韓国ドラマ「眠れる森の魔女」を観て
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2013年
配信 全 6話(1話 約 11分)
MBCドラマフェスティバル2013作品
「簡単あらすじ」
16年間眠り続けてきたチュ・アミは高校生の時に実験室での爆発事故に遭いそれ以来目覚める事が無く今日まで時が過ぎた。
入院中の彼女の元を訪れたのがキム・ヒムチャン24歳。
彼が病室に入った時アミの傍でひとり言を呟く男がいた。
ヒムチャンがここで何をしているのかと尋ねると男は16年間眠り続けるアミの事を噂で知り来てみたと答え 同じ病院に父親が入院していると言い男は部屋を出た。
その後ヒムチャンはベッドのアミを見つめていたが なんと突然彼女が目を覚ました。
それを聞いて駆け付けたのが医師でありアミの同級生だったミノ。
その後友達のファギョンもやって来た。
16年ぶりに出会った同級生を見てアミは直ぐには現実を受け入れられずにいる。
34歳の友達と精神的に18歳のままでいるアミだった。
彼女はもうひとりの同級生で当時恋人だったヨンギョンの事をふたりに訊ねた。
しかし何故かふたりはそんな名前の人は知らないと答えたのだ。
その様子を見ていたヒムチャンはふたりに違和感を覚えた様だった。
ふたりはアミが何故16年も眠り続けていたのかを教えた。
するとアミは覚えていないらしく 記憶の一部が消えている事にその場の人たちは驚く。
感想
アミが眠り続けた16年の間に両親は他界していたのですね。
そして恋人だったヨンギョンの行方も分からないのです。
あの爆発事故で亡くなっていた人がいました。
燃え立つ現場にアミが取り残されている事を知り 助けに入った教師でした。
しかし彼はそこで命を落としたのです。
その教師の葬儀の中 遺された当時まだ8歳だった子供の耳に聞こえてきたのは 父親とアミの関係を疑う話でした。
噂の域を出ないものであったとしても 子供の心には傷を与えたであろう内容でしたね。
そしてその子が16年後アミの前に現れたのです。
キム・ヒムチャンその人でした。
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ヒムチャンは父が亡くなった真相を知る為にアミに近づいたのですね。
子供の頃に耳にした父親と女子高生アミの関係や あの教室での爆発事故の原因を探っていたのです。
でもアミの人柄を知る内に感情に変化が訪れるのです。
実際は10歳の年齢差があるふたりですがアミが精神的には眠り始めた当時の年齢のままなので どこか年の差を感じずにいるのです。
アミは記憶の奥にある爆発時の夢をよく見るのですが そこには彼女の他にもうひとり誰かがいるのです。
記憶が戻らない彼女ですがそのもうひとりがとても気になるのですね。
そして恋人の事も気になります。
そんな彼女の記憶を呼び戻す為にふたりは通っていた学校を訪ねたり アルバムをみたり入学や卒業者名簿を調べたりしますが ヨンギョンの名前はどこにもないのです。
友達も知らないという恋人だったヨンギョンは 眠り続けていた彼女の夢の中の人物なのか?実在しないのか?と不安になるアミです。
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アミの病室で独り言を呟いていた男に再び会ったヒムチャンでした。
彼はキム・サンボンと名乗り警察官だと自己紹介しました。
そして職業柄アミの件を調べたと言いかなり詳しくヒムチャンに話すのです。
実験室で行われたのは人工的に太陽を作る実験だったと。
その為に電子レンジを用いたがそれが破損していて爆発したのだと言うのです。
そうしてそのレンジを持参したのがアミだったと言うのですね。
キム・サンボンが調べたと言う内容はヒムチャンにとっては衝撃でした。
父親が亡くなった原因を作ったのはあのアミであると知らされるのです。
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アミの前から姿を消したヒムチャンでした。
アミは友達に勧められ留学を決めますが その日友人が持って来てくれたアミの母親の遺品の中にある一冊のノートに目が止まります。
そこには人工太陽の件が書かれたページがありそれを読んでいく内に アミは泣き出したのです。
あの日 自分と一緒に実験室にいたのは恋人のヨンギョンだと叫んだのです。
そして彼はあの現場から逃げたのだと泣きながら口にしました。
自分を置いて逃げたのだと!
アミの記憶が戻ったのです。
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そしてヒムチャンもまた 別の場所である事に気付くのです。
学生時代仲の良かった友人達も何故かヨンギョンを知らないと言う不思議。
それに既に両親がいないアミの入院費は誰が払っていたのかという疑問にぶつかるアミとヒムチャンでしたね。
そうしてもうひとつの疑問は医師のミノが勤務しているのは ヨンギョンの父親が理事長を務めている病院。
ファギョンが経営しているカフェも同じ病院の中である。
また16年前爆発事故の捜査をしていた刑事が現在入院している所も同じ病院である。
そしてアミも・・・
偶然なのか? それにファギョンがやけにお金を持っている事にも疑問を感じるふたりでした。
ヨンギョンはどうしているのか・・
記憶が戻ったアミによって全てが解明されるのです。
あの日レンジを持参したのはアミでは無かった事も明るみになるのです。
遡ってのシーンですがヒムチャンが父親を亡くした時に 入院中のアミの病室へ行った事があったのですね。
父親を奪ったと思い込んでいた少年ヒムチャンは 眠っている彼女に向かって憎しみを込めてこう言い捨てたのです
「魔女!」と。
短編でしたがこのドラマは数回観た方が面白さがわかるかなと思いましたね。
1回目より2回目の方が面白かったです。
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最後まで読んでいただきありがとうございました♪