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韓国ドラマ「ナミブ-砂漠と海の夢-」を観て~第11・12(最終話)~

2025/01/30
 
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りこです。 北海道在住 猫好き・ お笑い・韓流ドラマ・ 野球・音楽・散歩・掃除が好きです。
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2024年

配信全12話 (1話約61分)


これまでのあらすじ

「パンドラエンターテインメント」の代表の座を追われたカン・スヒョンと共に解雇されたユ・ジヌはスヒョンの夫と友人の元で歌手への道を目指す。

有名オーディションに挑戦し最終選考を目指す中 新しくパンドラ代表になったチャン・ヒョンチョルの妨害に遭い自ら脱落をせざる得ない状況になった。

その後ジヌはプロダクションからの引き抜きで新たな事務所に所属する。

デビューを目指し順調かと思われた矢先新たな中傷記事がネットで出回り ジヌは自傷行為を起こしてしまう。

後日記事に関しての謝罪会見を開くがその場に現れたのはカン・スヒョンだった。

彼を会見場から連れ出したのだ。

が そこで待っていたのはあのヒョンチョルだった。

彼はジヌをパンドラに戻すと言ったのだ。

彼の思惑はジヌを売り出すのではなく一旦持ち上げその後突き落す為だった。

そうする事が一番傷つけたい相手カン・スヒョンへの復讐になると考えた為だった。

感想

会見場を出ると待っていたのはヒョンチョルでしたね。

次から次とジヌの前に障害が立ちはだかるのです。

ヒョンチョルの出現に驚くジヌとスヒョンでした。

そうして「ユ・ジヌ お前に輝かしい場所は似合わない 相応しい場所へ連れて行く」と言ったヒョンチョルの言葉に不安を隠せないスヒョンでした。

スヒョンはジヌを引き取る為現在の所属先事務所へ向かいました。

ヒョンチョルも同席するのです。

そうして彼女は契約金の返金を告げジヌを連れ戻す意思を伝えたのです。

しかしそこでヒョンチョルがジヌをパンドラに戻す事を改めて表明したのです。

「TAエンターテインメント」の返答は

「一週間後にユ・ジヌを解雇する。一週間後同じ時間に早く来た方に渡す」でした。

スヒョンは一足早くジヌを退寮させ再び自宅へと連れ帰ったのです。

しかしジヌには不安がありました。

彼は一連の中傷記事で追い込まれ以前の声が出なくなっていたのですね。

歌えない自分はスヒョンにとって必要のない人間なのではないかとそう感じていたのです。

ですがスヒョンは自分が芸能事務所立ち上げ時から夢だった「最高の子」を見つける事が出来たのだと答えたのです。

そしてそれがユ・ジヌであると。

彼の才能を信じて疑わないスヒョンだったのです。

一週間後 ジヌを引き取る為「TAエンターテインメント」を訪れたスヒョンの夫でしたが 一足早くヒョンチョルが譲渡契約を済ませていたのです。

勝ち誇った様なヒョンチョルでしたが思わぬ事態が起こったのです。

ヒョンチョルは代表の他にクラブを経営しているのですが そこで薬の売買や接種等行われていた事が発覚し事情聴取される事になったのです。

そのクラブで実際に薬を手に入れていた男の父親が警察に電話を入れたのです。

その父親は且つてスヒョンと共に「パンドラ」で働いていた人でした。

しかしその店を家宅捜索しても薬物を発見する事が出来ず釈放になったヒョンチョルは 全ての罪をユ・ジヌに着せようと言い出したのです。

防犯カメラの映像を保管していたイ・ハニョンはその言葉を聞き危機感を覚えるのです。

ユ・ジヌを巻き込みたくないのです。

ハニョンは ヒョンチョルの下で働いていて薬の売買の件も運搬に関する事も知り得る立場であったのですね。

しかし且つてジヌが起こした事故の件はヒョンチョルに伝えていなかったのです。

そこに不信感を抱くヒョンチョルはハニョンが保管している防犯カメラの映像を渡す様命令したのですが彼はその映像を持って逃げたのです。

しかしそんな彼の前にカン・スヒョンの姿がありました。

一連の出来事を知る事になったスヒョンはハニョンを心配して会いに来たのです。

しかしハニョンはこれまでの蓄積された想いを吐き出すのです。

19歳でスヒョンに解雇を言い渡され行く当てのない彼が再契約を期待しながら過ごした日々。

夜の仕事でなんとか生活出来る様になるまでの苦しさ。

聞いていたスヒョンは初めて謝罪したのです。

まだ未成年の彼を解雇し社会に放り出した事を。

スヒョンの謝罪に「今さら」と受け入れられない様子を見せるハニョンでした。

そうして彼はここで自分が逃げれば疑いは自分に向けられる。

ジヌは俺が守ると反発するのです。

「逃げても何も変わらない。向き合わなければ終わらない」と説得するスヒョンは続けて言いました。

「自首して」と。

勿論受け入れないハニョンは最後に訊ねたのです。

「どうせ捨てるつもりだったのになぜ俺に芸名を付けた?」と。

スヒョンの返事を聴かずその場を後にしたハニョンでした。

ハニョンはユ・ジヌに会い別れを告げたのです。

理由が分からないジヌでしたがハニョンは決して逃げる為ではなかったのですね。

スヒョンの言葉と想いが彼に届いていたのです。

逃げずにやり直す選択をしたハニョンは自首したのでした。

そして 取り調べ室に弁護士がやって来ました。

カン・スヒョンから依頼されたと告げたのです。

ヒョンチョルはハニョンの告白もあり薬物の所持や売買・斡旋などの罪を認め服役したのです。

ヒョンチョルは10年前に妹を亡くしていましたが カン・スヒョンが彼女を芸能の世界に引き入れた事が発端で その挙句レッスン生に依り薬を飲まされ意識が朦朧とし事故に遭い命を落とした。

その全ての責任がスヒョンにあるとして恨みを抱いていたのです。

しかし今回その点に違いがある事が分かったのですね。

妹は自ら兄(ヒョンチョル)を追って芸能の世界に入ったと知るのです。

ユ・ジヌはデビューしました。

当初ランキングは下位の方でしたがやがて広がりを見せどんどんランキングアップしていくのです。

そうしてテレビ出演やインタビュー等も受け彼の歌声を愛する人たちが増えて行くのです。

ある日 以前オーディションで脱落した事で移籍が却下された大手プロダクションから引き抜きの話が舞い込んだのです。

スヒョンの決断は「ユ・ジヌを譲渡する」でした。

ですが今回は以前の譲渡金目当てではなくジヌの将来を見据えての決断だったのです。

スヒョンが提示した金額は「0円」だったのです。

ジヌが負担に思わない様にという配慮でした。

楽屋に居るジヌに会いスヒョンは

「私が出来る事は ここまで」と告げ

大手プロダクションからの引き抜きの話がある事を伝えたのです。

ジヌは「曲も出来て これからなのに・・」と戸惑いを隠せないのです。

しかしスヒョンは自分の処ではもう世界が狭すぎる。

あのプロダクションからは全米1位も出てる。ジヌも夢じゃない。

「あなたは最高の子だからもっと広い海に出て どんな世界があるのか見てみたいでしょ」

ジヌは「広い海」という言葉に心を奪われたのですね。

そうして「僕を見守っててください」と応えたのです。

「もちろん!」とスヒョン。

最後に「ユ・ジヌ」と彼を呼び止めたスヒョンは笑顔で発しました。

「バイバイ」と。

ある朝 スヒョンは息子に1枚の手紙を残しました。

「旅に出る。クリスマスには戻る」と。

夫も了承していたのです。

ですがそれから2年経っても戻らないのです。

時々居場所の連絡が入るので生きているのだろうと笑う夫なのです。

ユ・ジヌはサイン会を開くまでに成功していました。

そしてそこに現れた女性に驚くジヌです。

2年振りに会うカン・スヒョンでした。


ユ・ジヌは類まれなる才能の持ち主だったのですね。

誹謗中傷の記事を投稿した男も謝罪し 漸く目の前が拓けて来た様です。

デビュー曲はスヒョンの夫が提供したのです。

ジヌの笑顔を見て閃いたのですね。

「smile again」という曲で笑顔が少なかったジヌの時折見せるその表情がとても明るく 夫はこれだ!と直感したのです。

彼のスタートに相応しいタイトルなのですね。

イ・ハニョンも出所し再びジヌと会う事が出来ました。

息子に対する懺悔の気持ちで得た工場でしたが結局手放しました。

息子は自分で選んだ仕事に付いたのですね。

スヒョンと夫は離婚を取り消したのです。

夫は改めて指輪を贈りました。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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