韓国ドラマ「私のハッピーエンド」を観て-第12話・第13話-
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2023年
配信全16話(1話約64分)
「これまでのあらすじ」
ソ・ジェウォンは子供の頃から躁うつ病に悩まされて来た。
常備薬があり夫との離婚問題から薬を多用する様になっていた。
夫スンヨンは妻の病気を知らずにいた。
ジェウォンは7年前自らがデザイナーとして働く家具デザイン会社の社長に就任しそのパーティー会場で薬と飲酒により意識障害を起こしていた。
そして朝目覚めると隣に誰かがいた形跡があり彼女は夫だと思っていたのだ。
しかしそれがふたりの離婚にまで発展するのだ。
彼女がその後出産した娘は夫の子では無かった。
夫は6歳の娘を溺愛していたが「娘はあなたの子では無い」というメールを受け取り検査の結果血縁関係を否定された。
妻への恨みが沸き起こり夫は妻の親友ユンジンと不倫関係になり離婚を告げた。
ジェウォンには身に覚えがなく過去の記憶を呼び起こそうとするが彼女自身検査を依頼し夫の子では無いと知る。
全て自分の責任だと妻は離婚を受け入れた。
その直後彼女は失踪し2日後夫の元へ戻った。
しかしジェウォンは離婚や子供の父親の件などの記憶を失っていた。
やがて夫は妻の病気を知る事になりその後自分の行いを後悔する。
そして不倫相手の元へ行き自分の復讐の為に利用した事を謝罪するも拒否される。
その後夫は遺体となって発見された。
その容疑者として逮捕されたのが妻のジェウォンだった。
彼女の容疑を晴らそうと走り回る部下ユン・テオの姿があった。
感想
突然の夫殺害の容疑者になったジェウォンでしたが証拠不十分で釈放されました。
その後病気の為長い間幻覚を見ていた事に気付いたジェウォンは自ら社長を辞任し精神病院へ向かいましたね。
自分と向き合いこれまで避けて来た現実に目を向ける事で自分を取り戻す努力を重ねていきました。
そうして退院した彼女は部下のテオの協力の元失った全てを取り返し夫を殺した犯人を見つける決意をしたのです。
その為娘は一時アメリカに居るテオの妹に託したのです。
自宅へ戻ったジェウォンは何者かが門を出る処に遭遇しました。
彼女を送って来たテオはその男を捕まえようとしますがそれを遮ったジェウォンです。
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退院しても尚幻覚に悩まされ続けます。
彼女は幻覚の放つ言葉に耳を傾けない様にと無視を貫きます。
その人の言葉はもうひとりの自分の頭の中の考えなのでしょうね。
その度に薬を飲み姿を見ない様にと務めているのです。
テオはそんな彼女に寄り添い見守るのでした。
夫を殺した犯人に対する手掛かりが掴めず苦心が続きます。
亡き夫の不倫相手だったユンジンは7年前に流産した事 そして友人だったジェウォンと恋人の事について真実を知るのです。
ジェウォンが薬を服用していてその為意識障害を起こす事をユンジンの恋人に教えた人。
恋人がジェウォンを抱えホテルの部屋に入って行ったのです。
それを敢えてユンジンに見せる様仕向けた人。
ユンジンはショックのあまり子供を流産しました。
その全ての仕掛け人が父親だったのです。
ユンジンは父の前で怒りを抑えられません。
その為に自分がこれまで恨みの相手だと思い込まされてきた人への憎しみの感情を7年間も抱え苦しんできた事 そして自分が起こした取り返しの付かない事実に泣き崩れるユンジンです。
父親はあんな男の子供を産んで欲しくなかったと言うのです。
娘を精神的に追い込んで流産を狙った父親。
ユンジンは親ならそれだけはしてはいけない・・と絶望を隠しきれずにいました。
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元刑事の男がジェウォン宅へ侵入して来ました。
亡き夫スンヨンが所有していたユンジンと父親の音声メモリを探す為でしたが 帰宅したジェウォンと対峙し「捜している物は此処には無い あなたも用が済めば捨てられる」と言われた元刑事は彼女の首を絞めたのです。
駆け付けたテオがその場を救いましたが この家にいる事は危険だから場所を変えようと言う彼に対してジェウォンは拒否しました。
彼らの目的は自分に恐怖を与える事だと答えるのです。
そうしてジェウォンの復讐の目的を諦めさせる為の行動であると。
彼女は夫殺害の犯人をおびき寄せる為敢えて囮になる様仕掛ける事にするのです。
ある夜帰宅した彼女は何者かに襲われました。
意識が戻った時には椅子に両手足を縛られ身動きが取れない状態になっていたのです。
そしてそこに現れたのが会社の理事長でありジェウォンを支援してきたユンジンの父親だったのです。
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ヨンイク(ユンジンの父親)はジェウォンの夫を殺した事を白状しました。
全ての責任はジェウォンにあると責任転嫁するのです。
そして同じ方法でジェウォンを殺害しようとした時 危機一髪でテオに助けられたのです。
警察も直ぐにやって来ましたが ヨンイクはその出動の速さに驚きその場を後にするのです。
その様子を知っていたユンジンは父親に会い書類を渡しました。
遺言書です。
そこには全ての財産を娘に譲渡すると書かれていてサインを求めたのです。
更にヨンイクは追い込まれるのです。
ジェウォンはヨンイクが信頼している議員に会い彼の賄賂や横領等の記録された書類を渡しました。
それに依って監査会でヨンイクを追い詰めるのです。
そこにはもうひとつジェウォンを拉致した映像も公開されるのでした。
彼女は囮になると決意した後 拉致された際予め洋服のボタンにカメラを仕掛けていたのですね。
自分を殺害しようとした男・そして夫を殺害したと告白した男ヨンイクが鮮明に映っていたのです。
ヨンイクは緊急逮捕されました。
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ジェウォンは以前会社で襲われた事があるのですが その男が屋上から転落しその後意識不明で入院していたのです。
その男はユンジンの指示で彼女を襲ったのです。
しかし男は後悔しもう指示には従わないとユンジンと揉み合う内に転落したのでした。
動転した彼女は父親へ助けを求め電話を掛けたのです。
父親はその事故を隠蔽したのでした。
しかしその時の通話音声が残っていると知り捜していたのですね。
それを所有していたのがジェウォンの夫でした。
ユンジンにとってはその男の存在が気がかりだったのですが 意識が戻っていない状態が続いていたので手を下す事はせずにいたのです。
しかしその男が目覚めたのです。
テオとジェウォンも気にかけていたその男の状態でしたが意識が戻ったと知り急いで病院へ向かいました。
実は転落した当初テオはその男を訪ねていたのですが 事故が起きた直後だったのですね。
事故に不信感を抱いたテオはその男は襲われたと感じたのです。
そして再び襲われない様にと搬送された病院から運び出し行方を隠したのでした。
しかしユンジンはその転院先を調べていたのですね。
意識が戻ったと知り病院へ着いたジェウォンとテオは愕然とします。
その男の遺体が運ばれて来たのです。
そしてその後ろには血しぶきを浴びたユンジンがいたのです。
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夫を殺したのはユンジンの父親でしたね。
元刑事がチョコチョコ出てきますが 彼は保険調査官になっていて ジェウォンの父親が母親の保険金を不正に受け取ったのではないかと調査していたのです。
しかし回が進むごとにこの元刑事はジェウォンの母親と繋がりがあった事が判るのです。
そしてまたジェウォンの父親の秘密も握っていたのですね。
更にユンジンとも関りがあり彼はある事件を元に窮地に立たされるのです。
ユンジンも彼女なりの苦悩があった様ですが元恋人はろくでもない男で本気で彼女を愛していた訳では無かったのです。
そしてまた浮気相手のスンヨンも本気ではなかった。
どこか ” 愛 ” に飢えていた感じを受けましたね。
テオは未だに幻覚に苦しむジェウォンから目を離さず彼女の支えになり続けています。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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