韓国ドラマ「伝説のインターンコ・ヘラ~Cold Blooded Intern~」第9~12話(最終話)

韓国ドラマ 感想

2023年

配信全12話(1話約60分)

10月11日(土)BS12での全話終了


これまでのあらすじ

7年振りにインターンとして仕事に復帰したコ・ヘラ

以前別会社で同僚だったチェ・ジウォンが上司になっていて彼女からある秘密の任務を託された。

それは「産休・育休申請している社員を退職に追い込む事」だった。

そしてその対価として課長の座を与えるというものだった。

気が進まないヘラは育休申請中の課長に対してジウォンの望む結果とは逆の判断をさせたのだ。

それにより一旦は解雇になったが思わぬ事から再雇用される。

しかしその課長にヘラが「退職に追い込む」という任務を受けていた事が知られ 針の筵状態になる。

ジウォンは父親の葬儀の日ひとりの男性と出会い一夜を共にしてしまうが なんと再び関りを持つ事になった。

コ・ヘラはリストラされた夫の再就職が決まらず仕事を辞める事が出来ずにいた。

一人娘が望む将来の仕事にも賛成できずなにかと上手くいかない日々を送っている。

感想

ジウォンが出会った男性は副社長の甥であり 経営部の新室長として赴任してきました。

総会で紹介されたジウォンも男性も共に驚きの再会だったのです。

男性の方はジウォンを気に掛けまた好意を持っていたようですが 彼女は一向に心を許さず壁を作ったままでしたね。

ヘラが 「働く母親を退職に誘導する為の任務」を担っていた事を知ったク課長でしたが 申請を取り消しはしましたがヘラに対しての不信感と裏切りを感じたのか距離を置く様になりました。

ですがク課長・パク主任・ヘラの三人が出張する事になりそこでお互いの誤解や人柄等に触れ 三人は心を溶かして行くのです。

一方ジウォンは理事への昇進を目論み上司であるチュ理事の指示を受けこれまで契約していた子会社との取引を打ち切り チュ理事の指示した別会社と契約を結ぶ為動き出すのです。

しかしそこは劣悪な環境の企業でありジウォンとしても後ずさりしたい気持ちが出るのですが チュ理事の指示でもあり断り切れずに契約を締結させたのです。

それまでの契約先だった社長からはなんとか継続をと懇願されるのですが ジウォンは冷たく突き放したのです。

ヘラはジウォンがチュ理事にその件の報告をしている場面に出くわし ふたりの会話とその後ひとりになったチュ理事の電話の相手との会話を聴いてしまうのです。

チュ理事は問題が起こった場合全ての責任をジウォンに被せる算段である事を知ったのです。

すぐさまジウォンの元へ行き理事に利用されている事を教えるのですが しかしジウォンはそれも承知の上であると応えたのです。

「利用されているふりをしている」と言うのですね。

そうして且つて仕事人間だったコ・ヘラ自身の行動を言葉にしたのです。

「あなたは自分の事しか考えなかった だから”妊娠放棄覚書”にサインをした」と。

「人の事等どうでもよくて 昇進する事だけだった それがコ・ヘラあなた」

ヘラは過去の自分を後悔していました。

それだけに今のジウォンを止めたかったのですね。

ですがジウォンがヘラの忠告に耳を貸す事はありませんでしたが 直後突然体に異変を感じたのです。

ヘラを振り切りその場を後にしたジウォンでした。

コ・ヘラは以前勤めていた会社の後輩に偶然会ったのです。

仕事先で会った彼女は起業していて成功を収めていたのですね。

そしてそこで思わぬジウォンの過去を知るのです。

今や社長となった後輩も会社を辞めた理由が「妊娠放棄覚書」にあったと聞かされたヘラ。

更にジウォンの退職理由もその覚書だったというのです。

ジウォンは当時妊娠していたというのです。

妊娠したので課長への昇進もなくなり結果覚書にもサインしていたため辞職を決断せざるを得なかったのですね。

後輩は呟きました。

「誰が最初にサインしたのかしら・・」と。

覚書にサインした最初の人間が結局悪しき慣例を作ってしまったのです。

サインしたにも関わらず妊娠した=退職。となったのですね。

ヘラは顔を曇らせました。

まさにその慣例を作ってしまったのは自分だからでした。

そしてジウォンに子供がいるのかという点も初耳で驚くヘラだったのです。

ジウォンが体調不良で倒れたのです。

その場にいたのはヘラでした。

搬送先の病院で倒れた原因を知るヘラはまたしても驚きの中にいたのです。

ジウォンは妊娠していたのです。

父の葬儀の日一夜を共にしてしまったあの男性。

新経営部の室長の子供でした。

以前勤めていた会社を退職した理由をジウォンに確認したヘラは当時の妊娠の事も尋ねたのですね。

ジウォンは「あの時の子は 産まれなかった」と応えたのです。

ジウォンの辛い過去でした。

当時の恋人から産むことを拒まれ 両親からは中絶しろと突き放されていたのです。

そんな中彼女は流産したのでした。

そうして退職を決め 事情を知らない当時のヘラから厳しい言葉を浴びせられていたのでした。

7年振りに再会しヘラの心境も考え方も変わっていましたが ジウォンは当時のヘラに対する許せない気持ちが今もずっとあった様ですね。

またヘラはジウォンからの「退職させろ」という指示に結果的に従った形になったイ代理という妊婦がいましたが その女性への罪悪感に苦しめられていたのです。

自分のせいで早産を引き起こし退職に追い込んだと責任を感じていたのですね。

ヘラはその後彼女に謝罪に出向いたのですが事実を知ったイ代理はヘラを拒否したのです。

理事を目指すジウォンに対して阻止したい上司のチュ理事ですが 彼女を調べ妊娠を知るのです。

そしてヘラを呼びつけジウォンから指示された内容を話させようとするのです。

ヘラはチュ理事との話をジウォンに直接打ち明けたのです。

罪悪感を抱き続けていたヘラは全て暴露すると宣言。

ジウォンは「あなたも終わりになる」と警戒しますが ヘラは覚悟の上だったのですね。

そうして迎えた役員会議の日 理事候補について突然チュ理事が口を開いたのです。

ジウォンは理事に相応しくないと発言し彼女の秘密を暴露したのです。

インターンに対して「育休・産休を申請している社員を退職に追い込む」という指示を出していた事。

驚く役員達の前で更に確実な証人を召喚したのです。

会議室に入って来たのはコ・ヘラでした。

彼女は全て事実であると認める発言をしたのです。

ジウォンはヘラの隣に移動しそれを認めそして思いも依らぬ爆弾を投下したのです。

チュ理事の不正と音声を公表したのです。

実はこの行動はヘラとジウォンの間で計画されたものだったのです。

一気に窮地に追い込まれたチュ理事は抵抗しながらも退室を余儀なくされたのです。

その様子を見届けたジウォンは静かに副社長の元へ迎い辞表を提出したのです。


あの仕事人間のジウォンは職場を去りましたね。

そしてヘラも責任を取る為退職するつもりでいたのですが 彼女を引き留めたのはク課長やパク主任でした。

その後ジウォンの指示だったとは言え退職に追い込んでしまったイ代理の復職への道も作ったコ・ヘラだったのです。

そんなヘラは仕事を続ける事にしたのですね。

ジウォンにとって辛い出来事が起こりました。

子宮にガンが見つかり子供は無理だったのです。

幸い大事には至らなかったジウォンでしたが あの男性には最後まで真実を告げずにいましたね。

ひとりで抱えひとりで耐えていたジウォンでした。

ですがこの先あの男性に少し歩み始めたのです。

それは彼女の中であなたの子供を産むことが出来なかった「ごめんなさい」という懺悔の気持ちもあった様ですね。

ヘラは夫の再就職を願い娘の仕事や恋愛を見つめ また仕事に邁進する日々を送る様です。

面白かったですね☆

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

riko-tsubuyaki-blog
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