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韓国ドラマ「君の声が聞こえる」を観て

 
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りこです。 北海道在住 猫好き・ お笑い・韓流ドラマ・ 野球・音楽・散歩・掃除が好きです。
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2013年

配信全18話(1話約64分)


簡単あらすじ

子供の頃父親を殺されたパク・スハ

犯人逮捕後の裁判の席で殺害現場を目撃した女子高生のチャン・ヘソンが証言し刑が確定した。

犯人は取り乱しヘソンに向かって

「これで終わりだと思うな おまえを必ず殺す」

と言い捨てた。

恐れるヘソンは証言した事を後悔した。

その様子を側で見ていたスハは子供ながらに僕が大人になったら彼女を守ると誓うのだった。

スハには特殊能力があった。

相手の目を見ると心の中が読み取れるのだ。

子供だったスハは犯人が父を殺害する直前の心の声を聴き 公判中の男の表情とは反対のほくそ笑む様な心の中の本心を聴いていたのだった。

10年後ヘソンとスハは再会するがヘソンの方は彼があの時の少年だとは一向に気が付かない。

暫くしてあの事件の犯人は刑期を終え出所しふたりに近づいて来る様になる。

ヘソンを守る為彼女の近くにいるスハだった。

感想

面白く観終えました。

父親の死は運転中トラックと衝突した事が始まりでした。

スハも乗っていて事故に遭い 父は自分たちの様子を見に降りて来た運転手に向かい「息子を助けてくれ」と息絶え絶えに懇願したのです。

しかしその時でした「まだ生きているのか 一発で殺したかったのに」という男の心の中の声がスハに聞こえてきたのです。

驚いた瞬間男は運転席のドアをこじ開け手にした鉄パイプで父を殴り殺したのでした。

そして次にスハのいる助手席のドアを開けパイプを振り上げた時 携帯のシャッター音が鳴ったのです。

その写真を撮ったのが当時高校生だったヘソンだったのですね。

ですがヘソンはひとりではなかったのです。

同級生で母親が住み込みの家政婦として働いていた家の娘もその現場にいたのです。

犯人逮捕後 裁判で殺害を否定し交通事故だったと訴える男に 殺害の証拠があると証人席に座ったのがヘソンでした。

実はこの日もうひとりの同級生も裁判所に来ていたのですが 直前で逃げたのですね。

ヘソンはひとりになりましたが 勇気を振り絞り証拠の携帯を見せ証言したのです。

ですがこれが男の逆鱗に触れその場でヘソンの首を絞め「おまえを殺しにくる」と脅し退廷したのでした。

スハは父を殺される場面を見た事で言葉を発せない状態にありましたが 男の脅しに証言した事を後悔し怯えるヘソンに対して守りたいという感情が芽生えたのですね。

高校生になったスハはあのヘソンが国選弁護士になったという記事を見ました。

勇気のある行動をとってくれた10年前の彼女に相応しい仕事だと思ったのでしょうね。

スハはいつもヘソンを探してしまうのです。

似た人を見かけると追いかけて確かめたりするのですね。

そうやってヘソンに会いたいとずっと思い続けていたのです。

新聞記事でヘソンを確認した彼はやっと見つけたという感情が爆発したのでした。

彼にとっては初恋の人でもあったのですね。

ある日 スハの同級生が学校の窓から転落する事故が起きたのです。

その件でひとりの女子高生が窓際に居た事から彼女が突き落したと疑われたのです。

その子は殺人未遂容疑で検察で事情を訊かれ その後弁護士の選任の為に訪れた事務所で国選弁護士になったばかりのヘソンと出会ったのです。

その女子高生は自分は何もしていないのに誰も信じてくれないと悲観し自殺を考えていた時 その様子を見て彼女の心の声を聞いたスハは助けに動くのです。

そして彼女の弁護人になった人の名前を知るのです。

10年間探し求めたチャン・ヘソンでした。

友人に付き添う形で裁判所を訪れたスハはヘソンに会える事に胸が躍る思いでしたね。

ついに目の前にあのヘソンが現れたのです。

10年間会いたいと切実に想い続けた人です。

しかしヘソンは彼を見ても何の反応も示しませんでした。

それどころか依頼人である女子高生に対して罪を認める様にと告げるのです。

ヘソンは彼女の言い分に聞く耳を持たず無実であるという証拠探しも一切する気がないのです。

その姿に怒りを覚えたスハは「彼女は無実だ」と訴えたのです。

しかし証拠があるのかと反論するヘソンに対して遂にこう言ってしまうのです。

「彼女の心を読んだ」と。

俄かには信じられないスハの言葉に呆れるヘソンです。

そこで更に証明するスハです。

目の前のヘソンの心を読んだのです。

次々に彼女と同じ言葉を並べて行くスハに驚くヘソンでしたね。

証拠がないというヘソンに対して自分が証拠だと主張するスハでしたが 裁判の場ではその能力の証明は難しい事を知るのです。

ヘソンは「裁判では証拠が一番」「真実を知っていても証拠がなければ意味が無い」と言い

そして「真実が勝つのではなく 裁判で勝つ事が真実だ」という言葉を残しその場を離れたのでした。

スハの落胆は大きかったですね。

やっと会えた人は 僕が守ると誓って探し続けてきた 正義感を持ち勇気のあるヘソンではなかったのです。

ヘソンは裁判所で意外な人物に再会しましたね。

10年前 スハの父親殺害の現場をヘソンと共に見た同級生でした。

裁判の日証言をすると言って法廷に入る寸前で逃げた人ドヨンです。

彼女とは因縁があるヘソンでした。

彼女の嘘のせいで高校を中退した過去があったのです。

再会したふたりは検事と弁護士という立場でした。

そして女子高生転落事故について闘う相手であると知ったのです。

ドヨンとの会話の中で 最初から闘う姿勢は無い様子を見せるヘソンでした。

ですがふたりの様子を見ていたスハは思わぬ事を彼女に訊ねたのです。

スハが知るはずのない昔の出来事を口にした彼に対してなぜその事を知っているのかと訊きました。

彼は「検事の心を読んだ」と答えたのです。

ヘソンは一気に彼を信じざる得ない状況になってきたのですね。

公判が始まり検察は被告人に対して被害者との日頃の関係性を理由に挙げ 殺人未遂容疑で起訴すると述べ それに対して弁護側のヘソンは当初の予定である犯行を認めるという方針から 一転無実を主張したのです。

決断に至る迄 ヘソン自身も躊躇した跡が見られましたが 傍聴席に居るスハの目を信じる事にしたのです。

ドヨンの心を読んだ彼を信じてみたくなったのですね。

スハの父親を殺害した男が刑期を終え出所していました。

ボランティア活動に熱心に取り組んでいたのです。

しかしそれを知ったスハは男を警戒しヘソンに危害を加えない様彼女の側で見守る事にするのです。

男はヘソンとスハの行動を把握していたのです。

ある日ヘソンの携帯に差出人の分からないメールが届くようになったのです。

文面はいつも同じで「そばにいる」とだけ送られてくるのです。

スハも調べ始めたのですがまたあのメールが届いた日 ヘソンは履歴の中にある電話番号に掛けてみたのです。

すると 近くで呼び出し音が鳴り続ける電話があったのです。

ヘソンの家の中でした。

あの男が入り込んで自分は近くにいる事を気付かせ恐怖を与え始めたのです。

そうして事件が起こりました。

あの男のターゲットはヘソンが最も傷付き苦しむ人を殺害する事から始めたのです。

命を奪われた人はヘソンの母親でした。

母を失い悲しむヘソンの姿にある決意を持つスハでした。

あの男と直接会ったのです。

怒りに震えるスハを更に挑発する男に対してナイフを向けたのです。

殺人者になってもいいという覚悟だったのです。

ヘソンを苦しめる男を許せないという気持ちと父親を殺したその恨みで スハの胸は埋め尽くされていたのです。

遂にそのナイフは男に向かって動かされたその時です。

スハと男の間に飛び込んで来たヘソンの体にナイフが刺さったのです。

スハはヘソンを刺してしまったのです。

泣き叫ぶスハに対してこの事は誰にも言うなと口止めするヘソンでした。

ヘソンは大事に至らず一命を取り留めましたが スハは密かに彼女に別れを告げるのです。

そうして行方が分からなくなったのです。


徐々に近くに迫ってくる男が怖かったですね。

彼の目的はスハとヘソンを自分と同じ獣にする事でした。

大切な人を失うと誰でも自分と同じ事をするんだという主張を繰り返すのですね。

ヘソンの母親は娘に対して最期の言葉で「目には目を 歯には歯を」という生き方はするなと言い残したのです。

どんなに恨んでも人生はアッと言う間に終わるものだから恨みで一生を無駄に使うなと言う意味の言葉を伝えましたね。

後にその言葉の意味を知るヘソンなのです。

スハは大きな災難に見舞われるのですね。

あの男の手首が見つかりナイフの指紋がスハと一致したのです。

スハは行方不明のまま殺人犯となり指名手配されたのです。

必死で探す刑事でしたが その後発見された彼は記憶を失くしていたのですね。

特殊能力である人の心を読む事も出来なくなっていました。

彼を心配するヘソンは彼の側にいる事にしたのです。

殺人犯として裁判を受ける事になったスハの弁護人はヘソンでした。

記憶が戻らないままの裁判でした。

その裏で思わぬ出来事が起こっていたのです。

死んだと思われていたあの男が生きていたのです。

男の執着は薄れる事を知らず復讐に燃えていたのです。

遂に直接対決する事になる男とそしてスハとヘソンでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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