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韓国ドラマ「私のヘリへ~惹かれゆく愛の扉~」を観て-第5・6話~

 
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りこです。 北海道在住 猫好き・ お笑い・韓流ドラマ・ 野球・音楽・散歩・掃除が好きです。
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2024年

配信全12話(1話約66分)

9月23日~10月29日迄配信予定

現在第6話迄配信済み


ここまでのあらすじ

解離性同一性症(多重人格)であるチュ・ウノはあるきっかけによってもうひとりの人格チュ・ヘリになっていた。

実際にふたりは姉妹だったが 妹のヘリが大学卒業旅行中失踪して その後7年間発見されず死亡者扱いになっていた。

ウノはPPS局のアナウンサーであり 4年前に8年間交際していた恋人チョン・ヒョノと別れた。

ヘリは自称28歳で駐車場管理事務所に勤務していた。

メディアNソウル局のアナウンサーカンジュヨンに恋をし告白後ふたりは交際を始めた。

ヘリはとても幸せな状態だったが ウノは失恋後は仕事でも苦しい立場にいた。

ある日ウノが生放送中パニック障害を起こしてしまう。

そんな彼女を守る様に手を握り続けたのがヒョノだった。

しかしウノの心の闇は深くその原因は失踪した妹ヘリの存在だった。

ウノは妹に対して強い罪悪感を抱いている様だった。

感想

取り扱われた番組の内容が妹と自分に重なりパニックを起こしたウノでした。

ヒョノはその後ずっとウノと一緒にいるのです。

ウノの家にいて食事を作ったり掃除をしたり 買い物にふたりで出かけたりと過ごすのですね。

彼女の事が心配でひとりにしておけなかったのでしょうね。

ヒョノはパニック障害の治療を勧め ウノはいつも通っているカウンセラーの元を訪ねるのです。

ウノを迎えた先生は彼女を見て「へりさん」と呼びかけたのです。

その対応に「先生 私はここへ来て ”ヘリ” と名乗ったのですか?」と問いかけたのです。

そして「いつからですか?」「最近覚えていない事が多いのです」

「知らない人に会ったり スマホを失くしたり 覚えのない記憶が浮かんだりするのです」

「自分ではないみたい・・」と吐き出すように打ち明けたのです。

かなり混乱しているウノを見て先生はこう質問しました。

「ヘリさんはどんな人だったの?」と。

するとウノはゆっくりとゆっくりと話し始めたのです。

「ヘリは  いなくなった私の妹です」

「ヘリは駐車場で働くのが夢でした」

「テレビ局の・・」

ヘリはアナウンサーのウノの近くにいたかったのですね。

その思いを綴ったノートがありウノは彼女が失踪した後そのノートを見つけヘリの夢を知ったのです。

「3年以上ヘリの夢を叶えてきました」

「妹の夢を生きてみると自分もしあわせになれる様な気がして」

ここで先生は問いました。

「それで ウノさんは幸せになれましたか?」と。

ウノは

「いいえ 全く・・」と答えたのです。

「ウノさんはヘリさんとして何度が相談に来ていました。それを覚えていないのはウノさんが解離性同一性症だからですよ」

と教えられたのです。

ウノは「ヘリの振りをしているのではなくもはやヘリになったと?」

そうしてウノは相談に来ていた時のヘリの動画を見たのです。

自分の姿でありながらそこにいたのはヘリだったのですね。

メディアNソウル局のジュヨンは駐車場にヘリの姿が見えない事で心配し 彼女の住所をなんとか手に入れ訪ねるのです。

しかし彼の目に映ったのはヘリとヒョノの楽し気な姿だったのです。

ジュヨンは目の前の人がヘリだと思っているので ショックを受けてしまいました。

4年前ウノとヒョノは別れましたが その理由はウノが結婚を望んだ事だったのですね。

ウノは付き合い当初から結婚願望がありヒョノもその気持ちは知っていたのです。

ですが8年も付き合っていたのにヒョノは「結婚はしない」「結婚を望むなら別れよう 今すぐ」と言ってふたりは終わったのです。

ヒョノが結婚に対して後ろ向きなのは彼の環境にあったのですね。

まだ学生の頃母親は父とヒョノの前から消えたのです。

その後借金まみれの父と暮らしていましたが 家が火事に遭いヒョノはひとりになったのです。

施設への入所当日ある女性が彼を呼び止めました。

その人は父親がお金を借りていた女性だったのです。

しかしその人は意外な事を言い出しました。

借金を無しにするからその条件として一緒に暮らす事と言うのです。

しかも彼女の他に4人の女性がいて自分たちがヒョノの面倒を見るから立派に社会人になったらその恩を返してくれと言うのですね。

ヒョノは母よりも年上であろう5人姉妹と暮らす事になったのです。

大学の学費も出してくれて部屋も与えられ生活に困る事は無かったのですが 大人になって高齢の5人の存在はやはり重かったのでしょうか・・

ヒョノは自分と結婚したがる人はいない・・とどこか諦めた様に呟くのです。

5人姉妹の面倒は自分一人がやる事だと考えているのです。

他の人にとってここはきっと地獄だろうと。

巻き込みたくないんだと思うヒョノだったのですね。

ウノの傍にいたヒョノでしたが 5人姉妹のひとりがケガをしたという連絡を受け 彼はウノの家を飛び出したのです。

その時ウノはふたりで出かける準備をしていたのですが ヒョノがいなくなっている事に 彼女はある決意を抱いたのです。

病院から戻った ヒョノはウノを前にこう言いました。

「苦しんでくれ」と

「こうして時々 苦しんでくれ」と。

別れれば苦しむ事もないのですから 敢えて苦しんでくれと言ったのはそれでも側にいて欲しいと言うヒョノのやり直したい気持ちの表れだったのではないかと思いました。

ですが ウノの答えは

「いいえ」だったのです。

夜9時の報道番組のアンカーが夢だったヒョノでしたが その席に座る事が出来ませんでした。

司会は報道局の記者が担当する事になったのです。

それには訳があったのですね。

正午のニュースを担当しているウノでしたが局長は彼女の交代を明言していたのです。

ヒョノはその交代の候補にあがっている女性アナウンサーを夜9時に廻して 自分は降りると申し出たのです。

その代わり正午の番組のウノを続投させて欲しいと願い出たのでした。

それ聞いたウノはヒョノに対して激怒しました。

自分に同情心など向けないで欲しいと。

付き合っている時から あなたの足枷になってしまった自分に 仕返ししたいなら あなたがしあわせでいる事だと そう言葉をぶつけたのです。

だから9時のニュースは絶対にあなたがやって欲しいという願いを込めたのですね。

それがヒョノの望んでいた事だと十分承知していたウノなのです。


ヒョノの背景は悲しみと重さを感じましたね。

母親がヒョノを置いて出て行きましたが 別れ際に「テレビに出られる人になって」と言ったのです。

そうすればどこに居てもヒョノを見られるからという理由でしたね。

ヒョノはそれでアナウンサーを目指したのかもしれません。

ウノの後悔は妹ヘリが行方不明になったのは自分のせいだと思っていたのです。

ヘリはいつまでも姉に頼り姉の側を離れたがらない人だったのですね。

卒業旅行も行きたがらない妹に対して  ウノは無理に行かせたのでした。

友達もいない妹に旅行に参加して友人を作って欲しいという思いがあったのです。

しかしその旅行で行方不明になり結果失踪の時効を迎え死亡扱いになったのです。

自分が無理強いしなければ・・という後悔がずっと彼女を苦しめていたのですね。

そして妹の夢を自分が叶えようとする中で徐々に自分と妹の区別が出来なくなり 多重人格である事が判明したのですね。

妹になっている時の記憶が無くなっていき出会ったジュヨンの事も見知らぬ人になったのです。

第7話の予告編ではジュヨンが仕事を通して姉のウノに出会う様ですね。

ウノは戸惑いながらの挨拶を交わすのですが 握手をした時にジュヨンの表情が変わったのです。

何かに気付いた様でもありましたね。

なんでしょうか・・(‘;’)

10月14・15日に第7・8話が配信予定です。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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