韓国ドラマの感想を書いています 気になるドラマの深読みしています

韓国ドラマ「哲仁王后(チョルインワンフ)∼俺がクイーン!?∼」を観て

2024/08/09
 
この記事を書いている人 - WRITER -
りこです。 北海道在住 猫好き・ お笑い・韓流ドラマ・ 野球・音楽・散歩・掃除が好きです。
詳しいプロフィールはこちら

2020年

最高視聴率 17.3%


簡単あらすじ


最年少で青瓦台の料理長となったボンファン

自信家でプレーボーイの彼は 晩餐会の日何者かの陰謀により 自身が作った料理の中に釣り針を入れられた。

そして横領の罪まで被せられることになった。

無実を訴えながら 警察の手から逃げ回る途中で プールに落ちてしまう。

頭を打ったボンファンは 水の中でひとりの女性に出会う。

彼女はキスをしてきた

そして目覚めたボンファン

しかし そこは時間が逆戻りしたかのような世界になっていた。

彼は自分の姿を見て愕然とする。

女性になっていたのだ。

時代は200年前の朝鮮時代

その場所は王宮だった

彼の魂が王様との婚礼を控えていた女性ソヨンの体に入ってしまったのだ。

この先 ボンファンソヨンとして生きなければならないのか

男の自分が王と結婚?!

とんでもない事態に なんとしても元の世界に戻りたいボンファンは考えるが 王宮の中の権力争いや秘密を持つ王様との間 そして彼(彼女?)の周辺で起きている問題に 嫌でも向き合わなくてはならなくなる。

果たして上手く戻る事が出来るのか

外見は女性で中身は男性のボンファン(王妃)は一体どうなるのか


感想


すごく面白かったです!

頭を打って目覚めたら女性になっていたという始まりでした。

朝鮮時代の王妃でお付きの人が沢山いる中で しかも韓服を着ている状態で 彼は自分が男である事の体の確認をするのです。

「無い!」

そこからは絶望感一杯の自分で なんとかして戻る方法を考え始めます。

池の中から助けられた事で 彼はもう一度池に入れば戻れるかもしれない!と思い 池に飛び込むことにします。

しかし よく確かめもせずに飛び込んだので痛い目に遭うのです。

実は 王妃が池に飛び込んだ事を受けて 水は全て抜かれていたのです。

それを知らない王妃の体になっているボンファンは「これで戻れる」と思い込んで 飛び込み 体を強打してしまいます。

それでも諦める訳にはいかないのです。

元々横柄な態度の彼は女性の姿になっている事を忘れ 強引に池に水を入れるように命じますが 思うように溜まりません。

しかし ある日 雨が降り続き池一杯に水が溜まりました。

喜ぶボンファンは再び池に飛び込みます。

「今度こそ戻れる!」と喜び

深い池の中に沈み込んで行ったのです。

しかし そこに王妃(ボンファン)を助けるためにと王様が飛び込み救助されるのです。(されてしまった)

ボンファンは王妃のままです。

溜まった池の水

王妃ソヨンは自分の身の上に起きている事に絶望して 池に身を投げたのですね。

その時 現世のボンファンと魂が入れ替わったのです。

淑やかな女性の王妃でしたが 魂がボンファンになった事でその言動も仕草も男そのものなのです。

これが本当に面白かったですね (*^^)v

言葉遣いが乱暴で 座っている時も足を広げているし 歩き方も肩を揺さぶっているし 綺麗な女性に惹かれているしで 周りの人たちは理解出来ないままに振り回されるのです。

王様に対しても「お前」と呼んでしまったりします。

池に飛び込む前とは全く違う人格になった王妃に 戸惑うばかりの人たち。

現代の言葉を連発しますが その意味が分からない王様や侍女が常にキョトンとしている表情がとても楽しいのです。

「ノータッチ」という言葉に対して

「どんな字を書くのだ?」と質問する王様 

「ブランチ」に対して

「ブランチとは?どの様な意味なのだ?」と大王大妃様

こんな会話が飛び交います。

王宮の中

元々天才的な料理人なので 宮中の台所「水刺間(スラッガン)」に出入りして自分で作っちゃいます。

材料に限りがあるので 逆に腕の見せ所なんですね。

大豆を使ってハンバーガーを作ったり トーモロコシではポップコーンを作ったりします。

ある時は ジャガイモだけで出来る料理という事で らせん状に切ったジャガイモを油で揚げるフライドポテトの様な味? のハリケーンポテトだったりします。

ラーメンだって作ってしまうのです。

ハリケーンポテト

王妃(ボンファン)の側についている侍女のチェ尚宮は 王宮の中で生きて来た人なので 礼儀作法も言葉遣いにも厳しいのですが 以前の王妃とはすっかり変わってしまった姿に ストレスを覚えながらも何故か嫌いになれないでいるのですね。

王妃の事を「暴れ馬」とも言っていますが また いないと寂しさを感じてもいるのです。

このチェ尚宮は欠かせない存在です。

王妃のやる事成す事に対して その度の表情が本当に可笑しいのです。

そしてもうひとり振り回されるのが料理長のマンボク。

王妃(ボンファン)の料理は見たことがないものばかりなので 最初怪訝さを隠せないのですが 出来上がりを味見して大いに興味を惹かれていきます。

けれど内心は不満も感じている様子ですが やっぱり王妃がいないとどこか寂しいのです。

韓服

王様と王妃の夫婦愛も多いに気になりますね。

変わってしまった王妃の人格に かなり戸惑う王様ですが 訳あって王妃には冷たい態度が続くのですが 徐々に変化していきます。

なんだか楽しいのですね王妃と接していると。

間違いから始まった文のやりとりがありましたけれど そこに王様の本心が書かれていたりして 王妃も相手が王様とは知らずにロマンチックな文を送ったりするのです。

王妃としては 今のメール感覚で 送り続けているのですが 受け取っている王様はとても新鮮な様でしたね。

王様は当初無能な王とか 何もしない案山子の王だとか言われますが 彼には本当の目的があり その為に敢えてダメ王を演じていたのです。

理屈抜きに面白いドラマでした☆

本当に王妃が発する言葉や仕草にしても 外見とのギャップが大きくて また 時代背景との違いもあり過ぎて それに振り回される人たちの反応が微妙な「?」なので思わず声を出して笑っていましたね。

時代劇らしく悪もありますし 武術も出て来ますし 実らない恋もありますし その中でも笑いが沢山あるのです。

本当に毎回笑いのシーンがあるのです。

最終回にはこれで終ってしまうんだ……という寂しさがありましたね。

とっても楽しくて 肩の凝らないドラマでしたね。

面白かったです本当に! !(^^)!

riko-tsubuyaki-blog
riko-tsubuyaki-blog

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

この記事を書いている人 - WRITER -
りこです。 北海道在住 猫好き・ お笑い・韓流ドラマ・ 野球・音楽・散歩・掃除が好きです。
詳しいプロフィールはこちら

コメントを残す

Copyright© りこ【つぶやきノート】 , 2023 All Rights Reserved.