つぶやき「VIP 3人の背景」
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夫・妻・愛人 の背景にあるものは?
夫(ソンジュン)の母親は妻子のある男性と不倫関係にありました。
その二人の間に産まれたのが彼だったのです。
子供の頃から「愛人の子」と言われ辛い日々を送ってきました。
本妻の子供にも嫌味を言われ続けた。
その子たちの母親は体調を崩していてそれも彼ら親子のせいだと言われてきた。
ソンジュンは父親を嫌いそれでも彼なりの誠意としてお金を用立てても来た。
彼は「僕は父親の様には絶対ならない」と強く思っていました。
妻(ジョンソン)は母親が愛人を作り自分と父を捨てて家を出た過去があった。
まだ学生だったジョンソンはそんな母親に対して母だと認めないと強く反発していた。
そんな母親はお金に困ると父に頼ってきていた。
父親がそれに応えている事にひどく怒りを感じるジョンソンだった。
愛人(ユリ)は母とのふたり暮らしだった。
生活は苦しく母親が病気で入院をしてからユリはひとりで10年間母を支え生活を支えるために働いてきた。
屋上部屋で独り慎ましく暮らしていた。
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夫と愛人は共に母親との暮らしという共通点がありました。
境遇が似ていたという事は お互いを分かり合うためには然程時間が掛からなかったのかもしれませんね。
一方妻は二人とは逆の立場でした。
会社の代表を務める父親の元 経済的には恵まれていたのだと思います。
大卒で数か国語を話せる妻 貧しかったためか高校を出てから働き始め最近までデパートの試食売り場にいた愛人。
経歴だけみるとこのような違いが妻と愛人にはありました。
夫が妻には話せなかった父親の事は 当人ではないにしろ自分たちが本妻の家族を苦しめる立場だという想いがあり 母親の事で傷ついている妻に対しては どうしても言えなかったようです。
そしてその事実は夫の長年に渡って心に抱えた闇の部分だったのです。
それを話せたのが家庭環境が似ていた愛人にだったのです。
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自分を理解してくれる人には心を開いてしまうものかもしれませんね。
夫は父親の死に遭い それまでは嫌っていた人なので死んでも何も感じないだろうと思っていたのに 現実を目にして悲しくてしかたなかったと泣いていました。
自分でも意外な反応だったのでしょうね。
その時傍にいたのが愛人ユリだったのです。
まだ知り合いの段階でしたが 癒された気持ちがその後の不倫関係に発展してしまうのです。
でもこうも考えられます。
他人だから話せた。
自分の人生に関わらない人だから話せた・・とも。
ただ話せたことで自分の心がとても軽くなり 風通しが良くなったのかもしれませんね。
妻に対する愛とは違う一瞬の感情が生まれたのかもしれません。
う~~ん・・・
とりあえずきっかけはこういう事だったのです。
そんな時期もあったということですね。
炎は必ず鎮火するものですがこの時はポッと火が着いた瞬間だったのかなぁ(‘;’)
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最後まで読んでいただきありがとうございました♪