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韓国ドラマ「ワン・ザ・ウーマン」を観て

 
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りこです。 北海道在住 猫好き・ お笑い・韓流ドラマ・ 野球・音楽・散歩・掃除が好きです。
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2021年

配信全32話(1話約36分)


簡単あらすじ

うり二つのふたりの女性がいた。

チュ・ヨンジュ ソウル中央地方検察庁検事。

カン・ミナ ハンジュグループ次男の嫁。

しかしふたりの人格は対照的だった。

ヨンジュは歯に衣着せぬ物言いと 男勝りで恐れを知らない行動を取っていた。

暴力団からお金を受け取ったり 時には喧嘩もし 出世しそうな上司には取り入ろうとする等 その破天荒さは 検事としては異次元のキャラクターだった。

カン・ミナはハンジュグループ次男の嫁で 実家は様々な企業を傘下に据えるユミングループであった。ふたりの結婚は政略的だった。

しかし ミナは婚外子である為姑には日々蔑まされ他の義家族からも 家政婦扱いされていた。

更にミナに対して愛情がない夫は家族から彼女を庇う事もせず 堂々と浮気を繰り返していた。

それでも彼女は口答えする事はなかった。

そんなふたりがある場所で同席する事になる。

勿論お互いの事は何も知らない。

その後 交通事故に遭ったヨンジュは頭を打ち自分に関する記憶を失くした。

同時にミナが失踪した。

事故以前の記憶を失くしたヨンジュは その容姿からカン・ミナだと勘違いされたが 自分自身もよく理解出来ずそのままミナとしてハンジュの一員になった。

ミナの行方は分からず仕舞いだったのだ。

ただ 性格までは変わっていない為 これまでのミナとは明らかに違いハンジュの家族はその変化に戸惑う。

その一方でヨンジュは自分は何者なのか知る為に手掛かりを見つけようとしていた。

感想

ヨンジュのハッキリした物言いは清々しい気分になりましたね。

事故前のヨンジュは 贋作を売り飛ばし多額のお金を手に入れていた男を追っていました。

事前に情報を得ていた為1週間の休みを取り極秘潜入捜査を始めたのです。

男が現れると言う絵画のオークション会場で待機していたのですね。

そこに参加していたのがカン・ミナでした。

奇しくもその日のふたりは服装も髪型も全く同じだったのです。

ヨンジュはミナを見て余りにも自分にそっくりである事に驚きましたが ミナの方は気が付かずにいましたね。

彼女は絵画を買い続けていくのです。

やがて現れた目当ての男の姿を見つけたヨンジュは 直ぐに追いかけましたが 地下駐車場迄やって来た時に見失ってしまい 直後急発進してきた車に跳ねられたのです。

手術を受けその後病室で目覚めたヨンジュでしたが そこには見知らぬ顔がいくつもありました。

そして状況を掴めずにいたところ ハンジュの姑が近づいてきてヨンジュに手を挙げたのです。

咄嗟に姑の手首を掴み捻り倒した彼女に一同驚愕するのです。

これまでの次男の嫁とは思えない反撃だったのですね。

ヨンジュ自身も驚き呟くのです

「私は・・誰?」と。

ヨンジュは頭部に衝撃を受けた事による逆行性健忘症と診断されました。

事故前の記憶が抜け落ちているようですね。

何かのきっかけで思い出す事もある様ですが その時期などを言い切れる状態ではないのです。

結局ヨンジュは自分の名前は「カン・ミナでハンジュの嫁」であるのか・・と頷くのですがどこか半信半疑なのですね。

カン・ミナの実家であるカミングループは国内初の6つ星ホテル開業の話題を集めていました。

ですがそのオープン式典に参加する為にミナの家族が搭乗した専用機が 海に墜落したというニュースが入ったのです。

その後搭乗者全員が死亡しました。

カミングループ関係者はミナと叔母だけになったのです。

マスコミではカミンの継承者候補にミナの名前が挙がるのでした。

ヨンジュはカン・ミナとして実家の葬儀に参列していました。

でも少しも悲しみを感じない事に場違いな印象を受けるのです。

アメリカからハン・スンウクという男性が帰国し弔問の為会場に訪れたのですが その時ヨンジュを見かけ近づいて来たのです。

ヨンジュはお腹が空いていたのでピーナッツを食べていたのですね。

ですがスンウクは突然それを取り上げたのです。

訳が分からず取り返したヨンジュでしたが 彼はもしかすると自分を知っている人なのでは?と感じその人を探ろうとするのですね。

スンウクはミナだと思っている女性(ヨンジュ)に疑問を感じたのです。

スンウクにとってカン・ミナは初恋の人だったのですね。

そのミナがピーナッツアレルギーだと以前話していた事を思い出し 咄嗟に取り上げたのでした。

しかし当人はそんな素振りも見せずピーナッツを頬ばっている様子に違和感を覚えたのです。

またスンウクが知るミナには腕に傷があったのですが 目の前のミナにはありませんでした。

そして何よりその性格ですね。

大きな声で怒り狂う姿も以前のミナとは程遠い姿だったのです。

スンウクはミナが事故に遭い記憶を失くしていると聞いても 彼女に違和感しかないのでした。

そして「君は誰だ」と訊ねるのです。

ヨンジュはハンジュの嫁カン・ミナになっていますが 彼女がどれ程虐げられて暮らしていたかを実感するのです。

24時間監視され 着る洋服さえも決められ 朝から晩まで家事をやらされ 義妹にも顎で使われ 幼い甥は母親である義姉から ミナに対してだけは挨拶をしなくていいと教え込まれていた事も知るのです。

そうしてある夜 ヨンジュがいないところで家族がミナの財産を狙っている話を聞いてしまうのです。

ユミングループの経営権決定の為に緊急株主総会が開かれるのですが ハンジュ側はカン・ミナの記憶喪失や問題行動を取り上げ 継承者として相応しくないという見解を示すのです。

これはミナの叔母との打ち合わせ済みでした。

ミナに権利を与えずハンジュが任命される事を目論んでいたのですね。

しかしここに遅れて登場したのがハン・スンウクだったのです。

彼の養父から全権委任され持ち株とミナの所有する株を合わせ過半数を超える事で ミナにユミングループの総帥の座を与えたのです。

スンウクはヨンジュが本物のカン・ミナではないと見抜き 本物のミナを探す事にするのです。

それはヨンジュが遭った事故はカン・ミナを狙った仕組まれた事故だったのではないのかと考えたのですね。

ミナをユミンの総帥という立場に挙げれば社会的にも彼女を狙うにはリスクが伴うので 結果ミナを守る事になるのです。

しかし本物のミナは失踪しているので見つけるまでヨンジュにはミナに成り済まして貰わなければならないのですね。

その頃ヨンジュは自分を襲ってきた男に立ち向かいなぎ倒していたのです。

そして彼女は気付くのでした。

「私は カン・ミナではない」

ヨンジュは自分は喧嘩が強いと知り もしかすると暴力団だったのか?と思うようになったり またヨンジュには理解できないと思い込んで英語で嫌味を言い合う姑や義姉妹の会話を聴きとり英語で反論したり 使用人とベトナム語で姑の悪口を言い合ったり 時には独り言でフランス語をしゃべりまくったりしたのです。

そしてどうして4ヵ国語も話せるのか?

更には流暢に法律用語が出て来る事もあり 「自分は頭が良くて法律に強い暴力団なのか?」と訳が分からなくなってくるのです。

でもハンジュでのカン・ミナと自分自身の内面からミナではないと確信を持ったのですね。

ですがだからと言って未だに名前すら思い出せないのでした。

彼女は高校生の時祖母を交通事故で亡くしていました。

事故直後走り去る車がヨンジュの横を通り過ぎていたのです。

そして同じ時刻に工場の火災が起こりました。

ヨンジュの父親はその火災の容疑者として刑務所に入っていたのです。

その火災で亡くなった人がいました。

それがハン・スンウクの父親だったのです。

ヨンジュの父とスンウクの父は工場火災で繋がりがあったのですね。

しかし真相は意外なところにあったのです。

更にヨンジュとスンウクにも学生の頃に出会いがあったのです。

それはスンウクにとって忘れられない淡い想い出でもあったのですね。


「ワン・ザ・ウーマン」面白かったですね。

コメディのジャンルなのかなと思っていますが とにかくヨンジュの表情や気持ちを全て吐き出す痛快さが笑えたりしました。

スンウクとヨンジュはお互いの父親の関係性に一度は離れるのですね。

記憶を戻した後ですがこの辺は大人の感情だなぁと思いましたね。

失踪していたカン・ミナ本人は意外な所にいたのです。

ハンジュの家族の近くだったのですね。

そうしてカン・ミナとヨンジュに対面の時が訪れるのです。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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