2009年
現在BS11で放映中
全75話(1話約60分CM込み)
25/8/8 最終話放送予定
「これまでのあらすじ」
第56話~60話
チャンファの常軌を逸した行動はエスカレートしていく。
テユンの目の前にウェディングドレスを着たチャンファが現れ 結婚すると言い出すが 激しく拒否する彼に対して割った鏡の破片でテユンの腕を傷付けてしまう。
両親はいよいよチャンファを入院させる事にした。
しかしまたしても病院を抜け出し向かった先はテユンの母の元だった。
全てはこの姑のせいだと逆恨みし昏睡状態が続いている義母の顔に枕を押し当てて殺そうとしたのだ。
看護師から連絡を受けたホンリョンは結婚式の写真撮影所から抜け出し病院へ向かった。
なんとか義母は無事だったが遅れてやって来たテユンの怒りは最高潮に達し告訴すると宣言。
チャンファの両親は娘は正常ではないから治療をさせて欲しいと懇願する。
ホンリョンも複雑な心境であるがやはり治療を先にという考えをテユンに伝えなんとか了承を得た。
チャンファの様子を見に病室を訪れたホンリョンは彼女の変化にショックを受ける。
テユンとの結婚にも揺らぐのだった。
しかし彼は逆に結婚式を急ぐのだった。
そして式当日ショッキングな報せがテユンの元に届く。
チャンファが彼の子を妊娠しているというのだった。
更に彼女の両親が式場に顔を出し娘は妊娠していると叫んだ。
式は中止になりその後テユンはチャンファの主治医からエコー写真を見せられ動揺を隠せない。
そんな彼の様子に涙を流すホンリョンは自分たちがしあわせになってはいけないのでは・・と思い始める。
ですがテユンのホンリョンへの強い想いは彼女を手放すことなくふたりだけで結婚式を挙げたのだった。
その話を聞いたチャンファの父親はアメリカにいるテユンの叔母に連絡した。
娘の味方になってもらう為にホンリョンに関する嘘の情報で娘の今の状態は全て彼女のせいだと伝えた。
叔母はそれを信じホンリョンに対して辛く当たる様になる。
感想
第61話~65話
テユンの叔母は何よりも会社・家の跡継ぎ 血筋を重視していましたね。
ですからチャンファのお腹の子供は例え彼女が犯した罪はあるにせよ何よりもそれ以上に血筋を守りたいのです。
更にはホンリョンが甥夫婦を別れさせたと信じ込んでいるため 彼女が憎く 嫌がらせを繰り返す事で自ら出て行く様仕向けるのですね。
その手段として叔母はチャンファをテヨンとホンリョンが住む家に連れて来たのです。
精神を患っているチャンファは未だ自分の妊娠を理解していないのですが その彼女の面倒をホンリョンに見る様強要するのですね。
そして出産後子供はテユンの戸籍に入れる事としたのです。
更にその子をホンリョンが育てろと言うのです。
ホンリョンには一人娘のギルナンがいるのですが テユンの子として入籍させる事は是が非でも阻止したい叔母なのです。
チャンファは電気ショック治療を行う事になりました。
その様子を見守るホンリョンですが電流を流されている彼女の姿に胸が痛むのですね。
ホンリョンは出産後チャンファの病気が治らなければ自分が子供を育てると叔母に伝えたのです。

チャンファを週に3~4日テユンの家で暮らす事にしたと叔母が決めたのです。
それに反抗したのがテユンでした。
絶対に受け入れられないと伝え叔母をアメリカに帰す事にするのですが 叔母はこれまで自分に歯向かった事が無いテユンの反抗に激怒し ホンリョンがそう仕向けたと判断したのです。
何も知らないホンリョンに対して怒りをぶつけ彼女の頬を平手打ちする叔母。
耐えるしかないホンリョンでしたね。
テユンはホンリョンが可哀そうで仕方ないのですね。
病気とは言えチャンファの面倒を見なければならない彼女の気持ちを思うと自分自身を責めるのです。
そんなテユンをホンリョンはある場所へ連れて行きました。
チャンファの電気治療の様子を見せるのです。
思わず顔を背けるテユンに対してホンリョンは言いました。
「彼女は病気なの」
「もしも無視してお腹の子に何かあったら・・私は後悔する」
「だからチャンファの面倒を見る事にしたの」と。
テユンは彼女の言葉にとても複雑な表情を浮かべるのでした。

ギルナンの父親であるソクトゥが突然家にやって来た事で 叔母の怒りをまた買ってしまったホンリョンでした。
ソクトゥは完全にお金目当てなのですがホンリョンはテユンにも話せずただ追い払うしか出来ないのですね。
相変わらず叔母は小間使いの様にホンリョンに指図しています。
辛さに思わず折れそうになるホンリョンを「何もできない自分だ」と言って抱き寄せるテユンでした。
ホンリョンも抱きしめてくれるだけでいいと応えるのですね。
そんなふたりの姿をチャンファは見てしまったのですが その時彼女の中に何か変化が起きていたのです。
以前 医師の問診で年齢を訊かれ「18歳」と応えていたチャンファでしたが その日から離婚され辛かった日々の記憶がどんどん蘇ってきたのですね。
自分の行いが思い出されチャンファは自殺を考えたのです。
ホンリョンと出かけたデパートの屋上に上がり飛び降りようとしたのですが 助けに入ったテユンを見つけ思い留まったのです。
テユンの胸に顔を埋めるその様子とチャンファの目を見てホンリョンは疑問が浮かんだのです。
その疑問を直接チャンファに訊ねたホンリョン。
「本当はもう回復しているのでは?」と。
するとチャンファは甘えた様にホンリョンの耳元でこう返したのです。
「なに?治っていたら どうする?」と。
驚いて何も言えないホンリョンでした。

チャンファの回復を周りに訴えるも誰もホンリョンの言葉を信じないのですね。
チャンファも人前では病気の振りを続けるのです。
やがて我慢出来ずにホンリョンはチャンファの世話を投げ出すのですが その様子に叔母が怒り出すのですね。
後日 遂にチャンファはホンリョンのせいにして自分が被害に遭った様に見せかける事を起こしたのですが またも怒った叔母はとうとうホンリョンを家から追い出したのです。
荷物と共に塀の外に叩き出されたホンリョンの姿に これ以上耐えさせる事は出来ないとテユンは別れを匂わす発言をするのですね。
そんな彼に必死で「自分が悪いから追い出された耐えられるから」と訴えるホンリョンでした。
ホンリョンはゴンミの処に身を寄せ傷心の時間を送るのですが テユンもまた彼女がいなくなった部屋で涙を堪えるのです。
そうしてホンリョンは意を決しもう一度テユンに会ってふたりで遠くの島へ行こうと考えたのです。
その為にゴンミに以前テユンが送ってくれた指輪を手渡し「 もう一度あなたにこの指輪をはめてもらいたい」と伝言を頼んだのです。
約束の場所で待つホンリョン。
伝言を受け考えた末 離れた場所からホンリョンの姿を見つめるテユンは動けずにいましたが 声を掛ける事なく 別の場所へ向かったのです。
それはチャンファの元でした。
チャンファは今夜ホンリョンとテユンが会う事を耳にして 「テユンが来なければ治療を受けない」と言い張り病室に閉じこもっていたのです。
病院から何度も連絡を受けたテユンはチャンファのお腹の子の事を考えたのでしょうね そして自分の心に従いホンリョンの元へ行ったとしても この先やはり彼女を苦しめると判断したのでしょう ホンリョンではなくチャンファを選んだ形になったのです。
この日までホンリョンの心は疲れ切っていたのでしょう テユンが来てくれる事が最後の頼みの綱だったのでしょうね。
しかしテユンが現れなかった事で彼女は諦めた様にその場を立ち去り帰宅後4日近くも眠り続けたのです。
漸く目覚めたホンリョンはひとつの決断をしましたね。
ゴンミと子供たちと一緒にソウルを離れて行くのです。

病気が回復していたチャンファですが ホンリョンを訪ね「テユンを諦めてほしい」と跪いたのです。
テユンと子供と自分は家族だというのですね。
引き裂かないで欲しいと。
そしてテユンに対しては心の中で生まれ変わると約束するのです。
本当に生まれ変われるのでしょうか・・
またギルナン(ホンリョンの娘)の親権回復を求め裁判を起こしたソクトゥですが テユンの知る所となり結局お金を受け取り解決した様にみえますが そう上手くはいかないと心配するのが義弟でチャンファの愛人ヒョクでしたね。
そんな事もありホンリョンもこれ以上テユンに迷惑を掛けたくないと思い離れる事にしたのですね。
最後に眠り続ける義母に会いたいと病室を訪れたホンリョンに対し叔母は拒否しました。
ホンリョンは「親子の様に接し大切にしてきた人でも他人だからと家族ではないと言われ 義母を棄てても嫁だからと家族として受け入れられる・・私は本当の家族は心で繋がる関係だと思います。」そう義母に思いを伝えたのです。
その言葉に何か複雑な表情を浮かべる叔母でしたね。
そんな中昏睡状態だったテユンの母が目覚めそうな気配を見せたのです。
ここからまた波乱が起こりそうですね。
どうなるのでしょうか
最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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