韓国ドラマ「神との約束」を観てー第19~24話ー
2018年
配信全30話(1話約41分)
「簡単あらすじ」
第19話~第24話
ヒョヌのゴミ箱から血の付いたティッシュを見つけた祖母とジヨン。
再発が頭を過る。
ヒョヌに検査を勧めるも行かないと言い張るがなんとか説得して受診する。
ヒョヌの祖父であるチョンジグループの会長は孫のジュンソの母親はジヨンだと知った。
自分にウソを付き続けた長男ジェウクの嫁ナギョンに対しての怒りを抑えられずにいたが ジェウクの頼みで目を瞑る事にした。
何も知らないナギョンは突然会長命令とされる自宅謹慎を申し渡される。
理由を問いに義父の元へ急いだ。
そこでジュンソの産みの親ではない事を知っていると告げられる。
感想
会長である義父から見放されたナギョンでしたね。
義父は孫を利用して自分と取引するつもりだったのかと激怒しました。
もし本当に母親だと言うならジュンソの事だけに専念しろと会社から追い出す意思を示したのです。
ナギョンは誰が義父に告げ口をしたのかを探るのです。
ヒョヌの再発を恐れるジヨンとミノそして祖母は検査を受けさせたいのですが ヒョヌは首を縦に振らないのですね。
その理由は確認する事が怖いと言うのです。
再発した事がはっきりすると両親が辛い思いをするからだと言うのです。
ジヨンは言いました。
「親は何も知らず生きていればいいの?」
「子供がひとりで苦しんで悩んでいるのにのんきにしていろと言うの?」
「あなたの問題だから親は関係ないとそう言うの?」
母親の涙ながらの問いにヒョヌは
「たとえ再発したとしてももう入院して治療する事が嫌なんだ 何もしたくない」と言ったのです。
「お母さんの人生を壊したくないんだ」と続けます。
父親のミノが言いました。
「ヒョヌ 確認もしないで不安に駆られながら暮らす方が親はもっと辛いんだ」
「自分たちはそんなに弱くない」
「だから検査しよう」
両親の思いに応える事にしたヒョヌです。
弁護士の仕事も就けず謹慎中のナギョンはなんとかこの事態の打開策を探るのでした。
そしてある事を思い付いたのです。
夫のジェウクは子育てだけ与えられているナギョンを気に掛けていましたね。
会社に尽くし仕事が生きがいでもある一面を十分認識していたので 父親の処分はやり過ぎではないかと抗議したのです。
しかし父は断固として自分の意思を曲げる事はなかったのです。
そんな夫の前でナギョンは自分が助かる方法を見つけたと言ったのです。
その中で「ヒョヌ」の名前が出た事が気になりどういう意味かと訊いたジェウクでしたが 答えないナギョンでした。
ナギョンはその気付きに自信を感じ興奮していたのです。
ジェウクは気になりながらもその場ではそれ以上の事は訊ねなかったのです。
ある日 実父であるジェウクと会っていたヒョヌは鼻血を出しその場で倒れてしまいました。
報せを受けたジヨンは大急ぎで病院へ駆けつけそこでジェウクと会いました。
検査を受けた事そしてその診断結果を待っている状態である事を告げました。
そしてジヨンはある事を尋ねたのです。
ナギョンがヒョヌの再発を知っていたのではないか?と。
そう思った根拠はナギョンが知人の医師に白血病の臍帯血移植を受けた人が再発した場合の症状とその後の対策を訊いていた事を耳にしたからでした。
ヒョヌがジェウクの家に遊びに行った時にナギョンは気付いたのではないかと思えたのですね。
ジェウクにとっては初耳でしたが彼はナギョンの言葉を思い出していたのです。
「自分が助かる方法を見つけた」と。
ジェウクはそこで気付いたのでした。
ナギョンの言葉の意味を。
ジェウクの気付きは妻ナギョンへの怒りを引き出すものでした。
ナギョンが興奮気味に口にした「自分が助かる方法」を見つけたというその意味は ヒョヌを利用する事だったのですね。
義父はヒョヌを後継者と考えていますが病気の再発はまだ知らなかったのです。
そしてその義父から受けた自宅謹慎処分はナギョンから子供以外の全てを奪っていたのですね。
それも自分で引き起こした結果ではあるのですが 仕事を奪われた事への逆恨みを抱くナギョンでした。
彼女は病気が再発したヒョヌを救う唯一の方法は弟がドナーになって骨髄移植をする事だと承知していました。
義父がヒョヌの現状を知れば必ず弟ジュンソの助けが必要だと自分に頭を下げてくる事になると考えたのです。
息子をドナーにする代わりに自分が望む条件を提示しようと企んでいたナギョンでした。
その彼女の意図をジェウクは完全に読み切ったのです。
ふたりは激しく口論しました。
命を自分の利益の為に利用するナギョンを前にお前を絶対許さないと言い切ったジェウクでした。
ヒョヌの診断結果が出ました。
再発が認められたのです。
落胆するジヨンとミノでした。
ヒョヌを助ける道は移植しかありません。
そしてそれは弟のジュンソの協力が必須でした。
ジヨンはナギョンに会いジュンソの移植をお願いしました。
この先ジュンソには一生会わないと約束したのです。
更に夫のミノはヒョヌとの養子縁組を解き 養子離縁届を提出する代わりにジュンソをドナーにするという約束をナギョンと交わしたのです。
しかしその事は義父も夫も知らない事実だったのです。
後日会長である義父にヒョヌの育ての父親が自ら決断したと伝えヒョヌとの養子縁組を解消する書類を渡したナギョンです。
義父はジェウクの元に書類を持参しヒョヌの病気が再発した事を知ったのです。
ジェウクは初めてナギョンがジュンソをドナーにする条件としてヒョヌを自分の養子にする事を考えていると知るのです。
それはジヨンからヒョヌまでも奪う事を意味していましたね。
ジェウクは受け入れられないと反対しジヨンに会いますが ジヨンはヒョヌが助かるのなら自分は一生ふたりの子供の前から消えると言い切ったのです。
孫の再発を知った義父はナギョンにジュンソをドナーにしてほしいと頼みました。
ナギョンは交換条件を出したのです。
私の会社での地位を確立させる事。
理事として登記し義父の所有する株を分ける事。
親権を全て自分にする事。
ジュンソの母親として認める事。
義父からもひとつ条件が出ました。
もしも移植が出来なければ全て破棄する。
ふたりはそれぞれの条件を受け入れたのです。
ナギョンは必死でしたね。
ひとつも失いたくないという執念は凄まじいです。
ナギョンにとって夫ジェウクは若い時からの憧れの存在で彼を好きになってからは近くに居る為にと努力を重ねていたのですね。
しかしジェウクが選んだ人は親友のジヨンだったのです。
ナギョンの受けたショックはかなり大きかったようですね。
それからは故意に彼を奪う事を考え実行し妊娠し ふたりを離婚させ結婚まで漕ぎつけたのでした。
しかしジェウクの心までは15年経った今でも奪う事が出来なかったのですね。
ジェウクは息子のジュンソに実のお兄さんがヒョヌである事を打ち明けたのです。
そしてヒョヌが病気でありジュンソの助けが必要だと説明しました。
泣いて注射を怖がるジュンソでしたが 兄を助けると採血に応じたのです。
ヒョヌはひとつだけ母親ジヨンにお願いがありました。
弟のジュンソを利用する事だけは止めてほしいと言うのです。
10年前に一度命を助けて貰ったから二度目はどうしてもイヤなんだと言うのです。
ぼくは何もしてあげられないと言うのですね。
でも後にそんな兄に対して弟はこれから何かしてくれればいいよと答えるのでした。
残り6話になりましたね。
ジヨンとミノ・ジェウクとナギョン・ヒョヌとジュンソ どの様なラストを迎えるのでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪