韓国ドラマ「クリーニングアップ」を観て

2022年

配信全16話（１話約67分）

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「簡単あらすじ」

賭博で借金を抱え離婚されたヨンミ。

娘ふたりを育てるシングルマザー。

借金の取り立てに追われる日々を送っている。

仕事は投資証券会社で清掃員として働きながらコンビニでのパート等を掛け持ちしている。

ある日 ヨンミは証券会社営業チーム長であるユン・テギョンの電話での話を聞いてしまった。

企業名だけ何気なく覚えていたがその後その会社の株が上昇したとニュースになり 彼女は閃いた。

株の本を読み漁りインサイダー取引を知る。

仲間のインギョンに話を持ち掛け反対する彼女を説得し一緒に情報を得る事にする。

その後もうひとり清掃員のスジェも加わり3人は株で儲ける為にその方法を考える。

ヨンミ達は営業チーム長の秘密の携帯を手に入れたがその後待ち受けていたのは危険な人物との出会いだった。

そして経済的に苦しいヨンミに子供の親権についても辛い判断が迫られる事になる。

感想

思った以上に面白かったですね☆

借金返済がいつまでも付いて回るヨンミでした。

そんな彼女の耳に飛び込んできたのが投資証券会社営業チーム長の電話の会話でしたね。

インサイダー取引は犯罪だと反対するインギョンでしたが 誰も傷つけないから大丈夫だと説得するヨンミです。

そうして２人は情報を得る為に考え出したのが「盗聴」でした。

営業チーム長の部屋の換気口に盗聴器を取り付ける事にしたのです。

盗聴から得た情報で最初の株を買ったふたりは成功しました。

ふたりの行動に不信感を覚え近づいてきたのが同じ清掃員のスジェでした。

彼女は家庭では孤立気味で目標額が貯まったら離婚しようと考えている主婦でした。

ヨンミとインギョンは盗聴の事を打ち明け彼女も仲間になったのです。

しかしユン・テギョン（営業チーム長）は天井から聞こえる異音に違和感を覚え調べた結果 盗聴器が発見された事で会社の監査が入る事態になったのです。

清掃員であるヨンミ達に疑いの目が向けられる事は無かったのですが 内心怯える日が続くのです。

ユン・テギョンには秘密の携帯がありました。

それはインサイダー取引の相手に情報を知らせる為に使用していた電話でした。

清掃中にその携帯の存在を知ったインギョンは本人に返すタイミングを失い持ち帰ってしまったのです。

スジェはメールの内容に大きな利益を得る情報がある事を知り送信者のイ・ヨンシンに電話を掛けてしまったのです。

ヨンミが受け答えをする事になったのですが 相手の問い掛けに自分はユン・テギョンの友人だと名乗ってしまったのです。

この電話がテギョンの物である為ですね。

そして彼から取引の事は聞いているという事にしたのです。

ヨンミは電話の相手と会うことになりました。

イ・ヨンシンという男性と会う為に株の事を必死で勉強したヨンミです。

身なりも整えいよいよその場所へ向かいました。

彼は弁護士でした。

最初は挨拶とユン・テギョンの友人である事を信じ込ませる為の情報を伝えるのです。

ヨンシンはまだ信じきってはいない様ですが日を変えて会って欲しい人がいると言いました。

ヨンミはその人物に会う事になったのですがそこにはもうひとり女性が現れたのです。

投資証券会社の監査チーム長ジャンディでした。

盗聴器の件で調査を指揮していた人で面識があったのです。

彼女はヨンミを見てどこかで会った事があると思ったのです。

ヨンミは自己紹介の時咄嗟に出たのが娘の名前でした。

ジャンディはヨンミを疑い自宅まで送ると言いましたがヨンミが伝えた住所は高級住宅街だったのですね。

以前家政婦として働いていたその家の前でタクシーを降りますがジャンディは彼女が家の中に入る迄見届けているのです。

なんとか上手く人の家に入り込んだヨンミでした。

ヨンミが会った人の中にキャプテンと呼ばれている男性がいました。

しかしこの人がとても残忍な人でしたね。

このキャプテンを筆頭に弁護士のヨンシンと営業チーム長のテギョン・監査チーム長のジャンディがチームを作っていたのです。

それはテギョンが知り得た企業の情報をヨンシンとキャプテンに教え大金を得るというインサイダー取引の相手だったのです。

株価が上昇すると一気に売りに周り莫大な資金を手に入れるのですね。

テギョンとジャンディとヨンシンはそこから対価を受け取るのです。

違法な取引ですがヨンミも足を踏み入れてしまったのですね。

更に彼女はある情報を仕入れる事を任されました。というより試されたのですね。

廃校の跡地で開発計画があり請け負う建設会社の指名は理事会の投票で決まるというのです。

その建設会社を事前に知り株を買うのですね。

ヨンミは公になる前に情報を掴みキャプテンに知らせる事で対価を得る事になったのです。

それは他の２人（インギョンとスジャ）にも分け与えられるので早速理事会の日時と場所を調べ盗聴器を仕掛ける事にしました。

しかし予想外の事が起きたのです。

理事会の会議室に変更がありそれを知らなかったヨンミ達だったのです。

監査チーム長のジョンディはヨンミの正体を暴いてしまいました。

更に弁護士のヨンシンも知ってしまうのです。

もっと危険なのはあのキャプテンも知る事になりヨンミは窮地に追い込まれるのです。

メンバーの目の前で彼女を殺害しろと命令されたのは営業チーム長のテギョンでした。

しかしその場を救ったのは弁護士のイ・ヨンシンだったのです。

キャプテンが一番信頼している人でした。

なんとか難を逃れたヨンミだったのです。

彼女は大家さんから契約満期で家を追い出される事になりました。

保証金も未払いの上無断で屋根裏部屋に人を住まわせていた事がバレてしまったのです。

どんなに頼んでも大家さんの首が盾に振られる事はありませんでしたね。

そんな母親を見ていた下の娘は友人宅で高価なブローチを盗んでしまったのです。

その理由を訊くと引越しはしたくないからこれを売ればお金になると思ったと言ったのです。

ヨンミは娘たちを別れた夫に預ける事にするのです。

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綱渡りの情報収集でしたね。

ヨンミはコンビニで知り合った就活中の若い女性にも株の事を教え彼女もお金を手に出来たのですが その後買った株が暴落し彼女は自殺したのです。

その株価暴落にはヨンミも関わっていたのです。

キャプテンから娘を盾にある事を命令されたのです。

それはフェイクニュースを出す為の工作でした。

清掃員姿のヨンミがウソの情報が書かれた書類を置き 記者がそれに気づく様仕向け確認後その場を去るのです。

ニュースは流れ 株を買った人の中にあの女性もいたのですね。

そして事実無根だと広まり株価は大暴落し自殺者が増えたのです。

ヨンミは初めて自分の犯した事の重大さを痛感するのでした。

３人は大金を得てそれぞれ自分の夢を叶えていきましたね。

ですがヨンミは犠牲にしてしまった命の上に自分の日々があるのだという事を忘れないと誓うのです。

本当に面白っかったです☆