つぶやき「VIP 夫の本気を知った妻」
夫が別れようと言い出してから二度目となる会話のシーンです
夫は妻との間に出来た初めての子供を亡くした時の自分の辛さを吐露しました
どれ程我慢して辛かったのかを必死で話します
そして「君はボクのしあわせだった 幸せそのものだった」と
「でも彼女は出会ってはいけない人だった」
「胸が痛むんだ」と そう言いました
その時 妻は夫の気持ちを知ったのでした
妻は「彼女を本気で愛していたのね」と言います
そして「もう 私の事は愛していないのね」と涙を流しました
夫は「そうじゃない」
と妻の顔を見つめ
「ジョンソン・・」
と呼びかけます
帰り際 妻はもう一度聞きました
「今でも彼女を愛しているのね・・」と
夫は立ったまま
「・・ごめん」
そう言って苦しそうな顔を隠せず家を出ました
この時もかなり辛そうな決断の様でした
この後夫は不倫相手のユリの元へ行きました
ユリはこの日母親を亡くし夫の前で「ひとりになってしまった」と泣き崩れています
夫は「ボクがついてる」そう言い
「僕が・・・・そばにいる・・」そう言いました
そばにいるという事はこの先もずっとという意味でしょうか
その「僕が・・」の後が長くて夫の苦渋の決断を感じましたね
この言葉をいう事は妻の元にはもう戻らないという意味だし この言葉で自分自身も決意しようとしたのだと思います
夫が彼女に本気の想いを持っていたという事がどれ程妻にとって衝撃だったのかが伝わるシーンでした
この時は夫とユリは別れていた状態でした。
ユリは彼を諦められずにいて 夫も自分の気持ちを必死で押さえている時でしたね。
また 妻が 夫の愛人がユリであると知ってしまった後でもありました。
夫はユリへの気持を「胸が痛む人」 と説明しましたが 妻ジョンソンへの愛もあったようです。
確かにこの時は夫は本気でしたねユリへの想いは。
家を出た夫は重い足取りで 立ち止まり俯いていました
それに 妻へ自分の気持を伝える前には ユリから母親が亡くなったと泣いて電話を受けていました。
この展開で夫としてはユリを選択せざる得ない状況になってしまったのだと思いますね。
辛いシーンでしたが その後の回では 一緒に帰る約束をしていた夫と愛人ですが 急遽愛人ユリに用事が出来 その事を彼に知らせる事が出来ずにいました
そうして なかなか来ないユリを探しに 夫は会社に戻ってきます
その時廊下で妻と遭遇してしまい妻に「彼女を探しに来たの?」と言われ立ちすくむ夫がいました
見られたくない場面だったのでしょうね
表情は硬いのです
夫はユリの傍にいると言いながらも まだ妻に対して後ろ髪を引かれる様な想いがあったのだと思います。
「そうだよ迎えに来たんだ」とサラッと言えないのが 夫の性格でもあり また複雑な心中でもあったのだと思いますね。
あの「傍にいる」は決して積極的な決断ではなく「そうすべきなんだ・・」という 「・・妻との生活を戻せない」という自分の気持ちの行き先を絞り出した末の言葉の様に感じましたね。
そう感じたのも 泣きじゃくるユリの肩を抱いて まるで独り言の様に 呟く様に口にしたからなんですね
彼女の目をみて「僕が傍にいるから」と伝えたのではないのです。
このドラマでは夫が愛人ユリの目を見て自分の気持ちをはっきり伝えるというシーンは1度 だけだったと思います それは「別れてくれ」の時 (回想シーンで)
きっと不倫が始まった時から夫の中では「別れ」があったからなのかもしれませんね。
それだけ夫の心を占めている妻への想いの深さを感じます。
ですが戻れないのですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪