韓国ドラマ「あきれたお葬式」を観て
2013年制作
韓国MBCドラマフェスティバル
配信全6話(1話10分)
コメディドラマ
「簡単あらすじ」
高齢の仲間たちの中でひとりの男性マノが倒れた。
末期の肺がんであった。
アメリカに住むマノの息子に連絡してみるが 使われていない電話番号だった。
他に身寄りはいなかった。
手術を受けて助かる見込みは五分五分だという。
けれどお金がなかったのだ。
仲間達も裕福ではなく とてもお金の工面は出来そうもなかった。
そこで考えついたのが 偽のお葬式をして香典を手術費用にしようという事だった。
感想
仲間の為になんとか手術費用を造りたいと知恵を絞るのです。
取り合えず祭壇だけ用意して 弔問客を待つのですが誰も来ません。
音楽でも流せばお葬式だと気が付いてくれるかもしれないと 大音量で流すのですがうるさいだけで誰も寄ってはくれないのですね。
そこに葬儀社を営む仲間の息子が やって来て 父親の友人が死んだと本気で思い お葬式をしようと準備を始めるのです。
あわてて死体役を作り 氷で体を冷やし始めるのです。
ウソの死体だとバレない様にあたふたするんですね。
ウソのお葬式なので斎場も使え無い為に地域の会館を使用するのですが
そこでもウソの理由をいいます。
故人のお墓を作る為に香典を集めたいと言って許可を得るのです。
会館前にはテントを張り 食べ物の配達があり賑やかに食事をしていてまるでお祭りのような雰囲気になるのですが おかげで香典は集まりました。
でも 嘘は続きませんでした。
バレでしまうのです。
それでもこれで手術が出来ると喜んだ時に 一報が入りました。
マノは本当に亡くなってしまったのです。
心から悲しむ仲間達でした。
亡くなったマノの為に仲間たちは彼の両親のお墓に入れてあげようと決め 車で向かうのです。
ジャンルはコメディドラマでしたが 高齢者故の悩みもありましたね。
妻も息子も亡くなって息子の嫁と暮らしていた男性は 密かに夜アルバイトをしていました。
それを知った友が理由を尋ねたところ 嫁を再婚させたいのだと言うのです。
そしていつ嫁の邪魔になるかも分からないから 一人暮らしをするためにアルバイトを始めたと言うのです。
友の不安と寂しさを知った男性は 帰り道
「どうして今日はこの道がこんなに暗く感じるんだろう」と呟きます。
韓国MBCドラマフェスティバルの作品でしたが 短編でベテラン俳優さん達が出演されていました。
味のあるドラマでしたね。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪