つぶやき「VIP 写真の妻 戻れない涙」

離婚後ソンジュンが見ていたものは 写真でした。
そこには懐かしい思い出がありました。
そして何枚目かの時 ソンジュンの顔が歪んできました。
涙が溢れて来るのです。
ジョンソンが本を読んでいる顔
ジョンソンの眠っている顔
それはソンジュンが撮った写真なのでしょう
きっとこの時の自分の気持も一緒に思い出したのかもしれません。
ジョンソンの存在そのものが自分の幸せで、自分の全てで最期まで一緒だと信じていた頃です。
何よりも一番大切で守りたかったジョンソンとの暮らしでした。
写真屋の店先で号泣するソンジュンです。
副社長に頼まれた仕事も ソンジュンはこう言っていました。
「これくらいならと思ったけれど、気が付いた時には遠くまで来てしまった。昇進もしたかった。何者でもない僕がここまで出来るんだと 見せたかったんだ・・・ジョンソンに 周りの人にも」

元妻のジョンソンは、仕事や趣味に、友人達との食事にと活動的に過ごしています。
知人の精神科の医師に生き生きしている様子からこう言われました。
「恋でもしているのか?」
ジョンソンは
「今はひとりでしあわせになるわ」
と答えます。
ユリは 父親に
「これから行って来ます」
と電話で伝えます。
「帰ったら 会おう」
と答える父親です。
そうしてユリは韓国を離れました。
ソンジュンにとってジョンソンは、もしかすると少し無理をしなければいけない人だったのでしょうか……
勿論、愛が一番に来るとは思いますが 彼女に相応しい男になりたいと思う部分があったのかもしれないなぁと感じています。
だから自分の父親の事を素直に話せなかったのは、ジョンソンの事情もあったけれど 話すことによってジョンソンが離れてしまうような怖さもあったのではないのか??と思ったりもしましたね。
でもユリとは精神的にソンジュンが等身大でいられた相手なのかもしれません。
そこに無理をしなくてもいい自分を感じ 癒されていたのかもしれませんね。
ですが、ユリがソンジュンの幸せの存在かというと、そこは違ったのでしょうね 多分。
ソンジュンの母親が云った言葉が全てかもしれません。
「一瞬の感情で全てを失った」
胸が痛むと感じた人への気持を その時は愛だと信じた。
妻と向き合えなくなってしまい、思い描いていた将来のふたりの暮らしも出来なくなってしまった……自分が壊してしまった。
別れを決断した。
でもどうにもならない悲しみに襲われてしまう自分がいた。
けれど戻れなくなっていた。
だからと言って 愛人との暮らしは考えていない。
いつかは別れる人。
別のシーンでは、ジョンソンに別れようと告げた時、ソンジュンは割れたガラスは元に戻らないと言いましたね。
もしこのドラマの最終地点が 別れではなければ、きっと誰かがこう言ったのでは?
元に戻すんじゃなくて 違う形にすればいいんだって。
そう言ってくれる人がいたらよかったのにと思える終わりでした。
3人の中で もしかしてジョンソンが一番尾を引いていないのかも (‘;’)

最後まで読んでいただきありがとうございました♪