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韓国ドラマ「黒薔薇の家」を観て

2023/05/07
 
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りこです。 北海道在住 猫好き・ お笑い・韓流ドラマ・ 野球・音楽・散歩・掃除が好きです。
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2019年 韓国SBS 放送

配信 全 123話 (1話 約 31分)


簡単あらすじ

幼い少女が行方不明になった。

時を同じくして通称「黒薔薇」と呼ばれる女が警察に追われていた。

またその「黒薔薇」に命を奪われた警官がいた。

「黒薔薇」の女は逃走中に死亡したとされ捜査は打ち切られた。

それから25年の歳月が流れた。

デザイナーのジェニーは母親と日本で暮らしていた。

彼女は ある日書店で韓国人の男性ウンソクと出会う。

ウンソクは彼女に一目ぼれした。

日本に滞在中にジェニーのファッションショーが行われることを知ったウンソクは会場へ出向く。

そこで思わぬ事件が起きた。

何者かがジェニーに向かって爆竹を投げつけたのだ。

ウンソクはその男を見かけすぐさま追った。

男は彼女の母親のいる部屋の前にいた。 それを見たウンソクは母親に 男がここにいたと告げると 母親は知らないと答えた。

その様子にウンソクは疑問を感じたのだ。

そして後日 ウンソクが帰国の為に搭乗した同じ便にジェニー親子も乗っていた。

韓国に到着したジェニーは 滞在先のホテルから外出する際ひったくりに遭ってしまう。

倒れた彼女を病院に運んだのは ウンソクだった。

その出会いからふたりの運命が動き出す。

ウンソクとの出会いはジェニーに幸福をもたらすが 同時に辛い悲しみも訪れることになる。

ジェニーは幼い頃の記憶を無くしていた。

時折浮かぶ光景も断片的で 云い知れない悲しみを感じる記憶の切れ端だった。

ジェニーは母親に相談するも その度に全否定し妄想だと切り捨てられる。

また母親は故郷である韓国を酷く嫌っていた。

この地には足を踏み入れたくない様子だ。

母親が韓国を早々に離れたいという焦りには ジェニーが忘れた過去の真実がそこにあったからだった。

ジェニーは韓国で一組の親子に出会う。

ウンソクとの出会いともうひとつの親子との出会いの中 見えない運命の糸がやがて徐々に繋がりを見せていく。

ジェニーに纏わる過去とは 故郷を嫌う母親には何があるのか 

そしてウンソクジェニーはどうなるのか


感想


サスペンスドラマではないので 浅い回から母親の後ろ暗い過去や 娘ジェニーの隠れた真実など見えていましたね。

そんな中で ウンソクの警察官だった父親を殺した「黒薔薇」の女を祖父が探します。

死んだとされているけれど信じない祖父は 元刑事の男性に依頼し秘密に「黒薔薇」探しをします。

それにウンソクも動き出します。

もう一つの家族は25年前に行方不明になった娘を探します。

かつて同じ年頃の女の子が遺体で発見されていて それがその娘ではないかと言われていましたが 母親は信じません。

当時 現場で妹と一緒にいた姉は半ば諦めていて発見された遺体は妹では・・と思っていました。

そうやって それぞれの思いを持った人たちが 少しづつ絡まった糸を解きほぐし 過去にある真実へ近づいていく というドラマでした。

見つけたい過去の出来事

過去の真ん中にある真実に辿り着いていく過程で 避けられないのが「黒薔薇」の女です。

その正体を知る事は ジェニーにもウンソクにも やがては辛い決断を迫られる結果になるのですね。

そして 「黒薔薇」を追う中で関わった人が死んで行くという事件も起こります。

しかし なかなかその正体が掴めずにいるのです。

「黒薔薇」の正体

ジェニーの母親はとても強烈な人でした。

後ろ暗い過去があるので それを隠すためには相手に有無を言わせず どんな場面でも言い逃れを続けるのです。

そして押し切ります。

また ジェニーに対して酷く執着しているのですね。

何から何まで干渉して ジェニーの自由も奪っています。

言葉の力技は勿論ですが 必要とあらば危害を加える事もいとわないという人物でした。

そんな母親が決めた実業家の婚約者は ジェニーに交際を拒否されながらも 決して諦めないのですが なぜかいつも悲しい目をしているのです。

それは ジェニーに 振り向いてもらえない悲しさもありますが 彼の心の中に貼り付いて離れない 辛い生い立ちがあったのです。

悲しい過去

このドラマは「黒薔薇」の正体も 分かりやすく出来ていますが それだけに どうやってこの人にたどり着いて行くのか? という過程に興味を覚えましたね。

そしてこの「黒薔薇」は改心するんだろうか? 後悔するのだろか?と思いながら観ていました。

とてもそんな女性には見えないし・・(‘;’)

幼い頃の記憶を消されていたジェニーが 治療により徐々に蘇る過去に対して苦しまされるのが 可哀想でしたね。


123話と長いのは韓ドラではよくありますが 見入ってしまうので長さはあまり感じませんでした。

また独り言が多いのも韓国ドラマではよくありますが このドラマも例外ではありませんでした。

その人が考えている気持ちも表情だけではなく 言語化しているのでとても解りやすかったですね。

見ながら私の予想では「この人最後に死ぬな」と思っても 死にませんでした。

「このふたりは復縁するだろうな」と思っても しませんでした。

なんだかハズレっぱなしでしたが 面白いドラマでしたね。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました♪




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