韓国ドラマ「チャンファとホンリョン~裏切りと復讐の女たち」 第1話~50話

2009年
現在BS11で放映中 全75話(1話約60分 CM込み)
2025/8/8 最終話放送予定
「簡単あらすじ」
ホンリョン・チャンファ・ゴンミ・ジョンヘは高校時代からの親友だった。
卒業して10年小さな町の「竜の家」でホンリョンは娘を育てながら働くシングルマザー。
ゴンミも結婚し3人の娘と夫がいて いつもホンリョンの手助けをしていた。
チャンファとジョンヘはソウルで暮らしていたが 卒業後連絡も一切なくホンリョン達は気にかけていた。
ある日ホンリョンは高齢の女性と出会い一緒に暮らす事になる。
しかし女性は認知症であり出会った時は衣服が汚れ素性が判らない状態だった。
戸惑いながらも追い帰す事は出来ず娘とゴンミの協力の元お世話をする中 次第に愛情が芽生え いつしか本当の家族の様になっていた。
一方でその女性を必死で探す彼女の息子カン・テユンがいた。
一年間探し周り遂にホンリョンの家で母親と対面する。
しかしこの親子との出会いがホンリョンの人生を変えていく。
また卒業後10年間音信不通だった且つての親友チャンファとも再会するが やがてお互いに復讐心を抱き合う事態になっていく。
感想
2025年7月5日現在50話迄放送済み。
ホンリョンは成績優秀でソウル大学を目指していましたね。
チャンファはその美貌を活かし女優になりたかったのです。
ふたりはある夜同じ車に乗っていましたが運転していたのはチャンファでホンリョンは飲酒のせいで後部座席に横たわっていたのです。
これもチャンファの代わりにホンリョンがお酒を飲んだためだったのですね。
ですがこの後人生を狂わされる出来事が起こりました。
チャンファは人身事故を起こしてしまったのです。
ふたりの男性が被害に遭いひとりは死亡したのでした。
しかしチャンファは自分の身を守る為に後ろで寝ていたホンリョンをなんとか運転席に移動させその後彼女に声を掛け「あなたが人を轢いた」と思わせたのです。
なにがなんだか理解出来ないホンリョンは警察でも自分が運転していたのだろうと思い込み罪を認める形になったのですね。
チャンファも否定せず擦り付けたのです。
そうして進学の夢を諦め刑に服し被害者遺族の嫌がらせを受けながらも心からの謝罪を伝え続けて10年の月日が流れたのでした。
ホンリョンは一児の母となり得意の料理で生計を立てていたのです。
親友のゴンミは自分の家族同様にホンリョン母娘の助けになっていましたね。
そんな中で認知症を患っている女性と出会いやがてホンリョンは実母の様に愛情を注ぎ一年間暮らしていたのです。

行方不明だった母を探しに来た男性は大手ショッピングモールの会社を経営する社長のカン・テユンでした。
実は彼は学生時代のホンリョンの初恋の人だったのですね。
でも10年振りに見た彼の姿は ホンリョンの目には貧しい人だと映り勘違いしたままでいました。
また テユンも実態を明かさず接していたのです。
母親を探し回り疲弊しきっていた為身なりも構わずにいたのでそんな風に見えたのですね。
テユンは母親を大事にしてくれたホンリョンに心から感謝するのでした。
そして更に驚くことが起きたのです。
あの事故以来音信不通だったチャンファが訪ねて来たのです。
余りにも突然の再会に喜び合うふたりでした。
そして実は保護して一緒に暮らしていたあの高齢女性がチャンファの義母であったと知るのです。
初恋の人だったテユンと親友のチャンファが夫婦であった事も知り少し複雑な心境のホンリョンでしたね。

テユン達が母親をソウルへ連れて帰る事になりそれを嫌がる母と別れが辛いホンリョン母娘がいましたね。
しかしテユンとしても他人であるホンリョンにこれ以上母の世話をお願いする訳にもいかず なんとか説得を繰り返し母を連れ戻す事が出来たのです。
ですが自宅に戻った母はホンリョン達に会いたがり食事も摂らなくなるのですね。
そして何故かチャンファを見ると「悪魔」と呼び恐れたり暴言を吐いたりするのです。
テユンも困り果てていましたがそれ以上にチャンファのイライラが大きくなるのです。
そこで考えたチャンファはホンリョンをソウルに呼び義母の世話をして貰おうという事でした。
勿論テユンは反対しましたがチャンファは義母があれ程会いたがっているホンリョン達が傍にいる方が症状も落ち着くと説得しテユンも折れたのです。
テユンとしてはホンリョンに対して申し訳ない想いの方が強かったのですね。
ですがこの判断が後々チャンファとホンリョンの激しい復讐戦になっていくのです。
そこには夫テユンの存在が大きく関わり更に且つての人身事故の真相迄明かされていく事になるのですね。

チャンファと義母の仲は険悪でした。
義母はチャンファが気に入らず結婚に反対していたのです。
でもチャンファが妊娠したという事でテユンも責任を取る形でふたりは結婚したのです。
ですが結婚後流産したというチャンファなのです。
義母に対してはチャンファも手を焼き認知症の症状が現れてからは特に面倒を見る事が苦痛だったのですね。
そしてもうひとつ チャンファは義母に見られてしまったのです。
夫婦のベッドで夫以外の男と一緒だった姿を。
驚く義母を見て 夫に知られる事を恐れるチャンファはある行動に出たのです。
それは義母を捨てるという事でした。
義母はよく「竜の家」に行きたいと口癖のように話していたのです。
それでチャンファは車に乗せその場所へ連れて行くと言い 途中で降ろし自分はソウルへ戻ったのです。
その後母が行方不明だと夫が知りチャンファも心配する振りを続けたのですね。
そんな状況の中彷徨い歩き自分が誰かも分からない義母はホンリョンと出会ったのでした。
そんな事とは知らずにいたホンリョンでしたが一緒に暮らすようになり徐々にチャンファの本性が見えだし 義母の扱いに関してふたりには意見の衝突が起こる様になるのです。
そうしてチャンファはホンリョンの存在が疎ましくなり追い出そうとするのです。
また夫のテユンの心にも変化が生じて来るのですね。
ホンリョンに対して抱いてはいけない気持ちを覚えその度に打ち消していたのです。

チャンファには数々の嘘がありました。
学歴詐称・父親の職業の嘘そして結婚前の妊娠の嘘でした。
彼女はお金や社長夫人でいる事にかなり執着していましたね。
その美貌もまた注目されるひとつでもあったのです。
夫の前では慎ましく賢い妻を演じていましたが忙しい夫に対して不満もあり浮気をしたのですね。
しかしそれも夫の知るところとなり懸命に言い訳を繰り返すチャンファだったのです。
妻への不信感や失望を味わう中で彼の傍にはホンリョンが居る様になるのですね。
彼女といるとしあわせを感じるテユンでしたが自分の立場をわきまえている彼はホンリョンが気になりながらも一定の距離を保っていたのです。
ホンリョンも同じだったのですね。
そんなふたりにチャンファは不安を感じ苛立ちも覚えるのです。

ホンリョンを慕う男性がいました。
あの事故の被害者の男性スチャンです。
父をあの日亡くし姉とふたり暮らしでしたが 加害者であるホンリョンに惹かれていたのですね。
でも姉はホンリョンのせいで父親が死んだと恨みをぶつけて嫌がらせもしていました。
そんな姉の気持ちを理解しながらも好きになったホンリョンへの想いを消せずにいるのでした。
スチャン達は一足先にソウルへ引越しをしていたのですが 後にやって来たホンリョンと仕事上で関りまた彼はテユンとも親しくなっていくのです。
そして彼の協力であの事故の真相が明るみになる日が来るのです。
それはチャンファが真犯人だと言う証拠も出てあの事件は裁判に発展していくのですね。
そこで改めてチャンファの嘘が暴かれ夫テユンもその頃はホンリョン側に着くのです。
ホンリョンへの恨みが増すチャンファですがホンリョンもまた自分に罪を着せ10年間苦しみの中にいた時間を思い返すと怒りが抑えきれないのです。
テユンも妻への愛情は消え ただ夫婦と言う責任感だけしか残らない感情を抱えていたのですね。
そしてホンリョンへの気持ちを自分でも認め告白しようと決意するのです。
それに応えようとするホンリョンでしたがそれを遮られる事が起こるのですね。
チャンファの差し金でホンリョンが隠していた娘の父親がテユンに知られる事になるのです。

話数が長いドラマですね。
月曜日から金曜日の午後2時29分~3時30分までの放送です。
チャンファは嘘が多くてそれを隠す為にまた嘘を重ねたりしますが 夫テユンはずっと妻の言葉を信じて来たのですね。
チャンファはその高飛車な言い方で相手の弱みに付け込んで自分の手足として動かす相手が何人かいますね。
ですから夫の動きも直ぐに伝わり先回りして知られてはならない事実の隠蔽を繰り返していました。
ですがホンリョンにだけは最後は言い任されてしまうのですね。
ホンリョンはブレない意志の強さがありその点は 負けず嫌いでプライドだけで自分を保っている様なチャンファとは芯の部分で大きな違いがありましたね。
50話は遂にチャンファが母を捨てたという真相に夫が迫るのです。
夫の受けた衝撃が大きかったですね。
チャンファはまたどの様な言い訳をするのでしょうか・・
今回は50話分をざっくりとまとめて載せましたが 51話から更に復讐劇が増しそうなので もう少し話数を短くして投稿したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
