韓国ドラマ「 39歳 」

韓国ドラマ 感想

2022年

配信全12話(1話 約72分)


簡単あらすじ

18歳の時に出会った3人の女性 チャ・ミジョ/チョン・チャニョン/チャン・ジュヒ

彼女たちの友情はその後も続き現在39歳になっている。

いつも一番近くにいて一番理解し合っていた。

しかしその中のひとりに重大な病気が見つかり余命宣告を受ける。

やがて訪れる死という現実に葛藤し立ち向かう3人の姿があった。

そして其々に支えてくれる恋人や家族の存在があった。

親友であるが故に伝える事の難しさや 互いに理解したい気持ちと限られた時間との向き合い方の狭間で苦しむ3人だった。

感想

チャ・ミジョはJ皮膚科病院の院長。独身。

チョン・チャニョンは演技指導者。独身。

チャン・ジュヒはデパートマネージャー。独身。

40歳を目前にこの先の人生を考える3人ですが ミジョはアメリカへの留学を考えていました。

自身はパニック障害がありその為環境を変えるという目的もあったようですね。

彼女の背景は少し複雑で実母に捨てられ施設に入りましたが 小学生の頃現在の養父母家族に出会い愛情あふれる環境で育てられ医師になる事が出来たのですね。

チャニョンは女優を目指していたのですが その後演技指導者となりました。

彼女には10年以上付き合っている男性がいますが 世間的には不倫と呼ばれる状況でした。

でもふたりは且つて恋人同士でしたが 別れ話しが出て彼はその辛さから他の女性と一夜を共にしてしまったのですね。

そして妊娠がわかり責任を取る形で結婚したのですがチャニョンと離れられずそのまま長い年月傍にいたのです。

しかしふたりの関係は一線を越えておらずその点からも不倫では無いと主張するチャニョンでしたね。

ジュヒは素直で泣き虫な人ですが恋人が出来ないのです。

気になる人が出来たのですが 彼は10歳近く年下で彼女もいる中華料理店のシェフでした。

母親とふたり暮らしのジュヒでしたが その母はミジョの実母の秘密を知っていたのです。

長年ひとりで抱えていたのですが ある日ミジョに打ち明ける事になるのですね。

3人が恒例で訪れていたボランティアの場でキム・ソヌという男性と出会いその後彼がミジョの忘れ物を届けた事で ふたりは一夜を共にしてしまい 後日意外な場所で再会するのです。

それはミジョが渡米予定の為彼女の代わりに院長として赴任して来たのがあのソヌだったのですね。

驚くミジョでしたが ソヌは家庭の事情がありアメリカから韓国に帰国していたのです。

そしてミジョに恋をしてしまったのですね。

当初恋愛感情がなかったミジョでしたが徐々に彼を好きになっていくのです。

ミジョ・チャニョン・ジュヒは健康診断を受ける事になりました。

そうして後日ミジョのところに電話が入ったのです。

知り合いの医師からでした。

CT画像を見せられ衝撃的な結果を言い渡されたのです。

すい臓がんの末期でステージ4であると。

抗がん剤治療をしても生存率は0.8%くらいであると言うのです。

ミジョのショックは大きく事実を受け止められずにいたのですが 医師は本人に治療する様伝えるべきだと続けました。

CTの画像はチャニョンのものだったのです。

ミジョの動揺が収まらず チャニョンに直ぐには打ち明けられず苦しみますが ジュヒには伝えなければならないと思い会う事にしました。

でも話そうとした時彼女の母親が明日再検査があると知りその事に不安を抱いているジュヒの様子に結局伝えられず ひとりで抱え込んでしまったのです。

ジュヒの母はがんの手術を受けその後もこうして再検査を受け続けていたのですね。

検査の度に再発を恐れていたジュヒだったのです。

ミジョはあの医師の話を聞いてから涙が止まらずあまりにも突然で そしてあまりにも残酷な宣告に不安な時間を送るのでした。

ですがソヌの助言もあり 本人に伝えなんとか治療を受けさせようと決意し遂にチャニョンと会う事にしたのです。

チャニョンは余りにも普段と違うミジョの様子に何かを察し 早く話すよう促すのです。

そうして検査結果の核心には触れられず「入院して治療して欲しい」と漸くそれだけを言葉にする事が出来たのです。

ですがチャニョンは良くない結果であると感じたのですね。

結局すい臓がんのステージ4である事 抗がん剤治療をしても生存確率がかなり低い事 余命半年である事 それらを知るのでした。

ミジョは治療をして欲しいと強く説得するのですが チャニョンはきっぱり断ったのです。

治療を受けてもやがて自分自身でトイレにも行けなくなる 食事も人の手を頼りベッドの上で死を待つだけの時間が耐えられないと。

それでもミジョはその気持ちを容認出来ず治療を受けて一日でも長く生きていて欲しいと願うのですが チャニョンの気持ちを変える事は出来ませんでした。

ミジョとチャニョンはもうひとりの親友ジュヒに打ち明けました。

余命を知りショックを受けるジュヒです。

チャニョンの恋人キム・ジンソクは離婚を決意していました。

彼女の病気を知る前だったのですがそれを聞いたチャニョンは怒ったように反対をしたのです。

ジンソクとしては意外な彼女の反応に戸惑うのですが 彼の意思は固いのですね。

チャニョンの本心は自分がいなくなると彼がひとりになる事への心配の方が大きかったのですね。

そして彼に病気の事を打ち明けたのです。

思いがけない告白に顔を覆い声を出して泣くジンソクでした。

ミジョとジェヒはチャニョンの治療をしないという選択を 残された時間を 自分の人生を自分らしく過ごしたいと言う彼女の揺るぎない意志を受け入れました。

そしてこの後の時間チャニョンをひとりにしないと決めたのです。

チャニョンとしてはふたりの気持ちは有難いものの やめてほしいと伝えましたがその言葉も軽く受け流すふたりでした。

更に恋人ジンソクも離婚を前にしながらも彼女から離れず毎日傍で見守る事にしたのですね。

時にはふざけ合い 時には泣き 時には昔の思い出を語り・・・

ジンソクの妻がチャニョンに会いに来ました。

そして離婚はしないと告げたのですが チャニョンの「もうすぐ彼の前から消えます」という言葉に少し理解が出来ずにいたのです。

余命が迫っている事を伝えたチャニョンです。

言葉を失うジノンの妻でしたが 数日後再びチャニョンの前に現れ「私は一度も夫に愛されなかった」

「結婚前 彼の電話を聞いてしまった 彼は誰かに必死で別れたくないと訴えていた」

「あなたに会った時気付いた あの電話の相手だと」

そうして彼女は「あなたの勝ね」と言い去って行きました。

それは皮肉でもなんでもなくジンソクの妻が素直に認めたチャニョンへの言葉だったのですね。

その後離婚を決め息子と海外へ行く事になったのです。

ジンソクはある日チャニョンにこう言いました。

「籍を入れよう」と。

勿論大反対のチャニョンです。

もうすぐいなくなる事が判っているのに何を言ってるんだと。

でもジンソクの反応はあっけらかんとしていましたね。

そしてこう告げたのです。

「この先の人生君の夫として生きたいんだ」と。

チャニョンの一番の悩みは両親に打ち明ける事でした。

決意を胸に地方で食堂を営む両親に会いに行ったのですが 最後まで打ち明けられず帰路に着いたのです。

その時同行していたミジョもただ見守るしか出来ずにいたのです。

その両親がチャニョンの部屋を訪れた時そこに居たのはミジョ・ジュヒ・そして見知らぬ男性のジンソクでした。

彼の存在を知り驚きながらもどこか喜ぶ両親ですが 後日娘の病気の実態を知るのです。

ショックのあまり倒れた母親でした。

チャニョンは解決したい事がありました。

ジュヒに彼氏が出来る事を望み そしてミジョに実母を会わせてあげる事でした。

ジュヒが気になっている年下のシェフとはジュヒがデパートを辞めた後彼のお店を手伝う事になり 彼も恋人と別れその後ふたりは緩やかに親しくなって行くのですね。

応援するチャニョンです。

ミジョの実母探しは彼女があまり望んではいなかったのですが ある場所にいる事が判ったのです。

それは刑務所でした。

外でチャニョンとジュヒとミジョの恋人ソヌが待つ中 対面した母子でした。

しかしそれはミジョにとって最低な母親である事を痛感させられた時間でした。

医者である娘と知り自分の借金を肩代わりさせようとしたのです。

病院にも取り立てを送り彼女を悩まし始めたのですね。

ミジョは再度面会に訪れ実母との絶縁を伝えたのです。

チャニョンは自分の夢を実現させる事にしました。

それは女優として映画に出演する事です。

面接を受け見事採用され遂に撮影の日がやって来たのです。

現場で見守るミジョ・ジュヒとジンソクです。

僅かなシーンでの出演でしたが彼女は全身全霊で挑み見事に撮影を終えたのです。

チャニョンの身体は徐々に衰え痛みも伴う状態になりました。

激痛に襲われる時間が長くなってきたのです。

入院を余儀なくされたある日 会いに来たミジョにチャニョンは一枚のメモを渡しました。

そこには自分の死を伝えて欲しい人たちの名前などが書かれていたのです。

チャニョンは早くも退院したいとミジョに伝え説得するも無駄でした。

我が家に戻りそこでジンソクと過ごすのです。

ある日 ジンソクは外で食事をしようとチャニョンを誘いました。

久しぶりの外食に喜ぶ彼女です。

席に付いても嬉しさが抑えられずつい辺りを見回してしまうチャニョンです。

するとすぐ後ろのテーブルに懐かしい人がいる事に気付きました。

その偶然の再会に立ち上がり駆け寄るチャニョンなのです。

しかしそれだけではなかったのです。

あっちのテーブルにもこっちのテーブルにも懐かしい顔が沢山あったのです。

みんな笑顔で彼女の周りに集まって来たのです。

そこには両親の姿もあり親友のふたりもいたのです。

ここに居るのはミジョが預かったあの訃報を伝えてほしいというメモに書かれた人たちだったのです。

ミジョとジンソク達のサプライズだったのですね。

泣きながらもとてもいい笑顔でこの思いがけない再会を心から喜ぶチャニョンでした。

ミジョもジュヒも眠れない日々が続きました。

電話を恐れながらも片時も離さず不安との闘いでした。

ある夜 電話が鳴り響きます。

ミジョの携帯にもジュヒの携帯にも

それはジンソクからでした。

とうとうこの日がやって来てしまったのです。


チャニョンはジンソクに見守られ旅立ったのです。

遺影はミジョが撮った笑顔の彼女でしたね。

それでも時間は流れいつもの日常が変わりなく訪れ 忙しく働く友や恋人でした。

ただひとつ違っているのはそこにチャニョンがいないという現実でした。

友情と恋愛と死という現実的な大人のドラマでしたね。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

riko
riko

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