2012年
配信全108話(1話約35分)
「簡単あらすじ」
轢き逃げ殺人犯として3年の刑を言い渡されたソル・ヨナ。
無実を訴えるもその言葉に耳を傾ける人はいなかった。
恋人ハ・ユンジェも去り彼はヨナの義妹に充るチェ・ユラとの結婚に踏み切った。
刑期中ヨナはある作戦を練る。
どうしても真実を告白させたい人間がいたのだ。
その為に選んだのはその人間の結婚式の日だった。
脱獄に成功しヨナはその人間をホテルの屋上に呼び出した。
彼女の名前はチェ・ユラ。
ヨナの恋人を奪い結婚式を挙げるその直前だったのだ。
ユラは怯えながら自分は何もしていないと騒ぎそこに元恋人ユンジェも現れ ヨナを見た彼は「ヨナ 謝るんだ やめろ」と叫んだ。
ヨナの目は悲しみに溢れていた。
「信じるって言ったのに・・」「見損なった・・」
その言葉を聴いたユンジェは一瞬戸惑った。
ヨナはユラの手に自分が掛けられている手錠を掛け 激しく揉み合う内に2人とも落下してしまう。
警察の予防もありなんとか無事救出されたがヨナは無実を訴え続けた。
ユンジェは何故かユラよりヨナの状態が気になり「けがはしていませんか 大丈夫なのか?!」と警備の人に止められながらも叫んでいた。
ヨナは脱獄の件が刑期に加算され5年の服役となった。
その間彼女には心身ともに変化が起きる。
自分を貶めた人間達に罪を償わせる事。
無実の証明をし真実を白日の下にさらす事。
その為には強くなる必要があった。
強くなって立ち向かう準備が必要だった。
5年後 仮出所後ヨナは迷わず真相究明に向けて再びあの人物達の前に姿を見せた。
感想
かなり面白かったですね!
癒される部分がほぼ無かったと思う程緊迫感ある展開が続きました。
前半は冤罪で苦しむヨナが可哀そうでちょっと辛くて飛ばして見てしまいましたが 気を取り直して最初から見直すとやはりその面白さに惹きこまれましたね。
ヨナは大学の先輩ユンジェと恋人関係でした。
ふたりは本当に愛し合っていましたね。
でも少しの誤解がありました。
ヨナはユンジェが自分と同じ貧しい暮らしをしている人だと思い込んでいたのです。
その点が彼女としても一緒に歩いていける人という想いで安心していたのですね。
でもヨナが憧れそしてユンジェが働くジェイ化粧品での面接の場で自分の目の前に居たのは「社長 ハ・ユンジェ」のプレートの前に座る彼だったのです。
ヨナは知的障害のある妹の面倒を見ながら 亡き父が残した借金の返済にと日々苦労の連続だったのです。
またユンジェとしては身分を隠したくなる様な境遇でもあったのですね。
でもヨナと出会い本当の自分を見せたいと思う様になり 人を信じる事が出来ず付き合いを避けて来た自分を恥じる様になっていたのです。
それだけヨナを愛して一生一緒にいたいと思っていたのですね。
ですがヨナは育った環境の違いをどうしても受け入れらず別れを告げたのです。
金銭的に苦労しているヨナとしてはお金目当てだと思われたくないという彼女のプライドがあったのです。
それでも諦めないユンジェ。
彼は父親にヨナを会わせたのです。
そして結婚したい人と紹介したのです。
ヨナはその言葉を否定したのですが 次のユンジェの発言に驚いたのです。
「会社を辞める」と。
父親は女のために仕事を放り投げるなど許せるものではないと怒り席を立ちました。
ですがユンジェは改めて父親に辞表を提出したのです。
息子の本気を感じた父はヨナを呼び「事業は先の事が判らないものだ。社会的な肩書は絶対的な物ではない」と話し始めたのです。
いつその座を失うかも分からない。
大事なのはお互いの信頼と思いやりだと続けました。
そうして辞表は君の決断に掛かっていると伝えたのです。

ユンジェはヨナをある部屋に連れて行きました。
それはふたりで暮らそうと言うユンジェからのプレゼントだったのです。
そしてその場でプロポーズをされたのです。
しかしその様子を隠れて観ていたのがチェ・ユラでした。
ユラはユンジェと幼い頃からの知り合いで家同士も言わば釣り合いの取れる家柄だったのですね。
そして何よりユンジェを一途に想い続けていたのです。
ユンジェとしては妹の様な存在で彼女の勉強を見たり落ち込んでいる時にはプレゼントを送ったりといつも近くに居たのですね。
社会に出てからも社長であるユンジェの秘書として公私ともに身近な存在だったのです。
ユラはいつか結婚したいと思っていてユンジェに恋人がいるなど知らなかったのです。
そして彼から部屋を探して欲しいと頼まれた時も また指輪の相談をされた時も全て自分が対象だと勘違いしてしまったのです。
上機嫌でひとりで恋人気分に酔っていたユラでしたが それが勘違いだと知る事になったのはユンジェの父が息子の恋人がヨナであると言う話をしていたのを聞いてしまったからなんですね。
自分だと思い込んでいた彼の恋人がソル・ヨナ・・・
彼女は激しい怒りと嫉妬を覚えるのです。
実はユラとヨナは悪縁というのか因縁があったのですね。
ユラの父とヨナの母は25年前恋人関係でしたが結婚に反対されその後お互い伴侶を亡くし 現在2人は再婚を視野に同居していたのです。
その関係に大反対なのがユラと祖母でした。
しかしユラの父は女だけで暮らしているヨナ母たちの安否を気遣い家に連れて来たのです。
反発するユラに対してヨナだけは同居せず妹と母を託したのです。
ですがその後 ヨナが愛するユンジェの恋人と知り彼女を目の届くところに置き監視する為同居させると提案したユラでした。
ヨナは何度も結婚したいと言うユンジェに対して 時間が欲しいと伝えたのですね。
彼に相応しい自分になりたいというのが本心でした。
その後ユラの妨害があったのですがユンジェのいるジェイ化粧品開発チームへの配属が決まったヨナです。
しかし その辺りから彼女の運命は坂道を転げ落ちる様に変わって行くのです。
身に覚えのない罪を被せられ 殺人者として裁かれ愛する人との別れを余儀なくされるのでした。

ヨナを貶めたのはユラでした。
ユンジェへの執着とヨナの誰にでも好かれる人柄等その全てが彼女にはただ憎く まして同じ会社で働く事はユンジェとの接点が増えユラとしては消し去りたい程に邪魔だったのです。
ヨナにやさしく微笑むユンジェの姿に更に嫉妬を覚えて行くユラです。
ヨナが配属された開発チームにはユンジェの妹がチーム長として勤めていました。
そこにヨナともうひとりチェ・ガンウクという男性が入社したのです。
社員が退社後ヨナは新商品開発の為に残業をしていた同日にライバル社にジェイ化粧品の新商品に関する機密文書が流れていた事が後日判明するのです。
そして送付先へのメールに送信者としてソル・ヨナの名前が記されていたのです。
更に相手先にはヨナの携帯から情報料として対価を要求するメールが送られていた事も判明したのです。
身に覚えのないスパイ容疑を掛けられたヨナは必死に弁明しますが無実の証明が出来ずにいました。
あの日事務室にはヨナひとりだった事・メールの送信がヨナの携帯である事・署名がある事・極秘文書を見ていた事実がある事。
どれもヨナを指していたのですね。
チーム長はヨナを叱責し会社から追い出しました。
ユンジェはヨナを信じなんとか疑いを晴らそうと証拠探しをしますが見つけられずにいました。
当時の防犯カメラの映像を確認しようとしたチーム長でしたがそこに映っていたのはヨナだけでした。
しかしチーム長が見た映像は偽装された複製だったのです。
会社に出入り出来ない状態でもヨナはなんとしても濡れ衣を晴らそうと奔走し遂に防犯カメラの原版を手に入れる事が出来たのです。
それを受け取りチーム長に確認してもらう為車を走らせました。
ですがそこでもうひとつの重大事件に巻き込まれたのです。
ヨナが運転中道路に倒れている人を発見し近寄るとそれは血まみれのチーム長の姿でした。
轢き逃げに遭った直後だったのです。
声を掛けながらも動揺するヨナでしたがそこに現れたのがユラでした。
彼女はヨナと被害者の様子を見てヨナが轢いたのかと言い出したのです。
勿論否定するヨナですが 犯人が不明のまま数日後チーム長は息を引き取ったのです。
その際彼女は妊娠していた事も知らされるのです。
その子の父親はユンジェの親友で結婚前提に付き合っていたキム・テイルでした。
彼は大事なふたりを失い殺意を犯人に向けるのでした。

ユンジェは妹を亡くし 数日前には病気療養中だった父親も他界していました。
傷心の中今度は恋人ヨナが妹を轢き逃げした容疑者として逮捕されたのです。
勿論ヨナは身に覚えがなく強く否定を続けるのです。
ユンジェも彼女では無いと信じますが訴えも空しく遂に裁判へと進むのでした。
事故の調査をした鑑定人はヨナの車に事故の痕跡が無い事や走行速度と被害状況から因果関係がないと述べたのです。
そして当時の警察の捜査がずさんだとも述べました。
次に捜査刑事が証拠品である被害者のイヤリングがヨナの車のトランクから発見されたと述べたのです。
そして証人となったユラもヨナに不利な証言をしたのです。
ユンジェは証人席に座りヨナではないと述べました。
彼女の人間性を良く知ると言う彼の言葉にユラの顔が歪むのです。
そうして迎えた結審の日です。
そこにユンジェの姿はありませんでした。
判事であるユラの父親は証拠や証言を重く見ましたが 事故後の被害者を助けようとした事を鑑み 懲役3年の刑を言い渡したのです。
ヨナは法廷で自分は嵌められたと叫びますがその後控訴も出来ないと言う弁護士の言葉に結局刑が確定したのです。
これはユラと捜査刑事と判事の父親が仕組んだ冤罪なのです。
真犯人はユラ。
そして刑事はそれを知り尚且つユラであると言う決定的な証拠を現場で見つけていたのです。
それをお金を得る目的で隠し持ち脅迫するのですね。
父親もユラから事実を知らされ 当初自首を勧めていたのですが結局我が子可愛さで泣き落としに負け 無実のヨナに罪を着せたのです。
何も知らないユンジェは妹を殺した犯人となったヨナの面会に行きました。
そして別れを告げたのです。
ガラス越しに必死に自分は無実だ 信じてほしいと訴えるヨナでしたが彼女の顔を真っすぐ見つめその場を立ち去ったユンジェでした。

ユンジェはその頃社長不信任案を出されていました。
父親からの「会社を守れ」という遺言を胸に必死に対策を練っていたのです。
そんなユンジェに救いの手を差し伸べたのが大株主であるユラの祖母でしたね。
会社の為に援助するという言葉にお礼を述べるユンジェでしたが ひとつ条件が出され約束させられたのです。
それは孫娘のユラと結婚する事でした。
実は少し前にユンジェはヨナと別れを決めその夜お酒を飲んでヨナの名前を呼び続けていたのです。
その隣にはユラがいたのですね。
ユンジェは悲しみにくれて酔いつぶれていたのですがユラは彼と関係を持ったのです。
その話を祖母はユラから聞き孫の長年の片思いを成就させてやりたいと思ったのでしょうね 結婚を約束させたのですね。
ユンジェは決意をしました。
もう一度ヨナに会い冷たく突き放したのです。
「お前は妹を殺した。謝るべきだ。そして俺たちは終わった 二度と関わるな」そう告げ立ち去ったのです。
そしてその夜ユラをバーに呼びこう聞いたのです。
「俺と結婚したいか」と
そして
「俺には愛した人がいる 今も引きずってる これから誰も愛せないかもしれない」
「それでも結婚したいのか」
そうして無造作に指輪のケースをユラの前に置きました。
ユラは喜びプロポーズを受け入れたのです。

ユンジェの決断までにはヨナに対する正しくない情報が耳に入って来てかなり混乱した事も原因のひとつでしたね。
彼の妹の死には事故後吸入器が外されていた為死の一因になったのですが その時傍に居たのがヨナだったのですね。
事故の件も吸入器の件もヨナがスパイ容疑を掛けられた事への恨みが原因だと判断されてしまったのです。
妹を失い父を亡くし彼に残されたのは会社を守る事だけになったのです。
ユラとの結婚も言わば政略的なのですが 幼馴染という事も有りその要素は薄く感じるユラではありましたね。
結婚式や新婚旅行の予定に関してもユラひとりが浮かれている状態ですが ユンジェは無関心であり自分の意見は無くユラの好きな様にと静かに突き放すのです。
一方刑務所のヨナは全てユラの仕業と気付き必ず罪を償わせる為の覚悟を決めます。
そうしてあの結婚式の日の脱獄を迎えるのでした。

ヨナが濡れ衣を着せられたスパイ容疑ですが 防犯カメラの原版を確認していた人がいたのです。
同期入社のガンウクです。
彼はその映像から犯人を知ったのです。
ユラでしたね。
しかしガンウクはその事実に口を閉ざしたのです。
ヨナの私じゃないと叫ぶ姿を目の前にしながらも無視を貫いたのですね。
これはガンウクとユンジェの関係性やまたユンジェの父親とガンウクとの関係が原因ではあったのです。
ですが彼はヨナに本当の事が言えず結局スパイ容疑も晴れぬまま受刑者となった彼女に罪悪感を抱き 日を追うごとに苦しむ事になるのです。
彼は服役中のヨナに偽名を使い手紙を送り続けました。
「僕は信じている」という言葉を添えたのです。
ヨナにとって恋人さえも背を向けた自分の言葉に どこの誰とも判らない人が送ってくれた「信じている」という文字に救われる思いを感じたのです。
それからはヨナも返事を送り文通が始まったのです。
「ゾルバ」と名乗るその人はいつしかヨナの支えになり素直に心情を伝えられる人になっていくのですね。

ヨナの身体に異変が起こりました。
急な腹痛と出血があったのです。
そして診断の結果「妊娠」が判ったのです。
ユンジェとの子です。
それまで同じ部屋で虐めの対象になっていたヨナでしたが 子供がいるという受刑者は妊娠を知るとヨナを気遣う様になったのです。
そうして周りの助けもありその後無事男の子を出産しました。
しかしユンジェには伝えずにいたのです。
ヨナの出産の日の夜ユンジェは夢の中のヨナが気になり眠れなくなっていました。
次の朝すぐに刑務所へ面会に行きましたが何時間待ってもヨナが現れず何かあったのではないかと不安が広がるユンジェです。
そしてそんな夫の行動に不安を抱くのがユラでしたね。
刑務所へ行った事を知り落ち着かない様子なのです。
結婚したけれどユンジェからの愛情が感じられないのでしょうね。
そしてヨナをまだ愛しているのではという不安と自分の犯した罪がバレる事を恐れてもいるようですね。
我が子の存在は更にヨナを強くしましたが 服役中の出産は18か月後に里子に出すか施設へ預けるかの選択が必要なのです。
ヨナは誰も引き受け手が無く施設へ預ける事にしました。
別れの日ヨナは且つてユンジェがプロポーズしてくれた日自分の首に掛けてくれたネックレスを そっと子供の首に掛けてあげました。
出所後目印となる様にという意味もあったのかもしれませんが お守りとして授けたのですね。
そのネックレスには確かにこの子の両親の想いが込められているのです。
ユンジェがその子の存在を知るのはまだまだ先なのですが・・・
子供と別れヨナはゾルバと文通を続けながら5年後仮出所の日を迎えたのです。
遂にヨナは自分を嵌めたチェ・ユラ そして不当な裁判で無実の罪を着せたユラ父 証拠隠滅し偽証した刑事 更に控訴を願い出たにも関わらずユラ父の懇願でヨナに控訴を断念させた弁護士への制裁を始めるのです。
そして自分を信じてくれず背を向けたユンジェにも・・

書きたいところが沢山あって長くなりましたが本当に面白いドラマでした。
まだまだ様々な出来事が起こりその度にユラが嘘を並べ防御するのですが ヨナの自分は無実だと言う叫びが徐々に関係者たちの心を動かしていきますね。
ユンジェはヨナを信じたいのですが迷いもあったのですね。
悉く現場にはヨナの姿があり 全て否定しているけれど証拠も無く それがユラの仕業だと気付くはずもなく まさかユラ父や刑事が関係しているとは想像も出来ず 耳に入って来る自分が知らないヨナの姿を聞かされ混乱させられてしまうのですね。
自暴自棄状態のまま自分の立場も危うくなりヨナの判決も出てユンジェとしてはもう自分の中からヨナを消すという選択しか残されていなかったのでしょうね。
ヨナは本当に辛かったと思いますが同時に憎しみも沸き起こり それが彼女を強くし以前とは別人の様に決して怯むことのない女性になっていきましたね。
その陰には「ゾルバ」と名乗る味方がいました。
ですが後半に入りとても切ない展開になるのです。
そして終盤数々のユラの悪行をユンジェは知る事となりヨナを信じ切れずにいた自分を責めるのですね。
彼はヨナに伝えました。
「まだ 愛していて お前を想い続けて すまない・・」と。
そして全て明るみになり彼は
「待っている 5年でも10年でも イヤ50年でも待つ それが俺の生きがいなんだ」
「ヨナがひとりで苦しんだ月日の分 俺も一人で耐える」と。
ヨナは頷くでもなく拒否するでもなく ただ軽く小さく控えめに微笑みましたね。
ユラの罪はざっと思い出してもこれだけありました。
ヨナ母は命の危機に2度も遭いすべてユラの仕業 ヨナの子供の件 ヨナの発案した商品を盗み自分の物としてユンジェに提案 化粧品の中に毒を入れる ヨナを前科者だと言いふらし故意に自分自身を傷付けまた刑務所に送ろうとする・・・
ユラはとにかくユンジェを失う事が一番怖いのです。
だから言葉巧みにユンジェを騙し続けてきました。
どんなに追い込まれも逃げ場が無くなる状態でも全てヨナのせいだと叫び罪悪感など微塵も持たないユラという人間でしたが 最後の最後に「ごめんなさい ヨナ」と涙を流し呟いたのはヨナの手紙を読んだ時でしたね。
そこには責める言葉も無くやさしいヨナらしい言葉だけが並んでいたのです。
北風と太陽の様にこころを溶かすのは太陽なんだなぁと思ってしまうラストでしたね。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪











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