韓国ドラマ「私のヘリへ~惹かれゆく愛の扉~」を観て-第1・2話-
2024年
配信全12話(1話63分)
9月23日~10月29日配信予定
現在2話迄配信済
「簡単あらすじ」
アナウンサーのチュ・ウノ(37歳)は解離性同一性症(多重人格)だった。
ひとりはウノでもうひとりは駐車場で働くチュ・ヘリ(自称28歳)になるのだった。
時間に依って別人になっていた。
午前4時起床の時はウノに。早朝の番組に出演している。
午後4時起床の時はヘリになる。夕方からの仕事をしている。
人格が変わった事は本人の記憶にない。
アナウンサーのウノは8年間付き合っていた同僚の恋人ヒョノがいたが別れた。
彼は結婚を考えていなかったのだ。
もうひとつの人格ヘリは毎日駐車場を利用しているアナウンサーのジュヨンに恋をしていた。
ヘリはカウンセリングを受けていたが 自分を見て「ウノ」と呼ぶ人がいた事に戸惑う。
そしてカウンセラーにあなたの名前は「チュ・ウノ」だと教えられる。
しかし納得がいかないのだった。
時々夢に見るアナウンサーの自分が不思議でもあった。
感想
ウノの時はスッキリとしたヘアスタイルで自信家なのですが ヘリになった時は両目を前髪で覆い人とのコミュニケーションが苦手な陰キャラでしたね。
アナウンサーのウノは上司から新たな仕事を頼まれますが頑なに断り続けるのです。
その様子を見て元恋人のヒョノは自分がやると言い出しました。
そしてウノの事を顎で「あれ」と呼ぶのですね。
「あれ」の代わりに僕がやりますと応え新番組を担当する事になるのです。
「あれ」呼ばわりされた事に怒り心頭のウノでした。
新番組は午後4時からの放送だったのですが ウノは早朝から午後2時までのラジオを長年担当していて聴取率も高かったのです。
ですからその番組の後に4時からのテレビの生放送は無理があると主張して固辞したのですね。
上司はウノに夕方の放送への移動を指示したのですが やはり彼女は頑なに拒否の姿勢を崩さないのです。
でも彼女が受け入れてくれなければ番組はスタート出来ない状態だったので ヒョノが手を挙げたのです。
そしてヒョノを呼び止めまだ私を愛しているのねと上から目線の発言に ヒョノは呆れ顔です。
断り続ける私を庇う為に引き受けてくれたのねと言うのですね。
私への未練があるようだけど捨てて!と言い口先だけの愛情はいらないと言い切るのです。
ヒョノはやはり呆れていますが 「なぜ早朝に拘るのか」と訊ねました。
「ラジオを守る為」と答えますがヒョノは提案をします。
午後4時の生放送を朝の時間帯に移動させると言うのです。
なんとしてもウノに担当させたい様なのですね。
簡単に番組の時間帯を移動させるなど社長でも出来ないと言い切るウノでしたが 番組スタート時ウノはカメラの前で進行役を担っていたのです。
そして隣には予定していたアナウンサーではなくヒョノがいたのです。
番組が始まってもウノはヒョノと一緒の仕事が嫌で仕方なかったのです。
そんな時アナウンサーの後輩ジオンがウノにデートを申し込むのですが その話を聞いていたヒョノはウノに取材をさせる事にするのです。
デートの約束の日に合わせてきたのです。
ウノはその取材を受けましたがジオンも一緒に付いて行くと言い出したのです。
するとヒョノは1泊2日の予定を日帰りにしろという指示を出したのでした。
ヒョノはウノに男性を近づけたくない様でしたね。
一方午後4時もうひとりの人格チュ・ヘリに変わりました。
ヘリはジュヨンという男性にずっと恋をしていたのです。
毎日同じ時間に駐車し同じ時間に帰って行くジュヨンでした。
駐車料金の窓口で働くヘリはある夜頼まれ事を受けジュヨンのいるテレビ局へ迎いました。
その時玉ねぎ生産者達がニュースで誤報を流されたと怒り 担当アナウンサーだったジュヨンに抗議をしに来たのです。
危うくケガをさせられそうになった時ヘリはジュヨンの手を引き逃げ出したのです。
そして隠れた場所である出来事が起きたのです。
ヘリはジュヨンに突然キスをしたのです。
驚くジュヨンは抵抗できず茫然としていました。
そうして後日ヘリが駐車場で働いている事を知っていたジュヨンはあのキスの理由を訊ねたくて何度も窓口へ行くのですがヘリは隠れてしまうのです。
ですが遂にふたりが対面する時が来ます。
「なぜキスをしたのか」
それに対して答えられずにいるヘリは言葉よりも涙の方が先に出てくるのでした。
その姿に再び戸惑うジュヨンだったのです。
後日ジュヨンへヘリからお詫びの品と手紙が届けられました。
「あなたの事が好きです」と書かれていたのです。
ヒョノがウノの元を訪ねた時でした。
その時はウノではなくヘリになっていたのですが ヒョノから「ウノ」と話しかけられても上手く対応出来ずに「私はウノではない」と言って逃げてしまうのでした。
そして翌朝テレビ局でヘリからウノになっている彼女を 見つけ昨日の事を尋ねるのですが 勿論ウノの記憶にはないのですね。
その態度にヒョノは違和感を覚えるのです。
夕方ヘリになった彼女はジュヨンと会い彼の家に行きました。
そしてどこか気の合う様子を見つけヘリはそのまま泊ったのです。
ですが目覚めた朝 ヘリはウノに変わっていたのですね。
ソファで寝ているジュヨンを見て 彼が誰なのか解らず不安を感じていた時 テーブルの上に置かれていた 社員証からアナウンサーだと知り なぜ自分がここに居るのかも分からないまま部屋を出たのです。
局へ出勤しても頭を抱えるウノでした。
知人にジュヨンの事を調べて貰うのです。
ヒョノは社会問題を扱うのが専門分野でした。
新たな出来事として外国産の魚を国内産として箱詰めする現場を取材する事になったのです。
スタッフも当然ヒョノが担当し報道するものとしていましたが ヒョノは何故かウノに担当させると言って譲らないのです。
反対の声が上がりましたが説得も失敗に終わり頑なにウノを勧めるヒョノに対して 大事な取材を元恋人に譲るのはまだ愛しているからなのかという憶測迄出るのでした。
しかしヒョノは否定しながらもウノに任せるのです。
ウノは冷凍車の中に入りカメラを回すのですが その中で信じられない事が起きたのです。
殺害されたとみられる男性の遺体があったのです。
そして冷凍車の運転手は中にウノがいる事を知らず扉を閉めたのです。
パニックになりながらもスタッフに救助要請のメールや電話を掛けるのですが一向に繋がらないのです。
でも必ず助けてくれると信じて自分を落ち着かせるウノでした。
暫くしてウノを探している声が聞こえ寒さで凍える中なんとか救助されたのでした。
そして彼女はもうひとりの男性に気が付きました。
ヒョノです。
冷凍庫に閉じ込められた時ヒョノに助けを求め様とスマホを手にしたウノでしたが 思い止まったのでした。
ウノの中では既に4年前に別れた人であり少しでも関わりを持つ事は避けたい気持ちが強かったのかもしれませんね。
なのに 彼はウノを迎えに来たのです。
ヒョノは彼女を車に乗せ自宅まで送り届けたのですが ウノは降りる直前に訊ねました。
「私はプロデューサーにメールを送ったのになぜあなたが来たの?」と。
それに対してヒョノは驚いた様にウノの顔を見つめるだけなのです。
ウノとヘリは対照的な人格でしたね。
ただひとつ共通していたのは ヘリの場合ジュヨンを好きになった理由に「他の人に親切じゃない」ところでした。
それは 彼は自分が好きになった人には親切だと言う理解だったのですね。
そしてウノの場合別れたヒョノに対して「私だけに優しい人が好きだった」なのに彼は違ったと言うのです。
同じ人間だけれどふたつの人格を持っているチュ・ウノ(チュ・ヘリ)ですが 自分にだけ優しい人を求めていたところは変わらなかったのですね。
またウノはヒョノを嫌いだと言うのです。
それは結婚を望むウノに対して完全に拒否した彼の事を「手に入れられない人」と位置づけ「手に入れられない」なら嫌いになった方がいい。という結論なのですね。
それは愛の裏返しでしたね。
次回の配信は9月30日(月)と10月1日(火)になります。
観終えたら感想載せたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪