韓国ドラマ「恋人」を観て
2006年 SBS放送
配信全20話(1話約62分)
「簡単あらすじ」
美容外科医のミジュは実家がある信島(シンド)へ来ていた。
そこで牧師である父が親のいない子を預かる施設を開いていた。
父が保証人になったばかりにその土地を売却しなければならない事態になる。
ミジュはその土地に自分の夢である病院を建てたかったので父親と口論になる。
しかしその土地を狙っている人物がいた。
ヤクザの親分ガンジェも信島(シンド)に来ていた。
その時何者かに刺され、その場にいたミジュが実家で手当てをする。
回復するまで滞在することにしたガンジェ
やがてふたりの間には特別な意識が生まれていくが、お互い自分の気持に正直になるにはそれぞれに関わっている人達と、解決していかなければならない出来事があった。
ふたりが「恋人」となるには時間が必要だった。
感想
ヤクザのガンジェには、8年間付き合っている彼女がいました。
結婚をしたがらない彼に対して 不満がある彼女でしたが、妊娠を伝えるととても優しくなるガンジェでした。
ミジュは男っ気がない女性ですが、ある日お見合いをする事になります。
それが ガンジェが引き取られた家の 息子セヨンでした。
セヨンはミジュを気に入りますが、ミジュはガンジェが気になり なかなか気持ちに応えられずにいます。
一方ガンジェもミジュの存在が 気になりながらも 妊娠中の彼女との生活を考えてはいるのですが、こんな状態になっても結婚に踏み切らないガンジェなのです。
ヤクザの親分という割には若い印象のガンジェでしたね。
ガンジェはカラオケで歌ったことがない人でした。
ミジュが何故か?と聞くと カラオケは楽しい時に歌うもの、これまで楽しいと思う事がなかったと言います。
彼は孤児院で暮らしていて今の家に引き取られたのですが、そこからヤクザの世界に入って行ったのですね。
その家でも冷たく扱われ、いつも寂しさと悔しさが溢れていたようです。
そのガンジェがミジュの前で控えめながらも歌を唄うのです。
彼は付き合っている彼女の前でも歌わないのに、ミジュの前では唄えたのです。
彼は心を開く事を知ったのです。
ふたりは想い合いながらも なかなか近づけないのですよね。
でも気になってしかたないのです。
周りの人達の事を考えるとそんなに簡単には進めないのですね。
終わり近くにはヤクザの世界という事もあって、最後は激しい抗争がありました。
巻き込まれるミジュと、そこで大事な人を亡くすガンジェです。
「恋人」という甘いイメージのタイトルですが 少し違いました。
不思議とあまり胸を打たれるというシーンはありませんでしたね。
別れも再会のシーンも意外に淡々と観る事が出来たと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪