韓国ドラマ「ドクター探偵」を観て
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2019年韓国で放送
配信 全32話(1話 約 30分)
「簡単あらすじ」
主人公ト・ジュンウンはハーバード大卒の疫学専門医
しかし医師免許停止中であり 私生活では離婚していて一人娘は元夫の所で暮らしているという現状
生活の為にと労働環境に問題のある企業の労災を逃れるための手助けをしてお金を得ていた
そんな中かつての知り合いが「未診断疾患センター」通称「 UDC 」の所長でありジュンウンの能力を買っていて「UDC」へスカウトする
当初は二の足を踏んでいたジュンウンでしたが やがてそこで働くことになる
「未診断疾患センター(UDC)」とは仕事中に病気になったが原因が分からないという環境を調査する専門機関です
家宅捜索権・独立捜査権を有する
労働部・科学技術部・環境部が作った機関である
大企業の下請け会社で起こる従業員の体の異常に 会社側はUDCの調査を拒み原因を闇に葬ろうとするが ジュンウンたちは使い捨てにされる従業員達を守る為に原因の調査にあたる
しかし韓国企業のトップ「T L グループ」によってことごとく阻まれてしまう
調査されたくない企業と諦めない「UDC」の攻防が始まる
感想
専門用語が多く出てくるドラマで 字幕に自分の理解度が追い付かなかったですね
大企業は問題が起きると下請け会社のせいにして 逃れようとします
子会社側は病気を引き起こしているとされる薬品などを必死で隠し 体調を崩した従業員は本人の管理責任だと主張します
また 労働時間も基準を大きく超えていることも隠ぺいしようとします
過酷な労働環境によって体調を崩し 原因が分からないままに命を落とす労働者がいたり また販売された製品によって特に子供たちへの罹患者が多く出て 時には命を落としたりという事例が出始めます
その調査をしたいのですが 大企業の妨害が凄まじくて政界 法曹界 病院関係等ありとあらゆる所に影響を持っているため 原因究明が急がれるにも関わらず一向に進展しないのです
あまりに核心を突かれそうになると「UDC」への圧力が増し 独立捜査権も家宅捜索権も剥奪されてしまうという緊急事態になります
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身動きが取れなくなった「UDC」
しかし 彼らは決して諦めません
捜査権が奪われても問題企業に向かって調査をします
時には潜入捜査をする等して なんとか労働災害を受けているという証拠を見つける為に動きます
特に後半の回には引き込まれるような緊張感がありましたね
決して派手ではないのですが 人々の生活の中にある危険と命を脅かしかねない職場という環境での問題点にスポットを当てた 社会派のドラマでした
ジュンウンは医者であり調査する任務でもあり その能力は天才的であるので「ドクター探偵」と呼ばれています
所々ユニークなシーンもあり 展開の速さもありで苦にならずに観る事が出来ました
また 主人公ジュンウンと一方的に離婚を決めた元夫の真意と 医師免許停止の原因なども徐々に解明されていきます
最終回に近づくとサスペンス要素も感じられるなど とても見ごたえがありました
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一見すると地味な印象を持ちますが 原因追及していくスピードには痛快さもありましたね
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最後まで読んでいただきありがとうございました♪