韓国ドラマ「私のハッピーエンド」を観て-第10話・第11話-
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2023年
配信全16話(1話約64分)
「これまでのあらすじ」
家具デザイン会社社長兼デザイナーの妻 ソ・ジェウォンと大学教授の夫 ホ・スンヨンには離婚話が出ていた。
原因は一人娘アリンの父親がスンヨンではない事だった。
DNA検査で事実を知った夫は妻の親友と浮気をした。
娘の親権を取り妻を苦しめようと考えていたが ジェウォンが子供の頃から精神病で苦しんでいた事を知り夫は自分の行動を後悔した。
また妻の妊娠は薬の服用と断り切れなかった飲酒が原因で意識障害を起こし何者かに連れ去られた事によるものだと知ったのだ。
その人物を突き止めた夫は怒りを覚え会いに行った。
その後スンヨンは妻への復讐のために利用した不倫相手の処へ謝罪に出向いた。
しかしその後夫は遺体で発見されたのだ。
そしてその容疑者として妻のジェウォンが逮捕された。
ジェウォンには夫の死亡推定時刻のアリバイがなかったのだった。
同時に離婚問題もあり疑いの対象になってしまった。
夫の死亡を受け大きな衝撃を受けたジェウォンだったが警察での取り調べが始まるのだった。
感想
夫の死亡は寝耳に水のジェウォンでしたね。
安置されていた夫を目の前にして崩れ落ちる妻でした。
警察で取り調べを受けますが何も言葉に出来ないのです。
死亡推定時刻の彼女のアリバイは証明出来ません。
また殺害に使用された農薬と同じ商品を以前購入した履歴があり その使用目的についても答えないジェウォンでした。
その間にも部下のユン・テオはジェウォンのアリバイを探しますが未だ証明は難しいのです。
世間はジェウォンの夫殺害容疑で逮捕という話題で持ちきりになり 会社のイメージダウンは避けられず 売り上げも減少していくのでした。
更にジェウォンの精神病についての記事が出るという事にもなっていきます。
彼女が一番力を入れていた店舗は閉店に。
テオは上層部の決定に抵抗しますが覆る事はなかったのです。
社長解任案も出て臨時株主総会が開かれる事になったのです。
加速度的に社長としての立場を降ろされていくジェウォンです。
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取り調べ中にジェウォンは異様な行動を見せるのです。
その場にいた刑事も弁護士も不思議な目で彼女を見つめます。
でもジェウォンの中では失くしていた記憶の断片が徐々に繋がり始めていたのですね。
そして自分宛に送られ続けていた脅迫メールの差出人が誰であるかを知るのです。
その相手が面会に来ました。
ジェウォンは全て思い出したとその人に向き合います。
そして夫を殺したのもその人だと確信を持つのです。
それは不倫相手のユンジンでした。
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ジェウォンは証拠不十分で釈放されましたね。
テオは社長解任案が出ている事を伝えなんとか阻止しようと言いますが 病気の件も知られるので意味がないと答えるジェウォンでした。
夫スンヨン殺害事件で事件当初の死亡時刻にズレが生じてきました。
当初スンヨンが身に着けていたストップウォッチが示していた時刻を死亡時刻としていた警察でしたが 解剖によりその時刻以前である事が判明したのです。
依って当初の時刻にアリバイが成立していた関係者も疑わしくなってきたのですね。
それは不倫相手だったユンジンも またその父親である会社の理事長にも当てはまるのです。
また亡きスンヨンの友人が連絡をくれ 彼から預かっていたものがあるとUSBメモリをジェウォンは受け取りました。
そこにはユンジンの声と父親である理事長の声が残されていたのです。
もうひとつの事故に関する音声でした。
ジェウォンには主治医で友人でもある医師がいました。
彼女が薬を調達していたのです。
釈放されたジェウォンはテオにその友人を訪ねて欲しいと依頼したのです。
しかし テオが会ったその友人はジェウォンと会った事はないと答えたのです。
名前は間違ってはいないのですが友人関係でもなければ主治医でもないと言うのですね。
テオから報告を受けたジェウォンは彼女へ電話を掛けますが使われていないというメッセージが流れてきます。
病気の症状が表れるといつも隣にいて 相談に乗りアドバイスをくれていたその人は自分を知らないと答えた・・
ジェウォンは自分自身を疑い始めるのです。
そして彼女は自ら社長を辞め精神病院へ向かったのです。
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ジェウォンの母親はギャンブル依存でした。
またうつ病も患っていてジェウォンが子供の頃 母が手首を切った姿を目にしたり 薬で眠らせた自分を抱きかかえ心中を図った事も覚えていたのです。
そして自分もまたそんな母と同じうつ症状で悩んでいたのです。
しかしジェウォンは母親とは違うんだと自分は自殺などしないと自身に言い聞かせていたのです。
その行く先が病院へ入り治療をするという決断だったのですね。
そこで正面から治療を受けカウンセリングの中で自分を取り戻す事にしたのです。
ジェウォンは閉鎖病棟へ入院しました。
そこには患者を自傷行為から守る為の隔離病室がありその一室に彼女はいたのです。
医師との対話や投薬・そして同じく精神疾患のある患者さん達とのミーティングの中で徐々に自分と向き合う事から逃げずに治療する日々を送ったのです。
そこで新たに気付いた事がありましたね。
あの友人だと思っていた医師の存在は幻覚であった事。
そして以前ストーカーによって川に投げ捨てられたと思っていた事件は実はジェウォン自身が自ら身を投げていた事。
苦しみの中から漸く真実を見たのでした。
ジェウォンは自分を取り戻し始めてきたのですね。
そして退院が近くなったある日 テオに娘の事を頼むのです。
暫く彼の育ったアメリカで過ごさせる事にしたのです。
それはこれからジェウォンがやらなければならない事があった為でした。
娘を守る為の選択でした。
その計画にはユン・テオの協力が必要であり彼も積極的に応じたのです。
退院後ふたりは改めて決意するのです。
失くした物を取り返す事を。
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ジェウォンの後任として社長の座に就いたのはユンジンでしたね。
彼女の父親で会社の理事長でもあるヨンイクはスンヨンが持っていた音声データを探していました。
それは屋上から転落した男性に関する事で娘のユンジンからの助けを求めた音声だったのです。
男性を救出せず隠蔽した事が知れる内容であり 世間に知られる事を恐れたのでした。
なぜなら彼は政界進出を目指していたからですね。
ジェウォンとテオがまず始めたのは7年前自分を襲った男に対しての報復でした。
しかし自分たちが手を下すのではなく その男と繋がりのあるユンジンの父親を触発する方法でした。
ジェウォンはヨンイク(ユンジンの父親)がどう動くかを熟知していたので彼の手下の者が命令によりその男を始末する。と考えたのです。
その為に上手くヨンイクを誘導するのです。
そして思惑通りの結果になるのです。
ジェウォンは社長になったユンジンを訊ねました。
そして耳元で囁いたのです。
「少し待って もうすぐ終わらせるから」
夫殺害の犯人は誰なのか・・そしてまた常にジェウォンの側にいてくれるユン・テオとの今後も気になるところです。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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