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韓国ドラマ「ナミブ-砂漠と海の夢-」を観て~第9・10話~

 
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りこです。 北海道在住 猫好き・ お笑い・韓流ドラマ・ 野球・音楽・散歩・掃除が好きです。
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2024年

配信全12話(1話約60分)

24/12/23~毎週月・火曜日配信

現在 第9・10話 迄配信済


これまでのあらすじ

「パンドラエンターテインメント」を追い出された代表のカン・スヒョンと歌手志望のユ・ジヌ

彼を売り出す為に受けたオーディションでは第一ラウンドを勝ち上がり次のステップに進む。

しかしそこでジヌは先輩のイ・ハニョンからの伝言を聞かされる。

以前ジヌが運転代行し事故を起こした件についてだった。

その車には薬物が積み込まれていたのだ。

ジヌは知らずに運転していたがそれが通る話では無いと知る。

ハニョンから運転の件を知られたくなければオーディションで自ら脱落しろという伝言だった。

迷い悩んだジヌはステージ上で予定曲と違う曲を歌い始めた。

そうしてその結果曲の変更を理由に脱落したのだった。

カン・スヒョンはジヌを売り出しその後大手事務所への譲渡を目論んでいたがそれも危うくなる。

スヒョンは譲渡金がどうしても必要だったのだ。

そんなある日新たな芸能事務所からジヌの引き抜きを持ち掛けられた。

移籍金を目にしスヒョンは彼を売る事にする。

何も知らされずジヌが連れて行かれた事務所でスヒョンと夫は譲渡契約を済ませた。

漸く事態を呑み込んだジヌはマネージャーとしてスヒョンを指名した。

感想

マネージャーになる事はなかった様ですが ジヌは移籍に関してその理由をスヒョンに訊ねました。

「これから勝負という時にどうして僕を売るような事を」と。

スヒョンは

「いい事務所だからあなたをちゃんと育ててくれるわ」と応えたのです。

しかしその言葉を鵜呑みにするジヌではありません。

「本当の理由を」と食い下がるのです。

スヒョンは正直に応えました。

「工場を手に入れるため」と。

それを聞いたジヌは知ったのです。

息子のシム・ジヌの為に大金が必要であり自分を利用し譲渡金を手に入れたという事を。

それでもジヌは捨てないでくれとスヒョンにすがるのです。

ですがそんな彼に対して冷たく突き放し去り際にこう言いました。

「私とも母親ともそしてイ・ハニョンとも縁を切りなさい」

「自分を縛り付けてきたものと離れてやり直しなさい」と。

泣きじゃくりどうしていいのか戸惑うジヌでした。

「TAエンターテインメント」に移籍したユ・ジヌはグループでのデビューとなりCMにも出演する様になったのです。

そこに新たな男性タレントが加わるのですがそれは以前受けたオーディションの時ペアを組んだ男性でした。

彼もそのオーディションでは決勝進出を逃していたのです。

更にはイ・ハニョンの伝言をジヌに伝えた男でもあったのです。

そこで新たに知ったのはイ・ハニョンはジヌを事故の件で脅迫したけれど 「自ら脱落しろ」とは言わなかったという事でした。

その言葉を敢えて選んだのはその男だったのです。

敵は少ない方が良いという理由でジヌを蹴落とす為だったのですね。

ジヌのデビューへのレッスンは順調に進んでいましたが ここでまたも試練が訪れたのです。

あのオーディションで不正があったのではないかという疑惑が沸き起こったのです。

それは「パンドラエンターテインメント」のレッスン生が全員本選出場を果たした事も有り不正が疑われたのですね。

この件でスヒョンにも事情を訊ねる記者でしたが その際ジヌは自分と一緒にパンドラを出ていた事を説明したのです。

残る二人の内どちらかが不正により勝ち上がったと推測されその後ひとりに絞られました。

ハナという女性はパンドラの新代表が就任した直後にレッスン生になったのです。

そして新代表ヒョンチョルがオーディションのプロデューサーに「ユ・ジヌを落とせ」

「ハナを勝たせろ」と指示を出していたのです。

またスヒョンへ電話取材をした記者は不正の対象がハナであると証言を求め見返りにユ・ジヌは無関係であるという記事を出すと言ってきたのです。

その結果カン・スヒョンが証言したという見出しでの記事が広まったのです。

その記事を見たヒョンチョルはハナの記事から目を逸らさせる為にユ・ジヌに関する情報を提供するのです。

それもまたかなり歪曲した誹謗記事なのですが ジヌはそれにより追い込まれてしまうのです。

「TAエンターテインメント」では世間のジヌへの批判を受け CM契約も見直され違約金が発生するという事態が迫っていたのです。

ジヌ本人からの説明に対しても訊く耳を持たず「あったか なかったか」の二択を迫るだけなのです。

その記事というのは「パンドラエンターテインメント」を解雇された直後生活の為にとイ・ハニョンが紹介してくれたクラブでのバイトだったのです。

しかしその店に入る時の写真が夜な夜なクラブで遊んでいるかの様に捻じ曲げられ報道されたのでした。

また以前スヒョンの息子が同級生に虐められていた時 ジヌが駆けつけて助け出したのですが その折虐めた学生を殴った事でその学生がネットで「ユ・ジヌに虐められた」と投稿したのです。

世間では一斉に「夜遊びとイジメをしていたユ・ジヌ」と広められそれまでの好意的だったファンも一気に批判する側へと逆転したのです。

そしてクラブへの出入り写真を提供したのが新パンドラ代表のヒョンチョルだったのですね。

彼の中ではいつでも標的はカン・スヒョンでありジヌを利用していたのです。

一方 ユ・ジヌを手放したカン・スヒョンは抜け殻の様な日々を送っていました。

ジヌ関連の記事も目にしていたのですが関わる事はせず無気力なままなのです。

ですが思いがけない事が起こるのです。

ジヌは事務所の室長に「何でもするので僕を捨てないで下さい」と懇願しますが跳ねのけられてしまうのです。

世間からの批判は止むことがなく彼は追い込まれ ある日割ったガラスの破片で自分を傷つけてしまったのです。

そしてその第一発見者がジヌを心配して訪ねて来たスヒョンの息子だったのです。

ジヌを見て愕然とする中電話が鳴り相手は母親のスヒョンでした。

電話から聴こえる声にスヒョンは異変を感じ取りジヌの居場所へと車を走らせたのです。

しかしその途中脇見をした一瞬対向車が迫りそれを避ける為にハンドルを切り事故を起こしてしまったのです。

スヒョンは意識を失っていました。

ジヌの自傷行為は事務所の怒りを増幅させる様でした。

あのペアを組んでオーディションに挑戦した男が事務所関係者に耳打ちするのです。

「あの行為は気を引くための演技だ」と。

カン・スヒョンのケガは大事に至らず胸を撫で下す夫達でしたね。

スヒョンは退院前の夜 病院を抜け出しジヌの元を訪ねました。

そして精一杯のアドバイスを与えたのです。

でもジヌはもう来ないでと伝えその場を去ったのです。

退院の日 スヒョンの息子は彼女に対し「ジヌを売ったお金で工場を手に入れた」事を知り問い詰めました。

スヒョンは認めましたが息子は強く反発したのです。

誰かの未来を奪って得た自分の未来がしあわせなのかと泣きながら主張したのです。

耳に傷害を負わせた責任を一身に受け止めていたスヒョンにとって 工場は息子を活かせる場所であると信じ込んでいたのです。

ですからなんとしても手に入れたかったのですね。

ですが息子の思いは違う処にあったのです。

ジヌを犠牲にして得たお金で将来の安定を得ても嬉しくないのでした。

ジヌは自ら退所を決めアルバイトを見つけました。

そしてスヒョンは夫から気分転換の意味を込め旅行をプレゼントされ出かける事にしたのです。

その空港で目にしたのがジヌに関する報道でした。

立ち止まりテレビに目を向けるスヒョンです。

そして突如自分を呼び止める夫の声に振り向くスヒョンは 忘れかけていた自分が求めて来た夢に気付かされるのです。

その頃ジヌは事務所関係者と謝罪会見に臨んでいたのです。

事務所から用意された原稿をそのまま読み上げればいいと渡されたのですが 記者たちの質問に答える事が出来ずにいたその時でした。

会場にスヒョンが現れたのです。

そして「ユ・ジヌ 顔を上げて」と言い席上に近付いて来ました。

記者の質問はスヒョンが答えたのです。

夜遊びとかイジメに対して間違いを簡潔に訂正しジヌをその場から連れ出したのです。

「堂々としなさい 私に着いてくればいい」と。

ですが会見場を出た時でした。

パンドラの新代表ヒョンチョルが待ち構えていたのです。

そしてユ・ジヌを引き取ると告げ彼をスヒョンから引き離したのでした。

「君に相応しい場所を与える」と言うのです。


新代表のヒョンチョルの抱くスヒョンへの憎しみは相当根深い様ですね。

ジヌを堕とす事がスヒョンへの復讐になると思い込んでいるのですね。

またしても大人の事情に利用されそうなユ・ジヌです。

更に彼の母親も移籍後電話を掛けてきて「お前を利用して投資を持ち掛ける」と言ってくるのです。

ジヌは即着信拒否にしていましたね。

イ・ハニョンは内心ではジヌの味方なのですね。彼を心配しつつ自分自身の未来についても悩みを抱えているようでもありました。

次回 第 11・12話が最終話になりますね。

27・28日の両日配信になる予定です。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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