韓国ドラマ「伝説のインターン コ・ヘラ~Cold Blooded Intern~」1話~8話

韓国ドラマ 感想

2023年

配信全12話(1話約60分)

現在毎週土曜日BS12で放映中

1話~8話迄放送済


簡単あらすじ

且つて課長まで勤めたコ・ヘラは退職後 7年振りに仕事探しに挑むがブランクと40代という年齢もあって就職が決まらずにいた。

ある日 面接を受けに出向いた先で再会したのが且つての同僚チェ・ジウォンだった。

しかし立場は面接する側と受ける側だった。

ジウォンはその会社の室長になっていたのだ。

彼女はヘラに対してある提案をしてきたがそれはふたりだけの秘密裏に進める取引だった。

それを遂行すればヘラに課長の座を与えるという交換条件付きだった。

気が乗らないヘラだったがそれを受けた。

そうしてまずはインターンからの採用になり企業マーケットハウスの企画第2チームに配属された。

その部署には以前ヘラが課長をしていた時の部下が上司となり 出産間近の女性社員と育休を取る予定の女性もいた。

そうしてヘラの7年振りの仕事が始まるが躓く事が多く またジウォンとの約束の遂行もあり戸惑い悩みが彼女を苦しめて行く。

更に夫がリストラされ仕事を辞める訳にもいかなくなる。

感想

コ・ヘラが託された秘密の任務とは 「育休や出産後の復職を考えている女性達を退職に追い込む事」でした。

つまり働く母親はいらないという事なのですね。

驚くヘラを前にしてジウォンは続けました。

「育休を取っている人はいずれ戻って来るから新しい人も雇えない その人が担当していた仕事も他の社員に割り振りされ負担を掛ける」

「更に子供のいない人にはその制度(育休)は適応されない 不公平」と。

そしてこう続けたのです。

「あなたも且つて言ってたわ。いつ休むか分からない人と仕事などしたくない 迷惑を掛けられるだけだと」

且つてコ・ヘラも課長を務めていた時部下の男性が子供の一大事に早退を申し出て来たのですが それを冷たく断った経験があったのです。

その部下というのは現在の企画チームの上司でしたね。

その頃のコ・ヘラは確かに仕事が一番大事という所謂ワーカーホリックで厳しく非情な考え方を持っていたのです。

そして昔 同僚だったジウォンは当時のヘラのそんな考えに相反する気持ちを抱いていた女性だったのですね。

ですが今そのふたりは真逆の思考になっていたのです。

現在のヘラは結婚子育てを経験し考え方にも変化が生まれていたのです。

企画第2チームの中に出産間近なイ代理がいました。

ある時彼女が依頼したデザイナーが音信不通になり仕事に支障が出るのです。

ヘラは身重のイ代理と共にデザイナーがランニングしている公園に迎い探すのですが 彼の姿を確認したヘラは声を掛ける事に躊躇したのです。

イ代理の身体を気遣いヘラひとりで探していたのですが ジウォンからのあの任務が頭を過ったのです。

ヘラは目の前を通り過ぎたデザイナーに声を掛けずイ代理の元へ戻ったのです。

そして「見つけられなかった・・」と報告したのです。

イ代理は業務の責任を感じ自分で探そうと走り出したその直後お腹の痛みを訴え病院へ搬送されたのです。

早産でしたが無事に産まれその後彼女は退職を決意したのです。

ヘラは後悔しましたね。

あの時声を掛けていればイ代理の早産もその後の退職の決断も無かったのでは・・と。

結局ジウォンの望む一人目の退職は実現してしまったのです。

次にターゲットとなったのは同じ部署のクム課長です。

小学一年生の男の子がいる働く母親でした。

仕事と子育てに翻弄する毎日を送っていたのですが育休の申請をしていたのです。

そしてインターンのヘラとは距離を置き壁を感じさせるクム課長でしたね。

ヘラは自分の任務に後ろめたさを感じなんとか退職させない方法がないかと考えるのです。

そして閃いたのはクム課長が育休を取らない様に仕向けて行くという方向でした。

事あるごとに課長に対して休まない方が良いという内容を遠回しに伝えますが なかなか思う様に伝わらず苦戦するのです。

クム課長も徐々に苛立ち始めヘラの言葉がうっとうしくなるのですね。

ですがヘラも働く母親として子供の事で気を病んでいる事を知り彼女の言葉に耳を傾ける様になるのです。

そうしてクム課長は育休申請を撤回する事にしたのです。

しかしそれを受けたジウォンの怒りはヘラへと向かったのです。

働く母親を退職に導く任務で雇ったにも関わらず 命令に逆らった事を許せず遂に解雇を言い渡したのです。

昔こんな事があったのです。

同僚だったヘラとジウォンは会社から「妊娠放棄覚書」を提示されていました。

これに反発したのがジウォンでしたね。

自分達がサインをすると後々女性達の働く環境が悪くなり 悪しき前例を作ってしまう事に憤りを覚えていたのです。

しかしその当時のコ・ヘラは自分の事しか考えていませんでした。

あっさりとサインをしたのです。

彼女のその姿勢に怒りを抑えられず「自分の事しか考えないその生き方変えるべきだ」とぶつけ退室したのですね。

勿論サインはせず覚書は捨てられたのです。

ですがジウォンは今「あの頃の自分が嫌いだと」いいました。

当時のヘラの様に働く母親は仕事の邪魔であると考える様になっていたのです。

だからヘラなら躊躇なく自分の考えを理解し実行してくれるだろうと思い雇ったのですね。

ジウォンの命令に逆らい解雇になったコ・ヘラは部署に顔を出す事もせず辞める事になったのです。

辞職の理由を知らされていない上司やクム課長達はヘラがいない事に寂しさを感じていたのですが ただひとりパク主任(独身女性)だけは心当たりがある様なのですね。

それは偶然ジウォンとヘラの会話を聴いてしまった為でした。

ヘラがクム課長を退職に誘導するという内容だった事に驚き その日からヘラに対して不信感を抱いていたのです。

彼女の目にはクム課長がヘラと仲良くなっていた事に対してもヘラには「裏」があるのに ひどい人だと軽蔑していたのですね。

仕事を辞め夫とふたりで複数のバイトを掛け持ちする日々が続くのですが ある日突然復職の話が来て戸惑うヘラでした。

そのきっかけになったのは以前道で倒れていた女性を助けた事が撮影されSNSで話題になった事でした。

再生回数が伸び続け助けた女性がヘラでありマーケットハウスのインターンであった事が知られたのです。

ジウォンの上司が指示しヘラのインターン生活が復活したのです。

しかし今度はジウォンから託されていたクム課長を退職に追い込む役目だった事がクム自身に知られてしまったのです。

当然憤るクムから突き放されるヘラの日々が始まるのでした。

ジウォンは若い時から父親の金銭要求に人生をも狂わされて来たのですね。

家族とは絶縁状態でありながらもその要求は続いていたのです。

そんな中母から父が入院したとメールが来たのです。

また金銭の要求だろうと思いながらも入院先へ出向きそして未払いの治療費を支払うジウォンでした。

数日後父が亡くなったと報せを受けたのですが 葬儀が終了した後誰もが去った時間に訪れ 祭壇の遺影を見つめ 母に気付かれぬようその場を離れたのです。

その夜ひとりでバーに立ち寄り飲んでいたジウォンはひとりの男性に声を掛けられました。

全く相手にしていなかったのですが 亡くなった父親の件もありかなりお酒も入っていたのです。

ふたりは一夜を共にしてしまったのです。

しかしこの男性との縁がまだ続く事になるとはこの時のジウォンには思えるはずもないのですね。

ふたりは意外な場所で再会するのでした。


このドラマは面白いですね。

なんとなく観始めたのですが なんとなく引き込まれています。

且つて真逆の考え方だったヘラとジウォンがいましたが 年月と共に其々過去の自分を後悔しましたね。

でもその中身は鏡のように裏返り ジウォンが昔のヘラの様になってしまいました。

そこまでジウォンを変えたのはなんなのでしょうか・・

出世だけが生きがいの様な生き方をするジウォンにヘラはこの後どう接していくのでしょうか・・

現在BS12で毎週土曜日13時~15時迄 2話まとめて放送されています。

残り4話で10月11日が最終ですね。

楽しみです。

観終えましたらまた感想載せたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

riko-tsubuyaki-blog
riko-tsubuyaki-blog

コメント