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韓国ドラマ「ロイヤルファミリー」を観て

2024/01/19
 
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りこです。 北海道在住 猫好き・ お笑い・韓流ドラマ・ 野球・音楽・散歩・掃除が好きです。

2011年

配信全18話(1話約65分)


簡単あらすじ

韓国のJkグループはあらゆる業界を傘下に置く大財閥である。

夫の死後その妻が会長に就いている。

後継者の候補には4人の子供 長男・次男・三男・長女が挙がっている。

母親である会長が最も信頼しているのは医者をしている次男だった。

18年前その次男が結婚したいという女性を連れてきたが母は大反対した。

しかし諦めない息子に対して結婚だけは許すが他の事は自分に従うという約束をさせた。

次男夫婦に息子が産まれ15年後の現在 夫婦は母親の仕打ちに耐えられずJKグループと離れ独立する事を考えていた。

嫁は不眠症になり睡眠薬を常用する様になっていた。

そんな中夫が悪天候を予想される日ヘリコプター事故に遭い亡くなった。

唯一の理解者だった夫が亡くなり悲しみの中にいる嫁に対して 姑は更なる追い討ちを掛ける。

それは婚約時に交わした誓約書の一文についてだった。

” 夫が死亡した場合 妻は全ての権利を放棄する。家族関係と財産を放棄する “

という内容だった。

それは息子の親権も放棄し一切JKグループとの関わりを断つ事だった。

姑は冷たく言い放つ。

「 あなたは家族じゃない。」

嫁は受け入れられず姑への復讐心を募らせていく。

感想

面白かったです。

次男の嫁キム・インスクは軟禁状態でした。

外出も制限され自由な時間を自分で取る事は出来ませんでした。

常に監視され続けていたのですね。

夫も生前はグループに関わる仕事はさせて貰えず母親である会長が認めたボランティアや取材のインタビューに応じるだけでした。

全ては嫁インスクを嫌っての仕業だったのです。

そうして次男の事故死が起きたのです。

義母はインスクには知らせるなと命令しました。

彼女が夫の死を知ったのは葬儀の直前だったのです。

しかも悲報を知る前には義母の前で婚約時の誓約書を読まされたのです。

” 夫の死後一斉の権利放棄 家族関係と慰労金以外の財産放棄 ” と。

これを受け入れるのであれば葬儀に出席してもいい。

しかし「嫌だと言うならこのまま出て行きなさい」と突き放すのでした。

突然の夫の死にインスクは葬儀中倒れてしまいました。

義母は冷たかったですね。

周りに聞こえないように「どかしなさい」と言ったのです。

その言葉を読んでいた人がいました。

口の動きを読みその言葉に憤りを覚えていたのは検事のハン・ジフンでした。

彼はインスクの知り合いで夫とも面識があったのです。

憔悴しているインスクが目の前で倒れた姿はジフンにとって衝撃でしたがそんな彼女に対しての会長(義母)の言葉はインスクがどの様な扱いを受けているのかが察せられる瞬間でもあったのです。

ジフンにとってキム・インスクは特別な人でした。

インスクは会長付きの弁護士から提案をされました。

慰労金はすぐに振り込まれる。しかしもうひとつの選択肢があると。

それは50億ウォンという大金を会長が支払う用意があるというものだった。

条件は全ての放棄。

しかしきっぱりと断るインスクでした。

その話を聴いていた息子がインスクに言うのです。

「ぼくの事はあきらめて。お金を貰って出たほうが良い。この家の中に家族はいない」と。

そして続けます。

「お母さんには親孝行する。おばあ様もいつかは亡くなる。だから・・」

息子は苦しそうにそう告げるのです。

夫が亡くなり愛する息子からの思いもよらない言葉に打ちのめされるインスクでした。

それでもやはり彼女の選択は提示された条件に対してのNOでした。

なんとしても全ての権限を放棄させたい会長は最後の手段に出ます。

それはインスクを ” 成年被後見人 ” に仕立てるのです。

成年被後見人とは精神障害により判断能力を欠く人。

これを利用してインスクを病人に仕立てるのです。

精神病と診断され入院させる。

精神不安定の為に買い物依存症やギャンブル依存症だという証拠を捏造する。

そうして彼女を別宅に置いて監視させるのです。

自殺予防にと刃物類は一切撤去させ 盗聴器は勿論 これまでの監視員を更に増やして生活全般に目を光らせ自由を奪うのです。

トイレにまでも監視を置くのですね。

完全に軟禁されてしまうインスクです。

しかし会長のこの魂胆に気付いたのが検事のジフンでした。

彼はJkグループの裏金問題や過去に起こした三男の事件など念入りに調査をして直接会長を尋ねたのです。

その場で葬儀以来のインスクに会う事になるのです。

ハン・ジフンは孤児でした。

インスクは子供の頃からの彼を支援していたのです。

あの義母(会長)もボランティア活動にだけはインスクを参加させていたのですね。

ジフンはまだ未成年だった15年前 殺人事件の容疑者にされたのですが 無実を信じ支え続けたのがインスクだったのです。

そして検事になる事が出来たのもインスクの存在が大きかったのですね。

親に捨てられ自暴自棄になってしまうジフンを勇気付け見守り弟の様に気に掛け彼の人生を応援してきたのはインスクでした。

司法試験に合格した日涙を流して祝福してくれた人だったのです。

ジフンは自分が孤児でありそんな自分の後援者がいた事は公にしていましたがその人の名前だけは秘密にしていたのです。

今や地検のエースと呼ばれている彼は「あなたの後援者とはどなたなんですか?」

と質問されるといつも はにかんだ様に ” 天使 ” ですと答えていたのです。

そんな彼女が窮地に立たされている事に彼が静観しているはずはありませんね。

彼に直接会った会長は警戒心を持ちました。

そしてJKグループの法務部へと誘致したのです。

ジフンはそれを受けインスクの近くで彼女を守り軟禁生活から救い出そうと決意するのです。

そんな彼の行動に不安を抱くインスクでした。

彼女は嫁に来た当初から名前で呼ばれる事がなかったのです。

誰もが 姪までもが彼女を名指しする時はインスクではなく”K”と呼んでいたのです。

生前夫はそれに憤り母親に抗議しましたが受け入れられる事はありませんでした。

インスクはこの家では自分を人間扱いしてくれる人はいないと 長年に渡り心に深い恨みを抱えていたのですね。

それも全ては会長である義母が仕組んだ事はインスクも知っていたのですが なぜここまで疎まれ嫌われるのか・・それは義母の亡き夫に関係していたのです。

インスクは息子の留学を見送る事も許されませんでした。

彼女は心に積み重なった義母への復讐を始めていくのです。

かなりしたたかに計算され徐々に追い詰めていくという方法を取るのです。

そしてその復讐に会長の目を盗み手助けしてくれる人がいました。


このドラマは森村誠一さんの「人間の証明」がモチーフだそうです。

インスクが義母の差し出す条件に対して首を振り続けた理由がありました。

義母の魂胆を知っての事でした。

息子の前で大金を受け取る姿を見せ 自分を捨てお金を選んだ母親だという事を息子に知らしめたいと考えている事。

インスクはここで息子を捨てたら自分は本当に人間では無くなる。

これまでゴミの様に扱われてきた自分だ。

受け取らない(お金)事が人間である事の証明なんだと言うのです。

こんな状況でも耐えて来たのは愛する息子と自分自身の為。

私が人間だと証明できる唯一の方法だと。

ハン・ジフンにとってインスクは恩人であり姉であり初恋の人・・という位置づけだったのかなと思いましたね。

彼女の為ならいつでも本気で立ち向かえる姿勢に 一生彼の中では色あせない存在なんだろうなぁと感じながら観ていました。

インスクとしては自分の復讐劇に彼を巻き込みたくない気持ちが強かったと思いますが決して遠ざかる事なく彼女の傍にいたジフンでしたね。

最終回ふたりが乗ったヘリコプターは何処へ向かったのでしょうか・・消息不明になったのです。

見ごたえのあるドラマだったと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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