韓国ドラマ「完璧な結婚のお手本」を観て~第9話 & 第10話
2023年
配信全12話中 第9話・第10話(1話57分)
「これまでのあらすじ」
[ 第 1 ・2 話 ]施設で育ったイジュは幼い頃に ハンウル金融の会長夫妻の長女として迎えられた。
夫妻にはひとり娘のユラがいる。
子供の頃から養母には冷たく扱われ 時には命を脅かされる事もあったが当時は養母の仕業だとは気づかずにただ恐怖に耐えていた。
成長したイジュは幼馴染のセヒョクと結婚したが 裏切りに遭う。
セヒョクは妹のユラを愛していたのだ。ユラの側に居る為にイジュと結婚した事を知ってしまう。
そして養母にも裏切られる。
美大出身で画家であるイジュは 社会貢献だとして有名画家の絵の複製画を施設に寄付するという養母の言葉を信じ描き続けていた。
しかし自らが描き上げた作品がオークションに出品され落札者から贋作であると告発されたのだ。
養母は全てイジュの責任だとし警察沙汰になった。
イジュは夫と妹・養母の裏切りに遭い逃げる様に車を走らせたが途中事故を起こし命の危機に立たされた。
瀕死の状態で薄れゆく意識の中「神様・・チャンスを・・」と願った。
目覚めた朝 イジュの状況が変わっていた。
そこは1年前の自分の部屋で結婚の為にドレスを選ぶその日だったのだ。
イジュは自分にチャンスが訪れたと認識する。
そして同じ過ちは繰り返さない事 ”あの日 ” 裏切った夫と妹・養母に復讐する事を決心する。
[ 第3・4話 ]イジュは婚約者のセヒョクに破談を言い渡した。
家庭の事情もあるセヒョクは焦り出し なんとか破談の取り消しを願うがイジュは「あなたの愛しているのは妹のユラでしょ」と言い捨て 家族にも破談の理由を「彼に愛されていないから。彼には愛する人がいる」と告げた。
義妹のユラは養母の思惑もありテジャグループの次男とお見合いをした。
ユラが相手を気に入りどうしても結婚したいと母に訴えていた。
それを聞いたイジュはユラと母への復讐としてお見合い相手を奪う事にする。
その相手はソ・ドグク。
彼に近づいたイジュは彼の誘いを受けホテルの部屋へ向かった。ユラの目の前で。
ドグクに復讐の話をしたイジュは彼が協力してくれる事を知り 結婚を決める。
[ 第5・6話 ]ドグクには異母兄弟の兄ジョンウクがいる。
しかしこのふたりの間には確執があった。
子供の頃に兄が海に転落し それ以来 片足が不自由になったのだ。
ドグクは当時現場にいて 救助され激痛に苦しむ兄を震えながら見ているしかなかったのだった。
彼はその頃から原因は自分にあったと思い込んでいた為テジャグループから離れ自ら会社を立ち上げていたのだ。
そして兄もまた自分の状況は弟の責任だとしてドグクを憎んでいた。
イジュは結婚式の招待状を渡すため入院中の義祖父の元を訪ねた。
そこで思いがけない事実を知る事になる。
イジュの実父は自分を養子に迎えてくれた養父だと聞かされた。
そして養母はイジュが夫の実子である事を知っていたというのだ。
知っていたから子供の頃から自分に冷たかったのかもしれない・・と
イジュとドグクは無事に結婚式を挙げました。
ふたりのスタートは契約結婚でしたがドグクの想いは違っていた。
一途にイジュを愛していたのだ。
その思いがやがてイジュにも届くのです。
[ 第 7・8話 ]イジュは義祖父から実両親の事を詳しく聞く事になります。
結婚の許しを得る為に義祖父の元を訪れたふたり(実の両親)は強く反対された。
イジュを出産後再び娘だけでも戸籍に居れて欲しいと懇願する母に対して義祖父は暴言を浴びせお金を渡して帰らせたのだった。
その後母子が住む家が火事に遭いふたり共死亡したと聞かされていたという義祖父。
しかし信頼している巫女に本当の孫が近くに居ると告げられ その時養子に迎えられていたイジュを調べた。
自分の本当の孫であると証明されたのだった。
しかし実父はその事実を未だ知らずにいた。
愛した人と子供は火事で亡くなったと思わされたままだったのだ。
その火事が起こった後に当時秘書をしていた養母ジョンヘと結婚したのだった。
イジュは養父が実の父だと知らされDNA鑑定を依頼した。
父親には内緒で行った。
異母兄は結婚を前提に付き合っているとしてひとりの女性を家族の前で紹介した。
なんとその女性とは義妹のユラだったのだ。
ユラは姉のイジュに対抗心を持ちまたドグクを奪われた恨みもあって兄のジョンウクに近づいたのだ。
ジョンウクも彼が副社長として勤めているテジャ建設の経営の為にハンウル金融の融資が必要であり ユラとの結婚を考えた。
ふたりの思惑が一致し婚約者となったのだった。
ですがふたりの結婚は思い通りには運ばず ユラはイジュに関するウソの記事をネットに投稿する事を思いつき知人に実行させた。
またドグクとイジュの結婚が契約である事を証明する書類も知人に発見させた。
しかしそれらは全てユラの仕業だと明らかにされてしまう。
兄のジョンウクは自分自身の不自由になってしまった足の件について 弟から当時の映像がある事を知らされる。
それはジョンウクにとって自分だけが知っているはずの事実だった。
新展開が起こります。
テジャグループの創始者でドグク達の祖母は ドグクに対してテジャへ戻る様に言います。
そしてまたイジュからの助言もありドグクは戻る決心をします。
それは兄にとって後継者争いが難しくなる事でもあったのです。
祖母はふたりを競わせ結果を出した方を後継者にすると言いました。
感想
イジュはDNA鑑定結果を持参し父(養父)の元へ事実を告白する為に向かいました。
体調を崩していた父はイジュの言葉を聞いても信じようとはしませんでした。
それでもイジュの必死に訴える姿に揺れるのですね。
実は父が体調を悪くしていたのは養母の仕業だったのです。
いつも欠かさず飲んでいた薬は高血圧の父には危険を伴う成分が含まれていて 徐々に体を蝕んでいたのです。
それを故意に使用して夫の死を待ち望んでいたのが養母だったのですね。
この薬は子供の頃にイジュも飲まされていて意識を失った経験があったのです。
イジュはその薬の件を父に伝えました。
父は 妻が自分の命を狙っているのかと疑い始めます。
それでもまだイジュの言葉を信じる事が出来ずにいる父に対して 彼女は自分の髪の毛を抜き 自分自身で調べてほしいと渡しました。
養母は恐ろしい人でしたね。
イジュが子供の頃 その存在が目障りで 食事の際 料理に薬を入れられ倒れたイジュでしたが 養母はその責任を家政婦に擦り付け追い出したのですね。
その時と同じ薬を今度は夫に飲ませていたのです。
病院で受け取った物だと夫には説明し それを信じていた父でした。
しかし体調は悪くなるばかりでイジュとドグクの結婚式にも参列出来なかったのです。
それもまた養母の計画だったのですね
更に養母の悪事が判明します。
イジュの母親が亡くなったという当時の新聞記事を見ていた彼女は そこに載っていたある男の名前に目が留まりました。
すぐに確認の為当時の家政婦さんに訊ねるのです。
そしてその男が養母と関りがあった事を知るのです。
イジュは当時の火事は放火だったのではないかと思い始めます。
やがてそれは養母ジョンヘの指示でその男が火を放ったという結論に達するのですね。
そんな養母ジョンヘは夫に何の許可も得ず これからは自分がハンウル金融の会長になると言い役員たちの前で堂々と夫の席に座るのです。
そして「夫はもうここには戻れない」と言い放ちました。
ひとりの男が出所しました。
ドグクはその男を利用する為に近づくのです。
その男とは養母ジョンヘと昔付き合っていて そしてあの火事の放火犯だと見られる男でした。
ドグクはお金を渡し協力して欲しいと頼みます。
ジョンヘの会話を録音し彼女の正体を暴くのです。
お金に目のない男は引き受けました。
義妹のユラにも大きな衝撃が襲います。
イジュがハンウルの実の孫で父親の実の娘であると知ります。
認めたくない事実でしたがそんな中ユラは妊娠している事に気づきます。
そしてその父親が婚約者のジョンウクではない様ですね。
きっとセヒョクとの間に出来た子供なのではと思っています。
更にその後起こった最大の衝撃はひとりの男の出現でした。
あの放火犯と思われる男が実は自分の本当の父親だと知ってしまいます。
一気に奈落の底に突き落とされていくユラでした。
イジュは亡くなったと思われていた実母が実は生きていて近くにいた事を知ります。
イジュが通う料理教室の先生だったのですね。
イジュがその事を知ったのはハンウルの株主名簿からでした。
そして腕に火傷の跡があるその女性が実母だと気づいたのです。
養母もその女性の存在に強く驚く事になるのです。
イジュと会っている女性を見て 昔の夫の恋人だとすぐに気づくのです。
生きていた事に衝撃を受けますが 自分の目的達成の為にイジュの存在が邪魔になってくるのですね。
イジュは実の両親を知り ハンウルの孫でありテジャグループの嫁であり自分を憎んでいる。
ユラの立場も危うくそう遠くない日にイジュによって全て台無しにされると恐れるのです。
この時には夫にも家を追い出されていた養母でした。
養母は昔の男にイジュの殺害を依頼しました。
急スピードで明るみになっていく事実でしたね。
養母ジョンヘは欲深いです。
イジュの窮地はいつもドグクが助けてくれますね。
ふたりは結婚しましたがまだ入籍前だったのです。
イグクは全てが終わったら入籍しようと言ってくれました。
もう契約結婚ではありませんね。
しかし 忘れていけないのはこれがタイムスリップした1年前という事です。
事故に遭いベッドで横たわっていたイジュに戻ってしまう日は徐々に迫っていますね。
ふたりの未来はどうなるのでしょうか・・・
そうしてもうひとりキム秘書は養母に対して深い恨みを抱えていました。
まだその中身は明かされていませんが どうも絵画に何かヒントがありそうですね。
残り2話になりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪