト・ジヌが現れる。

しかしヨンジュが思わぬ行動に出た。

ムニョンを道連れに海に身を投げたのだ。

ト・ジヌが救助に向かい飛び込んだが その直後ソンジェを乗せた船は港を離れた。

感想

夫だったソンジェは落ちるところまで落ちましたね。

ヨンジュを躊躇なく殴り壁に叩きつけ殺害寸前でしたが ムニョンとジヌの登場で彼女は一命を取り留めました。

ソンジェの牙はジヌに向かいその後ムニョンにも向くところだったのです。

ヨンジュはムニョンを押さえつけ海に飛び込みました。

ジヌが直ぐに救助に向かいましたが 船が出航した事でソンジェを取り逃がしたのです。

三人は救助され病院へ搬送されましたがヨンジュは命に別状はないのですが意識が戻らずにいたのです。

そしてもうひとり緊急搬送され治療中の人物がいたのです。

ムニョンの父親が拘置所で自殺を図っていたのです。

船上でヨンジュはムニョンに贈り物が届くはずだと言ったのです。

父親の訃報を意味していたのでしょうが一命を取り留めた事を知り ヨンジュはムニョンを道連れにしようと思い付き海に身を投げたのでした。

スイスへ渡り横領した大金を引き出しに来たソンジェです。

その頃母国の警察はソンジェが成り済ましているファン・テスのDNA鑑定書に基づく調査をしていましたね。

テスの死亡が確認されればソンジェはお金を引き出せなくなり彼を殺人犯として逮捕出来るのです。

ソンジェはファン・テスのパスポートで入国し テスとしてお金の引き出し手続きをし その後もテスとして生きる算段だったのでしょうけれど 彼のシナリオ通りには運びませんでした。

ファン・テスの死亡が確認されたのです。

直後スイスの銀行へ連絡が入りテスの名前を語り手続きを執っているソンジェに「あなたはファン・テスさんですか？」と訊ねたのです。

一瞬で危機感を覚えたソンジェは逃げ出しました。

そして金信物産が仕向けた男達に暴行を受け窒息死寸前の処で警察によって救われたのです。

ムニョンの父の意識が戻りその後会長殺害の再審を受け無罪になりました。

弁護士として父親に虚偽の自白をさせたのはムニョンでしたね。

父はこれからひとりで生きて行くと言い残しムニョンの前から去りました。

そしてムニョンも弁護士バッチを外し被告人席に座ったのです。

25年前 まだ子供だったとはいえ遺体を父親だと嘘の供述をした事は事実であり その為にヨンジュを苦しめた事 全てを受け止め法の下に審判を委ねたのですね。

彼女は懲役一年執行猶予二年の判決を受けました。

ヨンジュは回復後逮捕され 殺人罪・横領の罪等で実刑でした。

刑務所にいる彼女の手首には自傷の跡がありました。

ソンジェの母は息子の行いを全て知った上で庇い続けていましたね。

その母も逮捕されました。

ファン・テスに対する暴行や殺人・誘拐の罪でした。

金信物産の代表は殺人と横領の疑いで逮捕されました。

そしてスイスにいるソンジェですが 名前も住所も分からない身元不明者として入院していました。

彼の症状は記憶を失っているのか 敢えて何も話さないのか分からないのですが 同じ病室の患者さんのお見舞いに来ている女の子をただ懐かしそうに泣き出しそうな瞳で見つめているのです。

全てが終わりました。

ムニョンと娘のボムは新居に移り新たな生活を始めたのですね。

ボムは父親の事を話さなくなっていました。

静かな暮らしを取り戻したムニョンでしたが 漸く緊張の糸が解れ始めたのかその頬には涙が流れていました。

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ソンジェは結局大金に目が眩んだのですね。

自分を亡き者にし名前を消し 殺した男を身代わりに仕立てその男に成り済まし生き延びるつもりだったのですが 最終的にはその名前も失い自分を名乗る術を失くしたソンジェでしたね。

不法入国者となったけれど送り返す国も分からず 身動きが取れないソンジェは生きる屍の様になったのですね。

もう二度と娘に会うことはないのです。

ヨンジュは子供の頃検事になるのが夢だった様です。

ですが子供だったとは言え 嘘の証言をしたムニョンが検事になり幸せな家庭を築いている現実に対しての嫉妬と憎しみはかなり根深いものでしたね。

話数は短いドラマでしたが 配信を待ちながらの投稿は少し緊張感がありました。