つぶやき「VIP ふたつの傘」
季節が幾つか流れた後です
ふたりは知人の葬儀で再会しました
雪降る中 ふたつの傘が進みます
「元気だった？」
「君も元気か？」
「元気よ」
並んで歩きます
「別れてから考えたの・・」
「あなたに出会わなければ
良かったのかって」
「でも 違ったあなたに
出会えて良かった」
「後悔してない」
黙ってジョンソンを見るソンジュン
「いい思い出だけ覚えていて」
少し微笑むジョンソン
「そうするわ」
ソンジュンが言います
「感謝している」
「本当に ありがとう・・」
見つめ合うふたりです
「元気でね」
「君も」
ジョンソンは頷き
「じゃ・・」
そう言って
ゆっくりと
歩いて行きました
その姿を
見届けるように
動かずにいた
ソンジュンでしたが
やがて振り向き
ゆっくりと歩き出します
ひとつは右へ
ひとつは左へ
ふたつの傘は
離れていきました
春夏秋が過ぎ冬に再会したふたりでしたね
交わす言葉は少なかったけれど ふたりの想いが伝わりました
最初ジョンソンが「元気だった？」と聞いた時 ソンジュンの声は聞こえなかった気がしました
「いい思い出だけ覚えていて」と言ったソンジュンですが どこまでもジョンソンを気遣っていますね
思い出に苦しまないで欲しいのですね たくさん辛い思いをしたから
ソンジュンにとってジョンソンは「僕のしあわせそのものだった」と言っているシーンがありました
「最期まで君がいてくれると考えると安心できた」とも
愛情が深かったのだと思います
ドラマではユリへの最後の言葉が「ごめん」だけでしたが もしも言葉を掛けるとしたなら ソンジュンは何て言ったのでしょうね
未来のないふたりだったので「僕の事は忘れて」と言ったかも・・
ユリの事はいつか思い出になると思いますが ジョンソンを思い出にするには時間が掛かるだろうなぁと 余計な想像をしてしまいましたね (^^ゞ
決して愛情が無くなって別れたふたりではありませんでした
part2があればいいのになぁと思っているのですが もう4年経っているので無いでしょうね
出来ればソンジュンとジョンソンには再会して また新たに初めて欲しいなというのが希望ですね (*^-^*)
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
