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韓国ドラマ「グッド・ドクター」を観て

2023/05/06
 
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りこです。 北海道在住 猫好き・ お笑い・韓流ドラマ・ 野球・音楽・散歩・掃除が好きです。


2013年制作

配信全20話(1話 約64分)


簡単あらすじ

特定の分野において天才的な才能を発揮する

<サヴァン症候群>の パク・シオン

彼は自閉症でもあった。

幼い頃目にした医学書をすぐに覚え 膨大な資料を完全に記憶した。

人体の構造も 多角的な映像として浮かばせる事が出来る所謂天才である。

彼は小児外科医を目指した。

病気も寛解したと診断され国家試験を受けることが出来た。

見事合格したのだが 過去の病歴を理由にその合格が取り消されたのだ。

しかし 彼の才能を評価し また 彼の夢を後押ししたい 大病院の院長が提案した。

精神疾患患者の受験資格制限にはある前提があった。

「専門医が医療従事者に適していると認められた者は除外する」と。

パク・シオンがそれに値する事を証明したいと 彼の採用を医師たちの前に申し出たのだ。

反対する声が多い中院長はこう告げた。

「彼が適さないと判断された場合 彼と共に自分も院長の座を降りる」と。

そして半年という期間を自分に預けて欲しいと。

そうやって臨時研修医として採用されることになった。

しかしパク・シオンにとっては厳しい現実でした。


感想


多角的に臓器の裏側まで頭の中に浮かばせる事が出来るので 手術中でも医師に幾度となくヒントを与えてきました。

彼は 人と目を合わせる事が出来ず 話し方が特徴的なので 入院している子供たちには少し怖がられてもいました。

保護者からは担当医であるパク・シオンに対して交代を要請された事もありました。

小児外科の教授も彼に厳しくあたりましたね。

先輩医師たちの中にも彼に冷たくて邪魔者扱いもしていました。

なかなか理解して貰えない日々が続くのです。

それでも 次々と患者さんが運び込まれる中で 彼の天才的な記憶力と蔵書から得た正確な知識が周りを驚かせていきます。

しかし 教授は彼の才能に対して

ー記憶した知識だけのロボットだー

と言います。

自分の考え

パク・シオンを理解しようとしてくれる先輩医師がいました。

同じ小児外科のチュ・ユンソです。

彼女がいつも彼の傍で 時には厳しく 時には優しく励ましながら 弟を可愛がる様に接してくれるのです。

ですが そんな彼女に対してシオンは徐々に恋心を抱くようになるのですね。

恋の経験がない彼にとっては 自分が覚える感情が何なのかが分からないのです。

彼女に触れられるとシャックリが出るようになるのです。(*^^*)

彼の様子を見ていた入院中の女の子が それは恋だと教えてくれるのです。

その女の子が色々と相談に乗ってくれて告白のアドバイスもしてくれましたね。

一輪のバラの花

パク・シオンは正直であるが為に その記憶されている知識を信じて 独断で患者さんに希望を与える様な言葉を言ってしまうのです。

それが 担当医や教授の許可も得ないままの言動なので トラブルも多く発生しました。

彼は病気を治したいという一心なのですが 病院内でも 担当する科が違うとそれなりに軋轢が生まれる事までは 彼は知る由もないのですよね。

理解することも難しいようです。

でも 彼の外科医になりたいという夢は最後まで色褪せる事はありませんでした。

彼の真っすぐな心はいつしか周りの人たちの心を溶かしていくのですね。

ウソのない人

彼も少しづつ自分を変えていきました。

以前先輩医師のユンソにこんな質問をされました。

「あなたの考える医師とは?」

その時シオンが答えたのは

「患者の命を第一に考える人」と教科書通りの返答でした。

「あなたの考える患者とは?」には

「医師の助けを必要とし治療を受けるべき人」と答えました。

するとユンソは彼に言いました。

「自分なりの考えはないの!」と。

教科書通りではなくあなた自身が考える医師とは患者とはなに?

シオンは答えられませんでした。

ですが 苦手な人間関係の中から彼は 覚えるだけではなく自分で考えるという事を知っていきます。

医師として臨時研修医ではなく正式に研修医になった日 ユンソにもう一度以前と同じ質問をされました。

あなたの考える医師とは?患者とは?

彼は考えながら答えました。

「医師は 最後の希望。みんなが絶望しても医師は諦めてはいけません」

「患者は・・いずれ別れる友達。 友達の様に接して治療後も元気に暮らせるようにします。二度と会いに来ないように」

夢も自分自身も前進します


パク・シオンは幼い頃父親に虐待されていました。

自閉症の彼を人前に出すなと叱るのです。

彼は父親を恐がっていました。

母親は家を出ました。

そして大好きな兄がいたのですが 不慮の事故で子供の頃に亡くなりました。

いつも自分を守ってくれる兄だったのです。

パク・シオンは 僕は人と少し違うからとか 僕はバカだから とか言うのです。 そのシーンは切なかったです。

そして子供の頃から僕は嫌われているんだと思い込んでいるのです。

そんな想いを抱えている事に胸が痛くなりましたね。

パク・シオンはいつもコンビニのおにぎりを食べているのですが どうして毎日おにぎりなの?と聞かれて答えたのが

「山の頂上をかじっているみたいだから」って。(^-^)

手術シーンが多く出ますが ひとりの男性の 少しずつですが成長していく姿に感動しました。

いいドラマでしたね。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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