つぶやき「3度目の哲仁王后(チョルインワンフ) ~俺がクィーン⁉」
こんにちは!rikoです。
今回はまた観てしまったドラマです。
面白時代劇「哲仁王后(チョルインワンフ)~俺がクィーン⁉」です。
感想本文とは少し違った視点で短い感想を書きたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします☆
このドラマを観たのは今回で3回目になりますね。
前回から約1年振りだと思います。
第一声は「やっぱり面白い!」でした。(^^♪
今回は実らなかった切ない恋情です。
この「恋情」という言葉はドラマの中で何度か翻訳されていたのですが どこか新鮮な印象を持ちましたね。
普段使わないからでしょうか・・なんとなく静かで色気のある言葉ですよね。
叶わぬ深い「恋情」を抱いた人達
受け入れられなかった想い・相思相愛だったけれどやがて離れた人・全くの片思いの人等色々でしたね。
💛 キム・ビョンイン
王妃ソヨンのいとこで宮廷では義禁府(罪人を取り調べる官職)の判事を務めていました。
ソヨンは王妃になる事が夢でもあり一族の願いでもあったので 自分の想いを抑えて彼女を見送ったビョンインでしたね。
王 哲宗(チョルジョン)にとってソヨンは敵でした。
彼の身内をキム一族に殺され恨みを抱いていたのです。
ソヨンはそのキム一族の象徴でもあったのですね。
王妃に選ばれたソヨンでしたが哲宗は当初彼女を慕う事はなかったのです。
ビョンインもソヨンが王を慕う相手ではないと信じ王妃を守るのは自分だと固く信じていたのですね。
ですが王と王妃が徐々にお互いへの誤解などを解き始め王妃がキム一族から離れ王哲宗側に付き始めたのです。
ビョンインは嫉妬もあり一族を離れるソヨンを引き留めたいのですがキム 一族を握る養父は裏切るソヨンの殺害を企てるのですね。
ビョンインはソヨンの首を取ると養父に宣言しましたが 彼女への想いが強く 養父が仕向けた刺客からソヨンを庇い遂に倒れたのです。
ビョンインは一途にソヨンを想い続けていましたが ソヨンにとって彼は「好きな従兄」という存在から変わる事がなかったのですね。
ソヨンはソヨンでありながら中身は男性ボンファンですが気付かなかったビョンインでした。
最後にソヨンでは無いと知るのですがそれでも窮地の彼女に手を差し伸べ命を救うのです。
叶わない想いが苦しい程伝わるビョンインでしたね。
命を落としたシーンは切なかったですね。
💛 チョ・ファジン
王 哲宗(チョルジョン) の側室ですが ふたりは相思相愛の仲でした。
ファジンを王妃に迎えたい哲宗でしたね。
しかしそれを叶える為にはまずキム一族を倒さなければならなかったのです。
宮廷内での権力も握り王を操っていたのもキム一族でしたね。
王は目的の為に敢えて無能を装っていたのですが実は全く真逆の人物だったのです。
ファジンは哲宗を2年間支えて来ましたが 王妃ソヨンの存在が疎ましかったのですね。
特にソヨンの中にボンファンの魂が入ってしまってからはソヨンの言動も無神経で気持ちを逆なでするものでした。
ですがファジンもまた王が少しずつ王妃に惹かれて行く様を見る事になるのですね。
ある日 王哲宗が「王妃辞典」と名付けた書物を作っていた事を知るのです。
そこには王妃が発する不思議な言葉の数々が書かれていて それは哲宗がソヨンを理解したいという想いに溢れている事の表れでもありファジンは衝撃を受けたのです。
後日直接王妃への想いを尋ねると「慕ってはいけない人」と答えた王でした。
「決して慕う事がない相手」ではなかったのですね。
誰よりも王を知っているファジンには本心が見えたのでした。
そうして宮廷を離れたいと申し出たのです。
哲宗も苦しみましたがファジンを自由の身にする決断を下したのですね。
いつでもファジンを一番に考えてくれた王でしたが 王様自身もファジンから離れて行く自分の心に戸惑いもあったのではと思いましたね。
それでもファジンとの別れには苦しみを伴った王哲宗でした。
💛 ヨンピョン
王哲宗の兄で王様を警護していました。
彼はファジンを好きだったのですね。
でも弟哲宗の恋人である事からずっと気持ちを抑えてきたのです。
哲宗がソヨンへの気持ちを抱き始めるとなんとか引き戻そうとするのもこの兄ヨンピョンでしたね。
彼はファジンが哲宗を裏切る行為をした時も陰で知りながら最後まで明かす事はしませんでした。
またファジンが宮廷を去る時も最後まで反対しそしてその後もずっと見守り続けるのですね。
いつも気持ちを抑えていた人でしたね。
王がファジンを心配し抱きしめるシーンもそっと顔を背け辛そうなヨンピョンがいました。
ファジンはその後民間人になりましたがそこには彼女に会いにきたヨンピョンの姿がありました。
気持ちが届くといいなと思えましたね。
💛 キム・ファン
ソヨンの従弟で人を疑う事を知らない素直で育ちの良いお坊ちゃま的な人柄でしたね。
宮廷内をいつもブラブラしていて賭博が好きな人でもありました。
その彼は王妃の侍女ホンヨンに恋をしたのです。
精一杯の気持ちを込めてイザ告白! したのですがなんとあっさりきっぱり振られました。
(^-^;
涙にくれる彼をそっと慰めたのがなんとホンヨンが片思いしている男性だったのです。
「哲仁王后(チョルインワンフ)~俺がクィーン⁉」には短いストーリーで2回に分けてのお話し
「哲仁王后(チョルインワンフ)竹の森」があります。
本編では描かれていない部分をオムニバスで(1話約32分の2話)楽しく紹介されていますね。
その最終話で空にいくつも流れる流れ星に向かい 王様や王妃 親しい宮廷の仲間たちが空を見上げてそれぞれ祈るのです。
「生まれ変わったら石ころになりたい」と願うと
「その石ころを蹴飛ばしたい」と願う人がいたりしましたね。
そして王妃ソヨン(まだ中身はボンファンのまま)の願いは
「哲宗が長生きして幸せになりますように」と心の中で唱えるのです。
王様哲宗は両手を組み
「来生でも王妃と出会えますように」
「誤解して憎み合っても最後にはお互い気付け合いますように」
「王と王妃ではなく 元範(肩書のない哲宗の元の名前)とソヨンとして出会えますように」
と願ったのでした。
☞ 「哲仁王后(チョルインワンフ)~俺がクィーン⁉」感想本文
王様と王妃は誤解が解けるまで時間が必要でしたね。
それでもお互い惹かれ合い特に王様は王妃といると楽しそうでしたね。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪