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韓国ドラマ「アフリカで生き残る方法」を観て

 
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りこです。 北海道在住 猫好き・ お笑い・韓流ドラマ・ 野球・音楽・散歩・掃除が好きです。
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2013年

配信 全6話(1話 約11分)

MBCドラマフェスティバル2013の作品


簡単あらすじ

女子高生ドユンはいじめに遭っていた。

シャトルとあだ名で呼ばれ それはいじめっ子達のパシリという意味だった。

彼女は言いたい事が言えずに利用されるままだった。

ドユンの両親は彼女が幼い頃に離婚していて その後は父親の元で再婚した継母と義理の弟の4人で暮らしていた。

ドユンの実の母カン・ミンジュはアフリカで国際支援を行う活動家だった。

その彼女が10年振りに帰国し 1ヶ月だけ娘ドユンと暮らしたいと言ってきた。

ドユンは幼い自分を捨てた母を許せずにいた。

しかしミンジュにはどうしても娘と一緒に居たい切実な思いがあった。

そうして母と娘の期間限定の暮らしが始まる事になる。

感想


短い時間と話数でしたが内容が充実していていいドラマだったなぁと思いました。

1ヶ月だけの暮らしには理由がありましたね。

その期間が終わったら母はアフリカへ戻り きっと二度と娘に会うことはないのです。

その覚悟を持って帰国したのですね。

娘ドユンは母親譲りの正義感は持ち合わせている様なのですが 勇気が持てないのと どこか諦めを感じる人でした。

どうせ無理なんだという虚無感があるようなんです。

ですから 母親にはその姿勢が歯痒く映る様です。

母ミンジュは娘がいじめを受けている事に対して ある行動に出るのです。

それは 自分がドユンの母親だとは名乗らずに いじめを止めさせる為 その子達と会い説得するつもりだったのです。

それを聞いたドユンは彼女たちの怖さを母に伝えますが 母は先の事など考えないと言いついに会うのです。

そして 鼻血を出して帰ってきました。

それでも再び会いに出掛ける母でした。


ミンジュが娘ドユンに対して怒りを覚えた出来事がありました。

いじめっ子の対象がドユンから彼女と一番親しい友人へと変わった事実を知った時です。

「友達でしょ なぜ助けないの あなたは卑怯だわ」と娘に言います。

すると娘ドユンは

「なぜ もっとまともに育てなかったの! どうして私を捨てたの!」と気持ちをぶつけました。

母ミンジュは 当時の様子を話しますがドユンには彼女なりの想いがあるのですね。

「どうして10年も会いに来なかったの! 心配じゃなかったの!」と。

そして(いじめの事を)自分にどうしろと言うの?と母に訴えます。

友人をいじめず自分がまたシャトル(パシリ)をやるとでも言えばいいのか!と詰め寄るのです。

母ミンジュは答えました

「その方がましよ。少なくとも自分を恥じたりしない」と。

ドユンは母に 自分の味方でいて欲しかったと言います。

うるさい小言を言わずに。

「でも違った 私にはまま母がふたりいるだけだ」

と そう言ったのです。

母は娘に対して 自分自身に後ろめたい気持ちを持たず しっかりと前を向ける生き方をして欲しいと思っていたのでしょうか・・

そしてそれが出来る娘ドユンだと信じたかったのかもしれませんね。

約束の1ヶ月目  母ミンジュはアフリカへと向かうために空港へ来ていました。

母の重大な秘密を知った娘は母に会いに空港へ向かいます。

そしてもう会えないかもしれない事を感じ 母の胸で泣きました。

母は彼女に言いました。

「幸せと再会を願うなら 振り向いちゃダメよ 振り返らないのよ」と

娘はその言葉に頷き背中を向けますが 母はそっと振り返り 涙を拭いました。


母の想いが娘に届く時が来ます。

それは母がアフリカでの支援活動の中で感じた思いを 娘に話したのですがそれが彼女に勇気を与えるきっかけになった様です。

母ミンジュはアフリカで飢餓や病気・戦争で大勢の人が亡くなる。

けれど最も恐れる事はこれらではなく 正しい行いをする勇気を持てずに自分自身を信じられなくなる事なんだと言いました。

愛する人を思う事

自信を失わない事

アフリカだけではなくこれが世の中で生き残る方法だと教えたのです。

娘ドユンは勇気を持っていじめっ子達と向き合いました。

心配する友人に対して「大丈夫!」と。

逃げずにしっかりと前を向いていました。

そして 母ミンジュの命はあと僅かでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました♪

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