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韓国ドラマ「神との約束」を観てー第7~12話ー

2024/05/10
 
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りこです。 北海道在住 猫好き・ お笑い・韓流ドラマ・ 野球・音楽・散歩・掃除が好きです。
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2018年

配信全30話(1話約41分)


簡単あらすじ

第7話~第12話

離婚した夫の間に出来たひとり息子のヒョヌは 急性骨髄性白血病で移植が必要だったが 適合者が出ず 兄弟なら確率が高いと医師の言葉を受け 母親のジヨンと元夫ジェウクは人工授精を選択し子供を作った。

その子からの臍帯血(サイタイケツ)移植によりヒョヌは回復した。

しかし産まれた子はジェウクの元で育てる事が条件だった。

ジヨンは再婚した夫ミノ・息子ヒョヌと共にソウルを離れた。

10年が過ぎヒョヌは中学生になり弟はジェウクとナギョンの子として又 チョンジグループの跡取りとして成長していた。

アナウンサーだったジヨンは仕事を辞めていたが昔の仲間から司会の仕事を頼まれた。

息子と夫の後押しを受け復帰を決めた。

その番組の出演者にはナギョンがいた。

彼女は前夫を奪った女性でジヨンの親友でもあったが10年前産んだ子の母親でもある。

ふたりは再び顔を合わせる事になった。

感想

ジヨンの仕事復帰には息子の言葉が決め手となりましたね。

復帰に迷う母にヒョヌは自分の気持ちを話しました。

「テレビに出ないのは僕の為?」

「僕は息苦しいんだ」

「お母さんが僕の食事の管理をして毎日メモを残してボードにたくさん貼ってある」

「あれを見る度 もしお母さんがこれを辞めたら僕は死ぬ時なのかなと思ってしまう」

ジヨンはヒョヌの為にと思い行っていた事が 実は不安を与えていた事に初めて気づかされたのでした。

特別な事はせず母親にも普通に過ごして貰いたいという願いがヒョヌにはあったのですね。

その姿が一番安心なのですね。

夫もジヨンの背中を押してくれました。

仕事復帰を決断したのです。

テレビ局を訪れた時 ジヨンはナギョンと再会しましたが 彼女の隣には小さな男の子が一緒でした。

その子が自分が産んだもうひとりの息子であると直ぐに気付いたのです。

ジヨンはその子の顔に手を伸ばしましたが咄嗟にナギョンが制し触れる事が出来なかったのです。

名前も知らない ” あの子 ” だったのです。

前夫のジェウクはヒョヌを遠くから見守っていましたね。

友人に頼んで息子の姿を見せて貰っていたのです。

ヒョヌは建築に関心がありジェウクの友人が高校生を相手に講義を行っている教室で中学生ながら参加していたのです。

友人はその子がジェウクの息子であると承知して出席を認めていたのですね。

講義が終わると車の中からヒョヌの姿を見ていたのです。

ジヨンが復帰する事を知ったナギョンは出演していたパネラーの仕事を降板する事にしました。

夫はその決断に賛成したのです。

しかしここでナギョンの心を揺さぶる事が起きました。

夫のジェウクはこれまで妻の行動に関心が無くテレビに出ている事も 出演番組の事も知らずにいたのですね。

その話題が夫婦の間で持ち上がる事も無かったのです。

ですが今回の番組降板に対して夫が先に口を開いたのでした。

ナギョンは今まで無関心だった夫が何故降板を言い出したのか直ぐに察しが付いたのです。

その番組の司会者がジヨンである事 彼女が仕事に復帰した事を知ったからだったのですね。

ジヨンが関わる事には敏感に反応する夫に対してナギョンが気持ちを掻き立てられてしまったのです。

「降板はしない!」と言い出したのです。

ジヨンは産まれた ”あの子” の事が気になっていました。

名前を訊ねても教えてくれないナギョンです。

ずっと ”あの子” と呼んでいたのですね。

ですがある日ジヨンの母親が数枚の写真を見せてくれたのです。

そして思わず名前を呟いたのです。

「ジュンソ」と。

瞬間ジヨンは母親があの子の名前を知っていた事に気付き激しく責めました。

なぜ教えてくれなかったのか!

私はずっとあの子と呼んでいた。

一度も名前を呼んであげられなかった。

なぜ!

母は謝りながら写真を見せたのです。

ジェウクが毎年息子の成長している姿を送ってくれていたのですね。

母は忘れる事が一番いいんだとそう言い聞かせ敢えて伏せていたのです。

ナギョンはジヨンを警戒していました。

夫と二人きりでは絶対に会わせないと言い放つのです。

夫の心には未だにジヨンがいる事 更にはひとり息子はジヨンが産んだ子である事がナギョンの心に不安を抱かせているのですね。

ナギョンにとって夫は全てであり息子は生きがいであるのです。

しかしそのどれもがジヨンから奪ったもの。

何ひとつ自分のものではない事を気付かされたのです。

彼女の不安は苛立ちとなりジヨンに向いていくのですね。

ジェウクが密かに息子ヒョヌに会っていた事を知ったジヨンは怒りを抑えられずにいました。

ジェウクの行動はヒョヌを実の子供として愛してくれる夫ミノに対して後ろめたいものだと気持ちを伝えたのです。

ミノを傷つける事になると。

もう二度とヒョヌには会わないでくれと言い 怒りはこれまで抱いていたジェウクへの思いをぶつける事になったのです。

「離婚して一番悲しかった事は あなたが僅か3ヶ月もたたずナギョンと再婚した事を知った時だった」

「ナギョンとの事を魔が差したと言ったあなたの言葉は違った あなたが望んだ結果だと知った」

「あなたはナギョンと子供を守ったのだと思い知らされた時だった」と告げたのです。

ジヨンは怒りを抑えられないままに去って行きました。

ジヨンの思いを知ったジェウクは顔を引きつらせ言葉を発する事が出来ずにいたのです。

しかしその後彼の再婚はジェウクの意思ではなかった事を知るのです。

ジヨンの夫ミノはジェウクと会っていたのですね。

そしてヒョヌにいつかは本当の父親が誰であるか話す時が来る。

ヒョヌはきっとあなたの処へ行くだろう。

僕は止めない。

ただもう少しだけその時までヒョヌの父親でいさせてほしい。

そう告げていたのでした。

ジェウクの再婚について真実を知る事になったジヨンです。

当時ジヨンの母親はジェウクを奪ったナギョンに対しての怒りが爆発した時です。

ナギョンの元を訪ね抗議するつもりだったのですが 彼女が勤務する部屋へ入った時ナギョンは下血し倒れる寸前だったのです。

その場に居合わせた母親が側に行くと事務所のスタッフがその後に入って来たのですね。

直前の母親の勢いからふたりの光景をみたスタッフたちは母親が暴行を加えナギョンが流産したと言い出したのです。

そしてナギョンもまた自身の流産を母親のせいにしたのですね。

告訴するとまで言い出したのです。

それを取り消してほしいと父親に頼み込んだのがジェウクだったのです。

跡取りがダメになった事を一番憤慨していたのがジェウクの父親でした。

父親は交換条件としてナギョンと再婚しろと有無を言わさず命令したのでした。

それでジヨンの母親の告訴は取り下げられ解放された母だったのです。

ジェウクにとっては再婚など考えていなかった為苦渋の決断を迫られたのですね。

しかしジヨンと母親そして息子を助けたい彼には父親の命令を受ける以外無かったのです。

再婚理由の真相を知ったジヨンはジェウクを攻めた事を後悔しました。

すぐに電話で謝罪したのですがジェウクは会って話そうと言いジヨンの元へ飛んで行くのですね。

ジヨンも抑えられず車を走らせたのです。

このままふたりが会えばきっと戻れなくなるだろうと思っていると ミノから電話が入ったのです。

ジヨンは自分の行動に気付き車を止めました。

けれどジェウクは待ち合わせ場所へ着き長い時間ジヨンを待ち続けたのです。

ジヨンは姿を見せませんでした。

ひとり息子のヒョヌは人知れず不安に襲われていたのです。

体に痣が出来始めていたのですね。

時折鼻血も出るのでした。

しかし両親には知られない様にしていたヒョヌなのです。

走ると胸が苦しくなり倒れてしまった事もあったのです。

ヒョヌは弟とは知らずジュンソに会っていたのですね。

それは偶然でした。

水泳大会があり当初参加予定ではなかったヒョヌでしたが 欠場者が出たため急遽出場する事になったのです。

そこで同じ水泳をしている事から顔見知りだったジュンソと再会しふたりは並んで競技に参加したのでした。

その様子をジヨン・ジェウク・ナギョンが見守っていたのです。

ヒョヌにとって思いも依らぬ事が起きました。

ジェウクの父親がヒョヌに会ったのです。

ヒョヌにとっては祖父ですね。

この時ヒョヌは本当の父親が誰であるか知っていたのです。

実はその祖父は成長したチョンジグループの跡取りが欲しくてヒョヌを家に入れるつもりでいたのです。

その一歩目として直接ヒョヌに会いどんな子供なのか見定めたかったのですね。

帰り道で待ち伏せしていたのでした。

ヒョヌは祖父を知っていました。

祖父はヒョヌがグループの跡取りである事を告げ両親と離れて早く家に入る様説得するのです。

その際ヒョヌは質問しました。

「おじいさんの家に入ったら僕に何をしてくれますか」

「見返りがほしい」

そして

「将来お父さんとお母さんが心配なく暮らしていける様にしてほしい」

と言ったのです。

祖父は自分が仕事をして恩返しをすればいいだろうと言いましたが

「おじいさんが面倒を見ると約束してほしい」と答えたのでした。

笑って約束する祖父です。

ですがヒョヌの思いは違うところにあったのですね。

家に帰ってきたヒョヌは自分の体の痣が増えている事を確認し それが何を意味するのかも理解している様でした。


ヒョヌの命に対する覚悟の様な感情が見えていましたね。

大人達に心配を掛けたくないというヒョヌです。

だから祖父との約束も自分では叶えられない将来の両親の安定した生活の保障を願ったのですね。

なんとも切ない想いです。

ジヨンとジェウクはお互い消えない想いを持ち続けているようですね。

ジヨンの夫ミノはとても優しくジヨンを愛していますが ジヨンからの言葉はいつもありがとうでした。

ミノは「いつもその言葉だね」と笑っていますが「他の言葉も聞きたい」と言っていたのです。

多分「愛している」を求めたのでしょうね。

ですがジヨンは言えないのでした。

ヒョヌの病気やナギョンの焦りそしてミノの切ない想い等盛りだくさんのドラマですね。

この後も引き続き観ていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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